たぶち まさふみ オフィシャルブログ

日本消化器内視鏡学会指導医 元東大医学部講師による、医療・政治ブログ

田淵正文

アブダビ訪問(2)

 エミレーツパレスホテルに宿泊。総大理石張りの宮殿作りである。6年半前にきたときは日本設計の方に案内されてきたのであるが、その時見た様子となにかちがっていた。部屋に入って、ホテル紹介のビデオを見ていて気がついた。照明が落とされているのである。だから、天井の模様が暗くくすんでしか見えないのだ。6年半前はホテル名に「ケンピンスキー」などとはいっていなかったのに、今は「ケンピンスキー」とはいっている。どうも、経営方針が変わったらしい。
 昔は7つ星といっていたが、今は5つ星 

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 プライベートの砂浜は広大約3-4kmある。ラクダに乗れたり、クルーザーで海遊びもできる。ただ、ヨーロッパとアラブの人以外はあまりお呼びではないらしく、ホテルのプロモーションバングの最後に「ヨーロッパとアラブの方々のために・・」とのコメントが数秒流れる。その経営方針に沿ってかどうかわからないが、139個あるテレビ番組には日本語の番組はなかった。(ちなみに中国語番組と韓国語はあった。)。

 また、テレビ(サムスン)のコントローラー(サードパーティ製?)が粗悪品で、すぐに、バグる。ハウスキーピングを呼ぶとふたを開けて、電池を抜いて初めから、指令2-3回でまたバグる・・・・。また電池を入れなおす。ハウスキーパーによると新しいものに順次変換している最中とのこと・・・・。やっぱり日本人は悪い部屋へか・・・・。

 ただ、この日はアブダビの王族とヨルダンの王族の結婚式のため、イーストウイングがすべて貸切であったとか。運の悪い日にきたものだ。エミレーツパレスホテルはヨーロッパの人が海遊びにくるための海辺の豪華なホテルといったところか、

 プライベートビーチと広い庭だけは、他のホテルには真似のできない素晴らしさがあった。

アブダビ訪問(1)

 レンタカーでアブダビからドバイまで約130km砂漠の道を走った。6年半前に比べて、砂漠の中にぽつぽつと建物が多くなっていた。39度の炎天下で、シェイクザイードビンスルタンモスク(別名シェイクザイードグランドモスク)に立ち寄る。

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 旅行ガイドにはシェイクザイードグランドモスクと書いてあるが、現地のカーナビには前者の名前ではいっているので要注意です。おかげでカーナビのセットに丸1時間もかかってしまいました。セットできた時はモスクまであと10km。シェイクザイードビンスルタンモスクは、大変大きく、世界一の広さを誇るモスクです。6年半前は周りの造りが一部工事中でしたが、今回はもう完全に出来上がっていました。真っ白の大きなモスクが雲ひとつない青い空に突き立っています。
 39度の炎天下に駐車して、黒いアバヤをかぶりモスクの中へ、中央広場を突っ切って靴を履き替え、冷房の利いたモスクへはいる、同行した家族は内装のすばらしさに感動して、「世界でこんなきれいで美しいなところ見たことがない」と何度もコメント。世界一大きな絨毯ペルシャ絨毯、真っ白な天然大理石に施した螺鈿細工、直径10m、高さ15mぐらいのシャンデリア・・・・。

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 6年半を経て、モスクの外は少し埃の付いているところもありました。柱の金が少し彩度を落としている点や螺鈿細工の朱色がやや暗い色になっていました。しかし、モスクの中は、もう何十万回も踏まれているはずの絨毯を始め、すべてが6年半の前と同じでした。

ドバイ訪問

今回、ドバイは3回目。2008年2012年そして今回。
2008年のときは、ブルジュハリファもヘルスケアシティも建設中であった。
ヘルスケアシティの医療モールはあまり伸びていないように見受けられたが、病院は夜、最上階以外の病室のどの窓も明かりがついていて、ほぼ満床の様子。地元に根付いて発展している。
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2012年、ブルジュハリファは出来立てのピカピカだった。今回もピカピカでさらに細かいところまで成熟している。タワーの周りには、建設用のクレーンも林立しさらに発展している。
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北見、網走、知床を見学、武部新先生を表敬訪問。

 研修医をしている長男が、ローテートの一環として、北見の病院にこの一カ月勤務している。その激励も兼ねて、連休を利用して北見を訪問。北見といえば「武部新先生」。後援会事務所を訪問して、情報交換をした。親と子の関係のはなしや、ピロリ菌や大腸がんの話について大いに盛り上がった。(先生は今夜、お通夜に行く予定、お亡くなりになったのは、50歳前後の女性の方・・・)今年は大腸がんに罹患する人は約18万ないし20万人、大腸がんでお亡くなりになる人は約4万ないし4万5千人。(年間の総死亡者数は約120万人・・・)症状の出ないうちに内視鏡検査を受けてポリープを取っておけば、死なずに済んだのに・・・・DSCF7821

西川公也先生 農林水産大臣就任おめでとうございます。

 いろいろとご指導していただいている西川公也先生が、9月3日の内閣改造で、念願の農林水産大臣にご就任なさった。ご就任本当におめでとうございます。
 一週間前の8月27日には、TPPの仕事があって大臣にはなれないとおっしゃっていたが、人事は下駄をはくまでわからないもののようだ。就任2週目にしてやっと10分、時間を取っていただき、後援会の幹部3人と一緒に、大臣室でお会してお祝を述べることができた。きょうも夜の11時まで予定がびっしりで、近く有明湾のギロチンの問題で九州に飛ぶとのこと。この難しい問題の解決策もすらすらと述べておられた。
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ピロリ菌の感染ルートは?

9月3日に市村正親さんの胃がん手術からの復帰会見をうけて、胃がんの予防についてテレビで説明してきましたのは前にも述べたとおりです。その後、見逃してしまったという声が寄せられましたので、先週して非公開の形でyoutubeにアップしました。これまで3000例を越える症例をピロリ菌退治してきましたが、とくに感染ルートについては、なるほどといえる目新しいものです。是非ご覧ください。 http://youtu.be/HCiwBPvDynM 

今日は敬老の日

本日は敬老の日です。常日頃、医師としてご老人の健康管理に努力しているので、私にとっては毎日が敬老の日みたいなものですが、休みをいただいたので一言申し述べたいと思います。「国際的には長寿を実現している日本です。しかし、個別にみると若くして癌で死んだり、身体が不自由になるようなかわいそうな方々も多数いらっしゃいます。医学はこの30年かなり向上しました。癌予防のテクニックも向上しています。あとは、政治が動けば癌の発生数は半減するでしょう。今年、癌になる人は86万人、癌でお亡くなりになる方は36万人と予想されています。癌の治療には毎年10数兆円の費用がかかっています。若い人には比較的縁遠くても、老人にとっては癌は身近な問題です。増大する社会保障費については宮崎謙介先生のおっしゃる通りです。ですから、政治が動いて、医学の成果を社会に還元して癌を減らすことは、国民の福祉の向上には勿論、社会保障費減額のためにも大切ではないでしょうか!」

テレ朝のワイドスクランブルに出演。市村正親さんの胃がんからの復帰会見をうけて、胃がんの予防策について語る。

 今年の日本では、年間13万ないし14万人くらいが胃がんに罹患して、約5万ないし5万5千人が胃がんでお亡くなりになっている。昨日6月3日、有名な俳優、市村正親さん65(篠原涼子さん41のご主人)が胃がん手術からの復帰会見にあたり、胃がんの予防について、話をしてほしいということで、テレ朝のワイドスクランブル(生番組)で胃がん予防の説明をしてきた。キャスタは橋本大二郎さんと局アナの大下さん、秦さん、川村さん。
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 ポイントは、胃がんの原因はピロリ菌であり、ピロリ菌に感染している人は、人生で約12%の確率で胃がんが発生、ピロリ菌に感染していない、もしくは感染したこともない人は、胃がんがほとんど発生しない(0.5%未満)。したがって、ピロリ菌に感染しないことが胃がん予防の決め手。日本人のピロリ菌罹患率は、大まかに言って、(年齢-10)%。
 また、ピロリ菌に感染している人も、ピロリ菌を退治すると、退治して3年後から、胃がんの発生率が、5分の1にへります。ちなみに、お酒を飲んでいるきは3分の1、飲まない時は、10分の1くらいです。ピロリ菌を退治することが、一昨年から健康保険で認められました。
 ピロリ菌は、便の中に出てくると、コッコイド型という形に変形して、半永久的にじっとしています。つまり、種のような状態です。これが胃の中に入ると、再び、ヘリコプターのような形の栄養型に変わって、増殖します。ですから、間違えて、土を口に入れないようにすることが、感染予防のポイントです。
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 感染しているかどうかは、呼気や便、血液検査など胃いろんな方法でわかりますが、内視鏡検査をしてピロリ菌が引き起こす慢性胃炎の程度も判定すれば、保険でピロリ菌退治ができる制度となっています。
 ピロリ菌がご心配な方は、最寄りの内視鏡の上手な消化器内科にご相談ください。もちろん、当院でも対応できます。ご予約は03-3714-0422まで。
 

