たぶち まさふみ オフィシャルブログ

日本消化器内視鏡学会指導医 元東大医学部講師による、医療・政治ブログ

HBV

シカゴDDW2017に参加

 シカゴで開かれているアメリカ消化器病週間に来て 日本では聴けないような技術や研究を勉強しています。今回は内視鏡を始めた長男と一緒に来ています。アメリカでもESDが広く始まっているようですが、時代はESDからEFTR(内視鏡的全層切除術)と動いているようです。

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 アフリカやアジアの開発と途上国では、B型肝炎が、かつての日本のように蔓延しています。B型肝炎ワクチンは織田敏次教授が40年前に開発しました。開発に成功した時の先生の高揚した講義を思い出しました。
 これらの国々のB型肝炎の撲滅に貢献することは日本の責務だと思います。



また、lumen-apposing-stentを用いた、胆のうと小腸、小腸と胃の吻合術はすごいと思いました。

安いコストで高い効果! 2)ウィルス病対策の拡充を <医療制度改善策 3> 

 蔓延するウィルス病の対策は大切である。最近の検査ラボ関係者の話では、現在、東京では、HIV感染者がかなり増えてきているとのこと。先進国の中で、HIV感染者が増えているのは唯一、日本だけ。すると、日本は後進国というわけ? HIVもAIDSが発症してからでは、薬の効果が低くくなり、コストもかかる。HCVと同様である。現行のHIV対策では、感染者が見つかりにくく、見つかっても、感染者本人が逃げ回れば治療できない。だから、ますます、広がる。AIDSが発症するまで、HIV感染者は、一見正常者と同じなのだ。ウィルス感染者は、社会的観点からも、そして、本人の健康のためにも、強制的に治療すべきだ。


 恐ろしい話だが、現行の輸血体制では、輸血血液の中に、HIVの混入のリスクがある。抗体だけで調べている場合、抗体が産生される初感染後3ヶ月前は、HIVがいても、引っかかってこない。正確に行うには、やはり、費用がかかっても、PCRで遺伝子を増幅して、一検体ごと調べるしかあるまい(この辺の事情はHCVもHBVも同じ)。そして、見つかったら、供血者にフィードバックして、一人ずつ治療していくことが大切だろう。目先は赤字になっても、HIV、HCV、HBVの蔓延が抑えられれば、結局は、国民の健康も守られた上に、将来の出費も少なくて済む。

 

 そして、厚生労働省血液課長の責任も問われない。

 

 しかし、そのためには、予算を付けてくれる政治家・政党が必要。こんどの選挙で、これを理解してくれ政党や理性ある政治家が選ばれればよいが、そうでなければ、あなたも「ほうかむり」を決め込むしかないでしょうね。

 

 HBVではワクチン接種の奨励も重要です。

 

クリニックの案内・地図(ポリープ切除付)無痛内視鏡消化管ドック田渕正文院長の履歴

田淵正文院長の業績消化器疾患について超音波による前立腺がん治療:HIFU | E-mail |

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