志帥会夏期研修会に参加 その1 身延山久遠寺

 25日26日と志帥会の夏期研修会に参加。参加者は議員・秘書・事務方・マスコミ、総勢62人。身延山は、東京から結構遠く、バスでまるまる3時間かかった。久遠寺到着とともに望月仁司身延町長に、出迎えてもらった。自民党政権に戻ってから、甲府と清水を結ぶ、中部横断自動車道の予算が年間50億から300億ぐらいに増えて、開通が大幅に早まったことに謝辞を述べておられた。中部横断自動車道はH29に開通する予定だ。開通すれば、地域の観光業や防災(災害時の物資の輸送)に、大いに役立つだろう。
 日蓮宗の総本山久遠寺では、まず、祖師堂に参拝して、日蓮上人ご本尊の御開帳をしていただいた。初めてご拝観させていただいたのであるが、上人様は、大きな頭で、両眼は大きく少し離れ、三日月眉、大きな座りの良いお鼻で、鼻と口の間はやや狭く、口幅は、鼻の幅と同じである。両唇はやや厚い。鎌倉幕府や禅宗の迫害(法難)を受けながらも、元寇を予言し「立正」の信念を貫き通した。参拝後、境内でおみくじを引いたのだが、9月3日の内閣・党改造人事で、幹事長候補と噂されている河村健夫先生にマスコミの注目が集まっていた。夜のTBSのニュースで、河村健夫先生がおみくじを開く様子が放映されていた。
 祖師堂に掲げられている写真の「立正」の文字は、昭和天皇が丘がおしるしになったものだそうだ。がん対策を正すこと、政治を正すこと、「立正」は昔も今も大切だ。 
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内閣府 日本医療研究開発機構担当室 客員調査員任命で懇親会を開きました

8月1日に内閣府独立行政法人 日本医療研究開発機構担当室 客員調査員に任命されて、懇親会を開きました。癌撲滅の会の仲間を中心に12名が忙しいなか、集まってくださいました。寺野彰先輩から、アメリカではNIHに10兆円越えの予算が付いている。日本でもせめて5兆円の予算をだして、医療・健康のための研究・開発を行うべきだ。という意見がありました。ちなみに、今年は、1200億円の予算だったそうです。医療・健康のための研究・開発は次世代のためのよりよい医療と直結しているばかりでなく、産業の一つの柱でもあり、その基盤を整えることは、日本再生のため大変大切だと思います。
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内閣府独立行政法人 日本医療研究開発機構担当室 客員調査員に任命される

 すこし遅くなりましたが、8月1日に内閣府独立行政法人 日本医療研究開発機構担当室 客員調査員に任命されました。拡大内視鏡の開発などが評価されての任命でした。これまでの経験や知識、知恵をいかして、天啓の妙薬や斬新な術式の開発などなどに貢献したいと思います。微力ながら、皆様のお役に立ちたいと思います。どうぞ、ご支援ご協力ご提案のほど、よろしくお願い申し上げます。
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ちなみに 安倍晋三総理大臣が外遊で留守でしたので、菅官房長官の名前での任命でした。

本日放映のNHK杯戦、阿久津八段、増田六段の勝負手に受け違えて、頓死

 問題の局面は以下の図面である。6六の歩を突き出して、王手をしたところだ。さて、後手の最善手は?

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 実戦は同桂と間違えたために、7五角、同玉、7六歩、6四玉、7五金、5四玉、5二竜まで、後手玉は頓死して、先手の勝ちとなった。
 局後の感想戦で、阿久津八段は「ここで玉がよっていれば勝っていた」とつぶやいていたが、それは、8五角、同桂、7二竜、7三歩、7五歩、8四玉、7四金、同歩、同竜、9五玉、9六歩で詰みだ。その他の変化もあるが、すべてきれいに詰み上がる。阿久津八段は感想戦でも間違えていた。
 正解は6五同飛車。同桂なら、7八銀成、同玉、7七金、同玉、6五桂から先手玉が詰む。8六角と王手しながら、7七の地点を守っても、7五銀と合駒して、6五桂に8六銀で後手の手勝。増田六段の勝負手ラッシュに阿久津八段の思考回路が破壊されたようである。
 阿久津八段は大酒飲みとのうわさだが、酒を飲みすぎるとガンになりやすくなるだけでなく、脳も弱くなります。体調管理は勝負の基本・・・・。ちなみに、コンピューター将棋(激指)は、6五飛車と正解でした。

岡山コンベンションセンターで講演会を開催 みっちり2時間ガン撲滅の話をしました

   昨日の岡山コンベンションセンターで開催した「ガンで死なないために」という講演会に、250名もの多くの皆様に集まっていただき、心より御礼申し上げます。
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 今後とも、がん撲滅に向けて、ご支援ご協力お願い申し上げます。みっちり二時間話し続けましたが、ほぼ全員の方が最後まで熱心に聞いてくださいました。テーマの重みを改めて認識しました。拙書「私は「ガンで亡くなる方の2人に1人は救えた!」と考えています」も随分売れました。
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 今後もガンで死ぬ人を一人でも少なくするように頑張ります。

明日の講演会の内容を紹介します。

  明日 午後2:00から 岡山コンベンションセンターで「ガンで死なないために」という題目で
講演会を開きます。日本のガンの現況を踏まえて、政府や個人はそれぞれの立場で
いかなる対策を取るべきかについて、お話をしたいと思います。
入場無料です。
参加ご希望の方は、
info@tabuchimasafumi.com まで、氏名、住所、電話番号、託児希望の有無をかいて
お申し込みください。

みなさま、空席が70席ほどありますのでぜひお越しください。当日受付もしています。

講演内容

1)自己紹介
2)日本における癌の現況
3)がんの本態
4)がん発生の原因
 (生活習慣(飲酒、喫煙)、感染症(ピロリ菌、肝炎ウィルス、パピローマウィルス)、化学物質、放射線被曝・・)
5)がん検診の限界と問題点
 (バリウム検診、便潜血反応、CT検診、PET-CT検診・・・)
6)がん治療の最近の進歩。
  (新規抗がん剤(対悪性黒色腫)や、新しい手術法(HIFU対前立腺癌)、放射線療法(3D,4D)などについて)
7)癌予防策と癌予防法の進歩 
 (ピロリ菌除菌、大腸ポリープ切除、膵臓癌予防薬・・・)
8)癌と社会(国家財政、日本経済、国民保険、家計とのかかわりについて)
9)これからの日本政府のがん対策

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わくわくしたのになんだか残念。「STAP細胞はありません」

  下記のごとく、各社マスコミが一斉に報じている内容は、理研の小保方さんの論文の中のSTAP細胞はES細胞だったということである。報道の内容から判断すると、理研の小保方さんの「玉」は詰み上がったようだ。遺伝子を解析しているので、おそらく、どの系統のどのマウスの細胞かも同定できているのであろう。

  ただ、ちょっと不思議なのは、STAP細胞の遺伝子データを公表した過程だ。もし、ねつ造を意図していたのなら、遺伝子データも捏造したはずである。どのような手順で誰が遺伝子データを公表したのか知りたいところだ。もう少し、詳しく報道してほしい。

  さて、一連の騒動から想像されるのは、「STAP細胞はありません」ということだ。小保方さんや理研が、自分たちの名誉と地位をかけて、これだけ、追い求めても、見つからないであるから、多分、ないのであろう。

 わくわくしたのに、なんだか残念である。

  胃潰瘍の治癒過程では、骨髄由来の幹細胞が治癒に動員されることが知られている。細胞が酸や機械的なストレスうけると、その細胞自身が脱分化して幹細胞になるのではなく、何か幹細胞に関連した因子、(たとえば、眠っている幹細胞を活性化させる因子や流血中の幹細胞を呼び寄せる因子)を出すのだろう。


STAP、ES細胞が混入か 染色体異常、研究員が指摘

朝日新聞デジタル 6月12日(木)21時4分配信

 理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーらがつくったとしているSTAP細胞について、理研統合生命医科学研究センター(横浜市)の遠藤高帆・上級研究員らが、別の万能細胞(ES細胞)だった疑いを指摘していることがわかった。理研改革委員会は会見で、STAP細胞はES細胞の可能性があるとの見方を示した。

 改革委の提言書には、遠藤氏らから聞き取った内容を記載。それによると、遠藤氏らがSTAP細胞として公表されている遺伝子データを解析したところ、8番目の染色体が3本ある「トリソミー」という異常があった。

   STAP細胞論文では、生後1週間のマウスからSTAP細胞をつくったとしているが、この異常があると通常生まれることができない。ES細胞を培養したときに、この異常が生じることが知られているという。

 また、STAP細胞からつくったとされる細胞も、同様の解析で、ES細胞などを混ぜたものの可能性が高いという。

 委員の塩見美喜子・東京大教授は「この結果は信憑(しんぴょう)性が高い。STAP細胞は、マウスからとってつくったのではなく、どこからか(ES細胞を)持ってきたのではないか」と述べた。

 東京大の菅野純夫教授(ゲノム制御医科学)は「意図的な混入の可能性が高いのではないか」と話している。

朝日新聞社

STAP論文で今度は「ES細胞の可能性」 ますます窮地に追い込まれる小保方氏

J-CASTニュース 6月12日(木)18時34分配信
理化学研究所の小保方晴子氏が論文で「STAP細胞」と発表したものは、そもそも違う細胞だったのではないか――。理研の研究員による解析から、このような疑義が浮かび上がってきたという。
   事実だとすれば、「STAP細胞はあります」と断言していた主張が根底から崩れ、小保方氏は絶体絶命となるだろう。

■「生きたマウス」には見られない染色体異常

 STAP細胞についてインターネット上に公開されている遺伝子データを解析したのは、理研上級研究員の遠藤高帆氏らのグループと東京大学の研究グループだ。2014年6月11日付の「日経サイエンス」電子版号外ほか複数の報道によると、データ解析により、ほぼすべての細胞に8番染色体が通常より1本多く3本ある「トリソミー」という異常があることが判明したという。

 問題は、8番染色体がトリソミーのマウスは胎児のうちに死亡し、生まれることがない点だ。小保方氏は論文で、生後1週間のマウスから取り出した細胞を酸性の溶液につけてSTAP細胞を作製したとしている。こうなると、分析結果と論文の内容は矛盾することとなる。

 気になるのは、「STAP細胞」とされたものの正体だ。可能性が高いのが、ES細胞(胚性幹細胞)だという。「8番トリソミー」は、実験に使うために培養されているES細胞の2~3割に見られる、「よくある事象」(日経サイエンスの記事)だそうだ。

 小保方氏は4月9日の会見で、報道陣から「STAP細胞はES細胞ではないかとの指摘もあるが」と問われ、研究期間中に実験室でES細胞は培養していなかったと否定した。だが今回の解析からは、小保方氏が示した作製法に沿うと、実験に使ったはずの「生きたマウス」には見られない染色体異常が起きていたことになる。どうやって細胞をつくったのか、謎が深まる。

 STAP細胞の遺伝子については、共同研究者の若山照彦・山梨大教授が3月の時点で疑問を提示していた。若山氏は小保方氏に、「129系統」というマウスを使ったSTAP細胞作製を依頼したが、その後渡された2種類の細胞を分析したところ、実際は「B6」「F1」という別の種類のマウス由来だったという。6月3日付の毎日新聞は、「これらの系統はES細胞の作製によく使われるため、ES細胞が混入した可能性が指摘されていた」と説明している。小保方氏は4月の会見の席上でこの点を問われたが、「若山先生と直接話していない」として回答を避けた。

将棋の解説

  一昨日のNHK杯渡辺大夢四段対藤井猛九段の将棋の局面で、「ちょっと解説を」という声がありましたので、解説を加えます。
 実戦は、63銀成、73金、72銀打、同金、同成銀、52玉、34角、43香 (図面)と進行したのですが、もしここで、72の銀が成っていなければ、63の逃げ道をふさいでいるので、44桂、62玉、63金で詰むというものです。これが、63銀成らずの心です。

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 72銀成らずに対して52玉とかわすところで、同玉ならば、74竜、73金、63金、82玉、73金、同桂、71角以下詰みです。また、52玉、34角に対して43銀合と32に効かして合駒しても、同角成、同玉、44歩、同玉、36桂以下ぴったり詰みます。銀が成れば何かの時に香車をとれると判断しての銀成りだったかと思いますが、銀ならずで有効な受けはなく、先手の勝ちでした。渡辺大夢4段、惜しい一局でした。

6月15日(日)に岡山コンベンションセンターで講演会を開催します。

 来る6月15日PM2:00からPM4:00まで、岡山コンベンションセンターで、がん撲滅の会主催で、一般向けに「ガンで死なないために」という講演会を開催することになりました。がんに関する最新の予防法や治療法をご紹介し、がんになりにくい暮らし方について、お話します。お時間のある方は、ぜひお越しください。申し込みは、下記の画像をダウンロードしてFAXするか、もしくは、info@ganbokumetsu.com へ必要事項(氏名、住所、電話番号、託児所の利用希望の有無)を記載してメールしてください。
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昨日のNHK杯戦、6三銀成らずなら渡辺大夢四段の勝ちでは?

 昨日のNHK杯戦、渡辺大夢4段と藤井猛九段は面白かった。必敗の形勢から、先手の渡辺四段が盛り返して、終盤はぎりぎりの形勢となった。図で6三銀成りとして結局、先手の渡辺四段が負けたのであるが、6三銀成らずなら、わずかに先手が勝っていたのでは?!
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鈴木誠先生の桜木町オーシャンクリニックの顧問に就任

本年5月末、2006年以来、HIFUをはじめ、いろいろと協力し合っていた同期の鈴木誠先生の桜木町オーシャンクリニックの顧問に就任した。直腸の粘膜に問題があると、HIFUは難しい。前立腺がんの方はガンになりやすく大腸腺腫のない人はいない。先生のクリニックに、ますます貢献していきたいと思っています。
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シカゴDDW2014 トピック C型肝炎完全克服!?

 1年前、同級生の肝臓内科の持田教授のぼやき「もうすぐ、C型肝炎の治療にインターフェロンは必要なくなる。内服だけでC型肝炎は治せるようになった。専門家はいらなくなって、誰でも簡単に治せるようになり、C型肝炎ウィルスと一緒に肝臓の専門医も消えてしまうだろう。」を聞いて以来、「どういうことかな」とずっと疑問に思っていた。
 ついに「これか」というデータが、シカゴDDW2014で発表されていた。この治療法の治癒率はなんと95%-100%!しかも内服のみ。大した副作用もないという。Ledipasvir と Sofosbuvir の2薬を3カ月~6カ月間続けて飲むという治療法である。開発した製薬会社abbvieに聞くと、アメリカでもまた発売されておらず、フェイズ3が終わったという段階で、アメリカではこの秋に発売される予定とのこと。肝硬変の有無にかかわらず、6カ月飲めば100%のウィルス消失というのは驚愕のデータである。
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 C型肝炎患者には大変な福音である。日本での保険承認と発売はいつになるのだろうか?合理的な薬価の設定と迅速な対応が必要とされるであろう。C型肝炎ウィルスは予防接種で広まった経緯もあり、国はしっかりと予算をとって、日本からC型肝炎を完全に撲滅したいところだ。
 私が大学を卒業した30年前、アメリカでAIDSがちょうど認知され始めたころであった。その原因と治療薬を求めて、アメリカの製薬・医学界は原因の究明に乗り出し、AIDSが一種のRNAウィルス(HIV3)により起こることが判明。その薬の開発過程に成功して、その勢いのなかで、同じRNAウィルスであるHCVの薬の開発にも成功したということである。抗TNFα抗体といい、このくすりといい、アメリカは強い。日本は1兆6000億の輸入額である。いいものやいいひとの足を、「ねたみ」や「そねみ」で引っ張り続ければ、日本は国際競争を負け続け、国力がますますそがれていくであろう。

 
 
 
 

シカゴDDW2014に参加 開催第一日目

 パスパートをなくしたのは、人生で初めての経験だ。次に使うのは、帰国の時で、まだ5日ほどのゆとりがある。しかし、心配。昨日電話では「ない」と言っていたけれど、今日は、学会場と隣のホテルに探しに行ってみよう。
 午前中は、午前8:00のセッションglue therapy(接着療法)と、午前10:30からはmanaging fistula and perforation(漏孔、穿孔の管理)のおさらいに参加。はじめは、ヒストアクリルによる胃静脈瘤や食道静脈瘤の治療についての話。 あとは、1999年のフロリダのDDWで私が発表した、クリップによる孔の塞ぐ技術は、今や基本の技術として世界中で行われている。それでも閉じないような時はどうするか、たとえば、オランダのポールフォッケンスが開発したOTSC(over the scope clip)は?とかという議論。ちなみに、OTSCは日本でも使えるようになったらしい。 
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 お昼、まず隣のホテルのレストランに行き、パスポートを尋ねたら、ホテルのフロントに行ってくれという。フロントに行って(lost and found)に登録した。
 次に、学会上のレジストレーションにいったら、受付さんが運よく昨日と同じコーカサス風(=白人)のおばさん。「パスポート、忘れた人いたわね、学会上の(lost and found)に届けておきましたよ」 といって30mぐらい離れているところを指さしてくれた。
 いくと、入口に肝硬変ぽい痩せておなかの出たアフリカ風のおばさんがいて、入ってはいけないという。lost and found に来たのだと言ったが、それなら、50m先に見える電話機で3060に電話をしろという。そこで、言うとおりにしたところ、電話に出たおじさんは「パスポートなんて届いていない」とのコメント。
  なんかおかしい。そういえば、肝硬変ぽい痩せたアフリカ風のおばさんは、いじわるな顔をしていた。レジスターのコーカサス風(=白人)のおばさんは、実直そうな感じ。そこで、もう一度、コーカサス風(=白人)のおばさんの指示したところにいったら、わずか3-4分のうちに入口に立つ人が変っていて、今度は、入口にスペイン風のお兄さん。lost and found はここか?ときいたら「そうだ」と言って、通してくれた。
 はいってみると、今度は別の太ったアフリカ風のおばさんが3人ほどいた。忘れ物があるので来たと言ったら、「今は係りの人がいないので、あとで来てくれ」と取り合ってくれない。おかしい。3人もいるのに係りがいないなんて・・・。立ち去らずに、「じゃあここでしばらく待つ」といったら、「なにをなくしたのか」と尋ねてきた。「パスポート」と答えたら、表情がさっと変わり、「この箱の一番上の引き出しにある」といって、係りの人はいないといったアフリカ風の太ったおばさん が、自分でパスポートをとりだした。
 あった!「これです。」、アフリカ風の太った係員ではないと自分で言っていたおばさんは、あなたの名前は?、誕生日は?とか言い始めた。あなたがこのパスポートのほんとの持ち主かどうかどうやって証明するのか?と質問。私が写真のついたページをひらくと、やっと納得。持っていっていいという。「何か受け取りのサインは必要ないのか」というと「いらない」
 あってよかった。  それにしても アフリカ風のおばさんたちは、ひねている。意地悪の人が多いのかな??
  

シカゴDDW2014に参加 開催前日トラブル発生

 2014年5月3日から5月6日まで、シカゴでアメリカ消化器病週間(DDW2014)が開催される。子供2人とスタッフ1人との4人旅行である。本日オヘア国際空港に朝の8時20分に到着。寒い。最高温度が8度で最低温度が2度。風も強く、10-15m/sぐらいで、5月で日差しは結構強いのに、本当に寒い。東京の真冬並みの寒さである。スウェーデン製のフード付き防寒具ダウンジャケットを持ってきておいて本当によかった。地元の人も五月にしては大変寒く、珍しいと言っていた。シカゴでのDDWは3回目であるが、過去に2回は5月下旬だったせいか、さわやかで、初夏でちょっと汗ばむくらいのだったのに、今回はまるで違う。
 ハーツレンタカーを借りて、当日のレジストレーションは込み合うので、前日にしてしまおうと、学会の開催されるマコーミックプレイスへ向かう。空港とシカゴを結ぶ高速は結構渋滞していた。以前は結構空いていたから、シカゴの経済は好転しているのであろう。
 学会場に着いたら12:00からという。隣接するホテルでブランチを食べようとしたら、11:00からと言われて、ロビーでしばらく待った。結局、ゆっくりとブランチを食べてから、レジストレーションした。一番乗りだったみたいで、学会場は閑散としていた。
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 リバーノースのトランプホテルにチャックインしようとして、トラブル発生に気づく。パスポートがない!オヘアを出るときは間違いなくあったのだが・・・・。
 空港、レンタカー、隣接のホテル、学会場のに電話で(lost and found)に問い合わせたが、いずれも、パスポートは届けられていないとの返事。さあどうしよう。レンタカーのところがあやしいと思い、午後の予定をキャンセルして、渋滞の中、もう一度飛行場へいったが、見つからない。領事館にいって、帰国のための書類を申請するしかないか・・・・
 
  

第100回日本消化器病学会 cold polypectomy vs hot polypectomy

  4月23日から26日まで、東京有楽町の国際フォーラムで第100回の消化器病学会が開かれた。会長は日本医大の消化器内科の坂本教授であった。教授とは、教授が神戸大学にいらっしゃった25年前、私が神戸に講演に行った時からの知り合いで、研究会や学会でおはなしする機会も多い。第100回と節目の学会の学会長に決まった時は、「常岡健二先生(坂本先生の2代前の日本医大の教授)が第70回の会長であったので、何か因縁を感じる。」とおっしゃっていた。また、一カ月ぐらい前には、「学会の展示の費用について、見積もりが急に上がったんあけど、変だと思わない・・・・」とかと運営の愚痴を洩らされていた。
  第100回を記念して、歴代の学会長の写真を回廊に並べていた。私の恩師の一人である寺野彰先生のさらに恩師の常岡健二先生の写真も第70回のところにちゃんとあった。

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 ところで、ボストンサイエンティフィック社が、切除用の内視鏡鉗子を売り出したと言って、ランチョンセミナーを開いていた。なんだなんだと聴いていたところ、鉗子でもスネアでも、通電せず(cold=without electoric current)に、大腸ポリープを取ったほうが、後出血しにくいらしい(講演の症例数が小さいため、「らしい」という表現)という内容であった。よくよく聞いていると、これは最近イタリアの人が提唱し始めたことであるという。
 そこで、ちょっと待った。私より若い方々はよく知らないのであろうが、実は、内視鏡の創世記、つまり、常岡先生が現役のころ、なにをなさったかといえば、常岡先生は世界で初めて、スネアを開発なさったのである。(スネアが開発されていなければ、大腸のポリープや癌を取りまくる私の当時の数々の業績はなかった。私は常岡先生の業績と人柄に感謝と尊敬の念を厚くして、晩年の常岡先生を私のクリニックの顧問にお迎えしていた。)
 常岡先生が開発したころ、スネアは高周波を通電せずに機械的に病変を拘断していた。つまり、cold polypectomyである。小さなポリープも鉗子で切除するという研究もおこなわれていた。そこに、高周波の技術(hot biopsy)を世界で初めて導入したのが、長年、内視鏡学会の理事長を務めた丹羽寛文先生である。
 日本消化器病学会や日本内視鏡学会も大昔の論文は、ネットに載っていない。私が学会で大活躍していた1990年代のことも、ネットには載っていないのだから、さらに、その前のことになると、なおさらのことだ。ネット検索だけで、文献検索は十分ではないのである。ちなみに、常岡健二先生は昭和17年東大卒、丹羽先生は昭和29年東大卒である。これから、コールド(機械的切除)かホット(高周波による熱切断)かという議論が、しばらく学会で続くであろうが、1960年から1980年中盤までの学会誌なども参考にする必要があろう。
 cold polypectomy病変切除法は、イタリアの人が初めて提唱したことではないのである。

 ちなみに、私は、大昔の議論を思い出して、2003年から、cold polypectomyも併用する戦略を採用している。たしかに後出血はほとんどなくなった。対象は10数万個の臨床試験であり、こんなに騒がれるなら、近いうちに集計にして発表しなければならないであろう。

 ERCPを開発したのは、大井先生。大腸内視鏡を盲腸まで世界で初めて挿入したのは、長廻先生。
拡大内視鏡を日常臨床に世界で初めて導入したのは私、田淵である。

 

スキルス胃がんにならないために「ピロリ菌チェック」をしましょう

 

厚生労働省の統計によると、2012年、日本人の平均寿命は女性が86.41歳、男性が79.94歳である。こんな日本において、60才台での死亡は、早死にと言わざるをえない。yjimagesakuma_images   

 最近、音楽プロデューサーの佐久間正英さん(享年61)が今年の1月16日に、俳優の蟹江敬三さん(享年69)が今年の3月30日に、お亡くなりになった。ともにスキルス胃がんであった。お二人とも、すばらしい才能で、スキルス胃がんにならなければ、まだまだ大活躍が続いていたと思われる。誠に惜しい。

さて、胃癌の方でピロリ菌に感染していない人は、ほとんどいない。さらに、スキルス胃癌にかぎると、ピロリ菌に感染していない人は、まったくいない。つまり、ピロリ菌にかかっていなければスキルス胃がんにはならないのである。10年前に、ピロリ菌をあらかじめ退治しておけば、彼らも死ななくて済んだのである。
 ピロリ菌をチェックしていない方は最寄りのよく勉強している消化器の先生に相談してみてください。もちろん私のところ(中目黒消化器クリニック)でもチェックしています。血液検査では約90%の正確さで判定がつきます。呼気でも、検便でもチェックできます。(費用と正確さでは検便がお勧め)

蟹江さんや佐久間さんのように胃癌で死ぬことがないようにするには、個人のレベルでは、ピロリ菌チェックの検診を受けるなりして、自分で自分を守らなければならないが、社会的には、ピロリ菌退治の体制を国をあげて早急に構築する必要がある。


目黒川沿いの桜咲く

 今年は、3月の半ばまで寒かったので、どうなるかと心配していたが
ここ4-5日の温かさで、例年通り、目黒川沿いの桜が咲いた。
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 中目黒から大橋方面の目黒川沿いの見ごろは、午前中、日光が川に沿ってまっすぐ
差し込む時間帯だ。さっき、見たら、もう7分咲き。 幹から花が咲いているのもあって、
「こんな咲き方もあるんだ」とちょっとびっくり。
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 この週末は花見客で中目黒はにぎやかになりそうだ。
みなさん、アルコール飲みすぎて、急性アルコール中毒や、急性膵炎(劇症になると死ぬこともあります)に
ならないように、注意してください。

劣勢 小保方さん、理研のSTAP幹細胞

 ちょっと前に、このブログでも取り上げたSTAP幹細胞に暗雲が立ち込めている。
ネイチャーにのった小保方さんの論文の通りにしても、STAP幹細胞ができないのだ。
(驚き!)STAPにSTOPがかかった。(冗談を言っている場合か!)

 今日、別件であった同級の北山先生の考えでは、
体内の各所に残っている幹細胞を見ていただけでは
ないかとのこと。でも、NHKの番組で、OCT4が誘導されてくる、細胞培養の
ビデオを見せられると、ストレスで、細胞が幹細胞化しているようにも見える。
本当に、STAP幹細胞現象があるのかどうか、現段階では判然としない。

 ただ、論文の通りにしても同じことが起こらないというのは、ネイチャーもコケにされたものだ。
ボードはカンカンだろう。

 なぜ、こんなことになったのか?

 一つは、理研は一定期間内に実験成果が出ないと、すぐに首切られてしまう組織。
実績のない若い研究者は、いつ首切られるかわからない、恐怖と同居しているらしい。
また、一つは、野心ある科学研究者はオリジナリティを重んじるため、真実の可能性がある
「画期的な概念」を思いついた時は、ちょっと無理して急いで論文にまとめたがる。
こんな背景から、裏を取らずに暴走してしまったのではないかと推測する。

 しかし、論文に書いたことは、特許とならないので、この技術で、会社を興して儲けようと
考えているのなら、キーとなる内容を知っている研究者(共著者の誰か)は、
そのキーとなることを隠すため、今は耐えているのかもしれない。
 
 3-4年もすれば、STAP幹細胞現象の真実が浮き出てくることだろう。

 

 
 

 

シンガポール 3つの驚き

 シンガポールにいって、まず、驚いたのが、あまり暑くないということ。

これは、ここ数年来の37-38度に及ぶ東京の酷暑を経験しているせいだろう。28-30度ぐらいは

ちょっと暑いかなという程度にしか感じない。


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 次に驚いたのが、車の購入費。車を買うには10年の購入権を買ってそれから車本体を買う。狭い町に車があふれて、渋滞になるのを防ぐのが目的。で、購入権はセリできまるしくみ。で、ここ1-2年の購入権の値段は、なんと700万円ぐらいとか。200万円のカローラを買おうと思ったら、全部で900万円必要になるとか・・・・。

 TPPに加入したら、この制度はどうなるのでしょうかね?


 そして、最後に一番驚いたのが、西川TPP対策委員長の知力、胆力、気力、交渉力。保護主義、自由主義、自分主義がうずまく、今回のシンガポールTPP交渉、日米の間で合意できなかった関税分野。着地点を国益にかなうものとするための西川公也先生の知恵と気力と交渉術は、大変勉強になった。今は言えないが、いろいろと仕掛けている。成果やいかに?


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TPP交渉を応援にシンガポールに来ています

 大詰めを迎えているTPP交渉は、22日からシンガポールで開かれている。自由民主党のTPP対策委員長の西川公也先生らと共に、シンガポールに来ている
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 日米の間は甘利経産大臣とフロマン代表の間で会談が数回おこなわれて、甘利大臣が「疲れる交渉」と述べたように厳しい交渉が続いているが、他の国々とは進展を見せている。ある程度の合意の出来たオーストラリアと間に2国間協定が先に進みそうだ。
 多極化が進む世界政治の中で、日本の生き残りをかけた静かな戦いが続いている。
 TPPの初めに提案されていた、医師や看護師、弁護士、会計士、税理士などの資格の相互承認や医療制度の統一化のはなしは、最終段階を迎えた今、消えている。
 ところで、シンガポールは13年ぶりで、セントーサ島はカジノとかユニバーサルスタジオとかができて、にぎやかになっていた。話題のマリナベイサンズホテル周辺では、10月にフォーミュラワンが行われるらしい。
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デイリースポーツ新聞に「私はがんで亡くなった方の2人に1人は救えた!と考えています。」の書評が載りました


 きのう、阪神ファンの患者さんが受診したときに、「先生の書いた「私はがんで亡くなった方の2人に1人は救えた!と考えています。」の書評が、デイリースポーツに載っていましたよ。」といって新聞を持ってきてくださいました。2014年2月14日バレンタイデイの新聞でした。ありがとうございます。
 自分で言うのも気が引けますが、読んだ皆さんは、「読みやすい」「ためになった」などと感想をいってくださいます。みなさん、がん撲滅の基礎知識として、是非、読んでみてください。

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20140214書評デイリースポーツ



























 「私はがんで亡くなった方の2人に1人は救えた!と考えています。」の書評が載った2014年2月14日の新聞



福島原発事故による「がん発生」について (第10回日本消化管学会 in 福島) 

 バレンタインデイの2月14日から2日間、第10回日本消化管学会が福島で開催されている。関東は、本州南岸をゆっくりと通過する低気圧のため、大雪が降るなか、8:00に、中目黒を出発して、10:33に新幹線で福島についた。
 福島駅の周りは、空き地が目立つ。
 午後4:00から、「福島原発事故と健康リスク管理」(山下俊一長崎大学副学長の講演」を聞いた。
私か注目したのは次の3点である。
1)放射性ヨード( I )による甲状腺癌の発生
2)放射性セシウム(Cs)による今後の癌発生
3)福島でつくった食材の放射線レベルについて

1)子供の全県調査を行い、見つかって「甲状腺がん」は、平成23年度14人、平成24年度20人、
平成25年度(現在進行形)で1人であった。
 チェルノブイリ事故で発生した子供の甲状腺がんは約5000人なので、約140分の1のレベルだ。
ただ、山下先生は、この程度の数字は、スクリーニングバイアスではないかと見解を述べておられたが、今年度の数字が低いので、事故による発癌だった可能性も否定できない。
 スクリーニングバイアスであったか、それとも、原発事故による発癌であったかは、同じ基準で同じ調査を続ければ、今後結論が出るであろう。ただし、放射性ヨードの半減期が短いことを考えると、ピークが去ったことは間違いないであろう。

2「放射性セシウムによる内部被ばくの増加は、自然界に存在する放射性カリウム(カリウム40)の100分の1程度だった。したがって、放射性セシウムによる内部被ばくによるガンの増加は、ほとんどないだろうと予想される。現に、もっと多くの放射性セシウムがばら撒かれた、チェルノブイリ事故でも、がんの増加は今のところない。」そうである。
 (セシウムはナトリウムやカリウムと同じ一価の陽イオンになりやすい金属元素で、生体内の動態はカリウムとほぼ同等である)

3)いろんな対策をとり、全例調査により、国際的な放射能の基準をクリアとしている。放射能を理由にした、中国や韓国の輸入規制は理由のないことだ。

消費増税3%で、医療機関は赤字3500億円ぐらい

 消費増税3%で、医療機関の赤字は総額3500億円。
 ざっと計算してみたところ、再診料を200円上げると、損税(医療機関の消費税のこと、患者からは薬の消費税をもらえず、医薬品問屋へは消費税を払わなくてはならないことから、医療機関の消費税を損税と呼ぶ)をちょうどカバーできるようです。
 この赤字を政府がきちんとカバーするかどうか、「安倍内閣が医療を本当に重視しているか、それとも口先だけなのか、」全国の医療機関は、固唾をのんで、政府の動きを見つめている。
 官僚の諸君、安倍ノミックスの本来の意味合いをしっかり考慮すれば、この損税増加の埋め合わせをどうすればいいか、お分かりのはずですよね・・・・!

福島原発事故の原因


 昨日、銀座の細川さんの演説を聞いていて、ちょっと疑問に思ったことがある。
「福島原発事故の原因がわからないまま、再稼働するなんて言語道断・・・・」
福島原発事故の原因はほんとうに分かっていないのであろうか?

 
 福島原発と同じく、地震と津波に襲われながらも、大事故を起こさなかった原発がある。
女川原発である。なにが女川原発と福島原発の運命を分けたのか?

 東北の電気設備の会社の社長がたまたま、私の患者として、長年、私のクリニックに
通院している。彼に、この疑問を投げかけたところ、答えはすらすらと出てきた。

 原発は電源を喪失すると今回のようなメルトダウンという大事故にまでも結び付く。
電源を喪失しないことが大切なのだが、電源装置というのは重くて地下に置かざるを得ない。
昔、原発を造るにあたって、東北の科学者が、津波の恐れを、東北電力と東京電力に告げた。

 彼曰く、「このくらいの高さ(13m)まで津波が襲ってくる危険性がある。
電源装置が水につかれば大事故を引き起こす。(まさに、今回福島原発で起こったこと)
盛り土をして非常用電源装置を造ってほしい。」と

 さて、東北電力は、その意見をいれて、盛り土をして女川原発を造った。
しかし、東京電力はその意見を無視して、むしろ地盤を切り崩して、福島原発を造った。
それが今回の結果の違いに現れたという。今回の大地震で、女川原発では、地盤沈下を
起こしたため、津波にあとわずか50cmの高さまで迫られたが、あらかじめ、
盛り土をしていたおかげで、浸水せず、わずかに、電源喪失を免れた。
かたや、福島原発は科学者の意見を無視していたため、電源装置が水につかって機能しなくなり、
大事故となった。

 電設会社の社長は一息に説明した。

 科学を無視したこと、これが福島原発事故の本当の原因である。
権力者は、人の世を支配できるため、ときに、自然の法則すら変えられるのだと錯覚する。
昔の東京電力の経営者の方々の不遜な精神構造が、原発事故の本当の原因である。
文系の方々には、自然の法則を尊重してほしいものだ。

 ちなみに、津波の高さを指摘した科学者のお墓には、いまや、感謝の献花、お花が
絶えないそうである。

 

大発見 STAP幹細胞

 万能幹細胞を作る方法として、単純にソウジツ胚の卵細胞から採取する方法(ES細胞)が開発され、次に有名なノーベル賞をもらった山中先生の4種の遺伝子を使うiPS細胞の方法が、発見された。その後、化学物質や3種の遺伝子、2種の遺伝子、その組み合わせなど、いろいろな方法が発表されていたが、臨床で応用できそうな方法が、神戸の理研、弱冠、30歳の若い科学者「小保方晴子先生」「おぼかたはるこ先生」から発表された。
 細胞(ねずみのリンパ球)をPH5.7の溶液で刺激したのち、数日間ACTH培地で培養すると、ES細胞並みの増殖能をもった万能幹細胞(STAP幹細胞)が出来るという。方法としては、簡単で、しかも、Myc遺伝子などのがん遺伝子を入れないので、がん化のリスクも極めて低そうだ。
 各種報道を見ていると、この方法はiPS技術にとって代わることは間違いないと予想される。画期的な大発見である。詳細は、本日、「ネイチャー」電子版で発表されるそうだ。
 ちなみにstapとは、Stimulus Triggered Aquisition of Pluripotency (stem cell)の略である。


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早期胃がん研究会の新年会

 今日は、早期胃がん研究会の勉強会と新年会であった。場所は、東京商工会議所4階ホール。
 初めに、早期胃がん協会の吉田操先生のあいさつがあった。「今年は白壁彦夫先生がお亡くなりになって、はや20年になりました。(壇上の右スライドには白壁先生の50才頃のお顔)。今日は雪が降るとの予想で、大変に心配していたのですが、我々の行いがよいのか、雪は振らずに済みました。・・・・」
 私は晩年の10年しか知らないが、白壁先生の思い出といえば、「食道の早期がんをバリウム二重造影で、どうとらえるか」というテーマを持っていらっしゃったことだ。食道にチューブを入れてバリウム量を調整して、ねかせて、ぐるぐるまわしして、やっとみえるという話をしておられた。
 逆に言うと、それだけのことをしないと、食道早期癌はみつからないということだ。バリウムは食道早期がん発見に無力ということだ。
 ところで、今日は、症例検討は3例だった。
 一例は、大腸がんのtub1とtub2のちがいを拡大観察でわかるという秋田日赤の発表であった。そこまでわかるのかと驚いた。今後の展開が気になるところだ。
 あとは、7階に登って宴会となった。
 先輩の三木先生や昭和の工藤先生、片山先生、広島の田中先生、佐久の小山先生、女子医の中村先生などと会話をした。三木先生はわたしのがん対策の本を読んでくださっていた。小山先生はオリンパスの新型の290・・はいまいちの出来らしく、酷評していた。昔に比べると、オリンパスはよく見えるようになったなーと思っていただけに、自分の思いのレベルを反省した。
 いまや、拡大観察は、勉強会でも、診断の中心であり、もっとよく見たいという気持ちが、小山先生には負けていたようだ。

 

岡山芳泉高校 第1期生の同窓会に参加

DSCF6529 pm2:00頃、羽田から飛行機に乗って、岡山へ。JALの飛行ルートが昨年から変わった。ここ1-2年は富士山の真上をとおるようになったので、富士山がまるで見えない。お正月の富士山を飛行機の上から拝むのも、楽しみの一つだったので、以前のルートに戻ってもらいたいものだ。
 飛行機の出発は10分遅れで、岡山の同窓会場到着は開催のpm5:00に10分遅れた。同期生350人のうち、50名が集合、居酒屋で、座卓で、アットホームな会であった。2次会は田町のスナックへ。みんなで飲んで語って歌って、最後は校歌を歌って楽しいひと時でした。

DSCF6531 5年ぶりの同期会でしたので、見た目の劣化・老化はそれなりにありましたが、やはり、たばことお酒を飲み過ぎの人たちは、そうでない人たちにくらべて、早かったようです。







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 ところで、その席で、婦人科医師のKY女医殿から、子宮頸がんのワクチンの問題が提起された。
詳しくは、次のページで。


出版記念講演会・パーティのお知らせ

 今年も、あと55日。秋も深まって、東京では午後5時でもう暗くなります。朝晩はすっかり冷え込むようになりました。さて、今年8月に「がん撲滅」を目的に出版した、拙書「私は<「癌で亡くなる方の2人に1人は救えた!>と考えています」の出版記念講演会・パーティを開催する運びとなりました。

      
 日時 平成25年12月4日(水)

 17:00より 講演・パネルディスカッション(がん撲滅の会 主催)

 場所 ホテルニューオータニ鶴の間
 講演会参加費 無料
1)講
  「日本のがん患者は1/2にできる!」 

演 者   田淵 正文  中目黒消化器クリニック院長

                            元東京大学医学部腫瘍外科講師

                        専門・消化管内視鏡

2)パネルディスカッション: 

「最新のがん予防・治療法と政策」

      司 会  寺野  彰 獨協学園理事長、日本私立医科大学教会会長

田淵 正文

      演 者  北山丈二  東京大学医学部腫瘍外科准教授

           「フェニックス治療について」

           鈴木 誠  桜木町オーシャンクリニック院長

           「HIFU(ハイフ)治療について」

唐澤克之  東京都立駒込病院放射線科部長

      「最新の放射線治療について」

           岡  明  東京大学医学部小児科教授

           「小児がん治療の現状と問題点」

           他
 近年、日本における新規がん罹患者数は推計年間83万人、死亡者数は年間36万人、多くの人々が苦しんでいる癌を克服することは、急務の国家的課題です。どういう原因で、癌が発生してくるか、どうすれば、癌の発生を防げるか、効果的治療はなにか、がん患者を減らすには、どのような政策をとればよいかなどなどについて、長年の臨床と最新の研究成果をもとに、皆様とともに議論したいと思います。

  発起人(50音順)
岩坪     威  東京都大学院神経病理学教授
江藤   隆史    東京逓信病院皮膚科部長
岡       明    東京大学医学部小児科教授
唐澤  
克之   東京都立駒込病院放射線診療科部長
河村   建夫    衆議院議員

岸本     尚    富士フイルムメディカル株式会社専務取締役
北山   丈二    東京大学医学部腫瘍外科准教授
木村     創    銀座並木通り心療内科内科クリニック院長 
鈴木     誠    桜木町オーシャンクリニック院長
田口   淳一    東京ミッドタウンクリニック院長
田城   孝雄    順天堂大学スポーツ健康科学部客員教授・放送大学教授 
寺野     彰    獨協学園理事長・日本私立医科大学協会会長 
土屋 晋一郎    特定医療法人あかね会理事長
中條   高徳    英霊にこたえる会会長
二階   俊博    衆議院議員
西川   公也    衆議院議員
禰屋   和雄    ねや内科クリニック院長 
林     幹雄    衆議院議員
三上     隆    株式会社エステートジャパン会長 
宮川     清    東京大学大学院疾患生命工学センター放射線分子医学部門教授 
百枝   幹雄    聖路加国際病院副院長・女性総合診療部部長 
安井 潤一郎    たぶちまさふみ後援会会長
湯城   宏悦    山田記念病院外科・墨田区医師会副会長
鷲崎   一成   国際医療福祉大学教授  
   
参加ご希望の方はメール・FAXもしくは電話にて事務局までご連絡ください。




 19:00より パーティ  (主催  自由民主党健康増進支部 共催 たぶちまさふみ後援会)
 場所 ホテルニューオータニ     鶴の間 

 パーティ参加会費 企業団体 20000円
             個人      5000円 
 
  振込先 みずほ銀行 中目黒支店
       普通口座 2109500
       口座名 自由民主党東京都健康増進支部
  

 東京都千代田区紀尾井町4-1
 電話 03-3265-1111

 これを機に、「最新の正しい医学的知識に基づく、効果的がん予防および治療政策を、広く国民に広めていく組織的政治運動」を始めたいと存じますので、皆様の、ご支援とご参加を、伏してお願い申しあげます。

        自由民主党健康増進支部長・中目黒消化器クリニック院長   田淵正文 拝


 事務局 担当 原田・市毛
   〒153-0042 東京都目黒区青葉台1-27-10-3アーベイン青葉台ビル3F
 電話 03-6303-3315
 FAX   03-6303-3344     
 メール info@tabuchimasafumi.com
 

MEJ 新生パーティーに参加

 7:00からホテルニューオータニの曙の間で、MEJもパーティーがあった。6:50ころ到着すると、会場はすでに人で埋め尽くされて、まるで、朝の地下鉄のラッシュ時のよう、事務局の人たち、医療関係の企業の方々と各国大使館関係者、医療関係者、政治家などにくわえて、マスコミも多数取材に訪れていた。1.5m先にだれがいるのかわからないくらい込み合っていた。政治がらみのパーティーはずいぶんと込み合うものだなと妙に感心。政治系のパーティーは早くいって名札を確認するくらいでないとだめよという言っていた奥様に脱帽。
 
 さて、山本事務総長の開会のあいさつの後、田村厚労大臣、茂木経産大臣の挨拶があった。茂木大臣のあいさつの途中に、安倍総理が到着して早速挨拶。
 「・・・・父は膵臓がんで死んだが、聞くと膵臓がんは遺伝するらしい。膵臓がんの治療に力を入れてほしい。母は、84歳であるが、選挙のたびに若返っています。・・・・・」

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 確かに、膵ー胆管系のがんは、ここ10年うなぎ上りの増え方で、ここ数年は、膵臓がんで、年約3万人、胆管系がんで2万人が死んでいる。胃癌約5万人、大腸がん約4万人の死亡者数であるから、確かに、膵胆管系のがんの予防や治療にも、画期的な解決策がほしいところだ。
 
 私としては、膵臓がんのがん遺伝子の突然変異のパターンから、COX2阻害剤の投与が膵臓がんの予防に有効なのではないかと思っている。米国で治験が進行中でその結果に興味津々のところであるが、私のクリニックでは安倍総理のような家族歴のある人や、慢性膵炎や膵嚢胞のあるハイリスク患者に、もう10年位前から、COX2阻害剤を自由診療で使っている。たしかに、その人たちの中で、新たに膵臓がんになった人はいない。

 安倍総理と企業関係者や大使館関係者との撮影が終わり、安倍総理が退席すると、人が半分くらい減って身動き可能となった。赤いジャケットがお似合いの丸川厚労副大臣やたどたどしい日本語を話すトルコ大使館の人、癌研の前総長、武藤徹一郎先生などと名刺交換をして会場を後にした。  
 

がん予防と株価の行方 揺れる「安倍ノミックス」  潜む 消費税引き上げと景気回復の問題

 

 「がん予防と株価は密接に関連している。」唐突に聞こえるかもしれないが、長年、がん予防の仕事をしていて痛切に感じたことだ。

 お金がなくなると、当たり前だが、将来の病気に備えて、検査しようとする人は減るのである。1997年、消費税3%から5%に上がり、経済が先折れして、1998年、山一証券会社が倒れた。どの企業の保険組合もがん予防で大腸内視鏡を行うゆとりはなくなり、当時、広まりつつあった「大腸癌予防には大腸内視鏡検査」の流れがとまり、「大腸癌予防は便潜血だけでいい」という方向に保険組合は流れた。とある保険組合の事務長から、「これからは、大腸内視鏡で検診して、ポリープを取るのは役員だけにしてください。一般社員は内視鏡検診は不要です。」と言われたのもそのころである。

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2012年6月から2013年6月12日までの日経平均株価の推移


 5月23日を境にして、上昇を続けていた株価が一気に下落した。16000円前後から13000円前後に一気に下がった。(ここ数日の流れをみると13000円前後で下げ止まりそうであるが・・・)「安倍首相の発表した第3の矢が経済に与える影響がたいしたことがない。」という海外の投資家の判断と言われたが、勿論それもあったが、テクニカル的にこの辺で利益確定すべきという「コンピュータープログラム」の判断が、重なったためと思われる。問題は、どんなパラメーターがコンピューターに入れられているかということである。「来年3月、消費税が5%から8%に上がる」というのが、そろそろ、織り込まれてきたのではあるまいか? 来年になれば、消費税が上がり、景気回復が腰折れになるという判断が海外の投資家のコンピュータープログラムに入っているに違いない。

 「消費税引き上げ」と「景気回復ムードの維持」。何をどう考えてどうするか、深い洞察力を必要とする政治的局面が目の前に突き付けられたようだ。

クリニックの案内・地図(ポリープ切除付)無痛内視鏡消化管ドック田渕正文院長の履歴

田淵正文院長の業績消化器疾患について超音波による前立腺がん治療 | E-mail |

中目黒消化器クリニックの第2ホームページ| 職員募集| 20130529日本がん撲滅トラサイ宣言

 

大輪朝顔が育つ

 

自民党からもらった大輪朝顔の種を5月10日に種播きをした。その朝顔が芽を出して、朝顔が育ってきた。7月21日の参議院議員選挙のころには花を咲かせるだろうか?

 ちなみに、種をまいて、芽を出すのは10個中3個ぐらいだった。不妊症に悩むカップルも10%ぐらい、妊娠が成立してもいろんな事情でおろす命が約50万/年(妊娠の約3割)(表の発表は30万人・・・・・)。人も植物も命をつなぐ難しさは同じかと妙に感心した。
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クリニックの案内・地図(ポリープ切除付)無痛内視鏡消化管ドック田渕正文院長の履歴

田淵正文院長の業績消化器疾患について超音波による前立腺がん治療:HIFU | E-mail |

中目黒消化器クリニックの第2ホームページ| 職員募集| 20130529日本がん撲滅トラサイ宣言



第20回 UEGW(アムステルダム)に参加 

 今回のUEGWは、消化管の内視鏡の分野では、日本勢の大活躍であった。ESDをはじめとした内視鏡治療技術と、拡大観察とIEE(NBI)を中心とした診断技術の教育の場といっても過言ではなかった。ヨーロッパが日本を上回っていたのは、confocal endoscopy の分野ぐらいであった。


 しかし、2003年に開発されて、かつて一世を風靡したダブルバルーンの話はすでになく、医療は日進月歩であることを再認識させられた。中国や韓国の先生方からも未来のありそうな発表があった。ヨーロッパの人々も優秀な人々なので、今回の教育内容に、4-5年で追い付いてくるであろう。日本勢も一層の研鑽して真に患者を救う技術を開発して、知識と知恵を積み重ねていかねばならない。



 アムステルダムの町は、ドバイと比べると、たばこ臭く、麻薬臭く、薄汚くいやな感じであるが、人は多く、栄光と衰退を繰り返したポテンシャルのある町だった。しかし、水路の水位は高く、北海とは大きな堤防で隔離されているとはいえ、今や海抜ー7mなのだそうだ。


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日本癌学会学術総会 札幌で開催される 

 学会に参加するときは、クリニックを休んでしまうので、前後は忙しくなる。20日からの参加予定であったので、少しでも緩和しようと、19日は水曜日であったが、振り替えでクリニックを開いたところ、なぜか、新患も急患も多く、加えて、スタッフの急病で、結局、朝までかかって徹夜となった。こんなときは、学会に行っても間違いなく、寝てしまうので、参加しても無駄なのであるが、時々起きて、話が聞けることもある。しかし、やはり情けない。飛行機もホテルも予約していたので、朝6:10の朝一の飛行機に乗って、札幌に出かけた。飛行機は座ってから降りる直前まで、寝ていたようで、離陸も着陸も覚えていない。


 今回の学会は参加登録4500名、演題約3000台。20日の昼には、James P. Allison先生の抗CTLA-4抗体(ipilibmab)による悪性黒色腫の治療の話を聞いた。2-3年前から注目されている治療法で、今回は、抗CTLA-4抗体(ipilibmab)に、IVAXを加えて治療すると、悪性黒色腫の治療成績が飛躍的に改善するという話であった。ものの見事に消えた肺転移巣画像を見せてもらった。この薬を使えば、これまで効果がほとんどなかった癌免疫治療も新たなる時代に入りそうだ。


 20日の昼からは、シンポジウム「癌研究と社会」を聞く。分子標的薬剤関係の研究費は他国に比べてアメリカは莫大で、開発された新薬はたいていアメリカ系資本で、高価で日本の貿易赤字の原因となり始めている。先の抗CTLA-4抗体(ipilibmab)はFDAで承認されたが、1クール12万ドル、今の為替で、約950万円とか。目もくらむ金額である。この高価な薬、日本にはまだ入ってきていない。


 このような事態を背景に、中村祐輔先生が、日本発の抗ガン剤、日本の利益という観点をかなり強く訴えていた。たしかに、日本の学者にもいい種が多くあるので、なんとか、国内で薬が開発できないものかと思う。結局は日本国民が新規 の実験台になることを嫌がれば、日本国内開発は難しいであろう。時代は動き、今日の新しいものは、明日の古いものとなる。効きにくい薬はより効く薬に負ける。実験台という言葉は刺激的であるが、次の時代を切り開くためには、国民の意識改革も大切だと思う。


 ただ、癌克服は人類の夢なので、日本だろうとアメリカであろうと、また、別の第3国であろうと誰が開発してもいいのではないだろうか。貿易収支の問題は、別の分野でアメリカや他国に売れるものがあれば、それでいいのだから。


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米国DDW サンディエゴで開催される 

 5/19午後0:00に学会場に到着。ポスター、主に工藤進英教授の教室の一連のポスター発表を見て、4:00から
New Technology for the Therapeutic Endoscopy
に参加したところで、珍事は起きた。これまで何回も、いろんな国で学会には出ていたが、こんなことは初めての出来事であった。最後から2人目のプレゼンター(Endoscopic Visualization of the Entire Small Intestine in 27 Consecutive Patient Using Novel Motorized Spiral Endoscope | 285 |  Paul A. Akerman)が螺旋型小腸内視鏡を発表を初めて5分ぐらいのとき、がっしりとした感じのアフリカ系アメリカ人(真黒な黒人)が、演台につかつかと歩み寄って発表者に何やらぶつぶつと迫った。ちょうど、新しくバージョンアップした螺旋型の内視鏡を人体に初めて適用した結果を述べているときだったので、その実験台にされてトラブルが起きたのかととも思った。そして、Akermanがアフリカ系アメリカ人(真黒な黒人)に対して「yes」と言ったかと思うと 、黒い人はよくわからない英語で演説を始めた。すぐに若い白人の女性のスタッフが駆け付けたが、演説は3-4分続いた。若い白人の女性のスタッフはアフリカ系アメリカ人を興奮させないように注意しながら、「出て行きましょう」と促していた。しかし、アフリカ系黒人はその場にとどまり、ついに、「もう時間がありません。私は90ドル払わなければ、牢屋に入れられる。」この言葉を何回も繰り返しはじめた。


 物乞いだったのだ。


 次の発表者(Gastrointestinal Tissue Sampling With Endoscopically Deployed and Retrieved Sub-Millimeter Wireless Microtools 5:00 | 286 | )  Florin M. Selaru1が、いくらか渡した。かえると思いきや、さらに数分粘った。結局それ以上暴れなかったので、警察も呼ばれず、終わったが、セッションの時間が短くなって、2人の演題の質問と討論の時間が省略された。日本でもアメリカでもヨーロッパでも、中国でもタイでも韓国でも台湾でもチェコでもロシアでも、こんなことはなかった。ちなみに、サンディエゴの町には物乞いがあふれていた。アメリカはプロテスタントの国(労働で生きる国)とおもっていたが、カトリック的な国(施しで生きる国)に変貌しているようだ。


 ちなみに、螺旋形内視鏡は、バージョンアップして、ドライブ部分をモーターにして分離していた。約半分の症例で、平均20-30分でほぼすべての小腸が観察できたと報告していた。発表に誇大がなければ、現在のバルーン小腸内視鏡は半分見るにも90分ぐらいかかるので、ひょっとすると螺旋形小腸内視鏡は今のバルーン型小腸内視鏡を凌駕するかもしれない。

 

 5/20 今日から企業の展示ブースが開いた。アメリカでも Fujinon の名前が消えて、今年は、Fuji Film となっていた。1998年に私が撮ったEC485ZWによる色素拡大内視鏡の写真が今年もブースに使われていた。当時の担当者は誰も残っていないけれど、この2枚の写真、よっぽど気に入られているようだ。クリスタルバイオレットとメチレンブルーの二重染色であるのだが、この画像当時は何を意味するのかよくわからなかった。しかし、今の目で見ると、腺管の形や核層の厚さが明瞭に観察され、間質に浸潤している白血球と思われる細胞の核も明瞭に見えている。また、焦点深度が今のEC590zwシリーズより深いので、全体的な拡大観察にも成功している。たしかに素晴らしい画像だ。


 ちなみに、画素数は85万画素(画像解析で130万画素表示)で史上最大の画素数を搭載した内視鏡であった。14年前は記録媒体も乏しく、この画像と動画を残すのに、画像を4台のコンピューターに分けて記録し、さらに再合成をするという手間がかかった。プロセッサーの処理能力は当時は低かったので、画像は15秒に一こま。したがって、ちらついて、臨床的には辛かった。この内視鏡があまり売れなくて、当時のM社長が突然解任されて、このスコープの次もなくなったのであるが、最近のプロセッサーで見るとちらつきもとれていて、すばらしい絵が出る。

 

 5/21 10:00からのAGA Presidential Plenary に参加。冒頭のPresident's Announcement (by Prof C. Richard Boland) を聞いていると、アメリカで行われている医療改革に、現場の医師は反対のようである。会場の大画面に氷山に向かうタイタニック号のスライドを表示しながら、Prof C. Richard Boland会長は「医療は危機に向かっている。この改革は涙なしでは語れない。危機に向かっている中で、われわれは一致団結しなければならない。団結してわれわれの意見をワシントンに届けよう。」と訴えていた。


 また、同じPresidential Plenaryセッション How will we prevent colorectal cancer in the future  において、Prof Dennis J. Ahnen はここ20年ぐらい、アメリカでは大腸癌の死亡者数は減ったが、これは、われわれが大腸内視鏡を行いポリープをとってきたからだと述べた。


いいニュースです。(つべこべいわないで)私たちがすること(大腸内視鏡検査)はよくみえるでしょう。


 確かに、このスライドは説得力がある。1975年にくらべて2010年では大腸癌の訂正死亡率は約半分となっている。また、大腸内視鏡によるスクリーニングの実施割合が、対象年齢のなんと65%もあるのだ。スクリーニング法として、日本ではずっと便潜血が採用されてきた。国立癌研究センターの疫学部門のお偉いさんは、免疫学的便潜血反応の開発者で、この間も日本の学会で大腸内視鏡検査は大腸癌死亡者数を減らすには無効で、大腸癌死亡者数を減らすには便潜血しかないようなことを言っていたが、彼はこういうデータをまったく勉強していないのであろうか。


 私は、便潜血陰性なのに進行大腸癌で死んだ人や便潜血反応が陽性となって大腸癌が見つかったが病状が進み過ぎていて、死んだ人々を何人も見てきた。私は1996年の厚生省の班会議のメンバーの一人であったが、その時、既に便潜血反応の限界は指摘されていたはずだ。大腸内視鏡検査にもっと重きを置いていれば、日本の大腸がんの死亡者数も今の半分になっていただろうと思われる。二万人/年×20年÷2=二十万人。これが、政策間違いによる大腸癌死亡者数のおおよその数字である。

「ポリープ(平坦陥凹型腫瘍も含む)を取れば大腸癌は発生しない。」「大腸ポリープ(平坦陥凹型腫瘍も含む)をすべて取るべきだ。」


 この理念を捨てて、私に社会的圧力を加え始めたときに、厚生労働省の役人は二十万人を密かに殺しはじめていたのだ。このことが、このアメリカのデータをみれば、明らかにわかる。世界に冠たる医療体制と、野田首相は胸を張る。しかし、「癌の罹患者が65万人で死亡者が34~35万人」という日本の現実は、とても世界に冠たるなどという言葉は使えず、知識と知恵に基づいた、不断の改善努力を迫っているのである。

 

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日本消化器病学会 東京 に参加 

 シカゴから中一日の移動日を置いて、13日から新宿の京王ホテルで、日本の消化器病学会が開かれた。3月11日の大震災の影響で、日本医学会、日本内科学会、日本外科学会、日本消化器内視鏡学会が、それぞれ、中止、中止、紙上開催、延期となる中で、日本消化器病学会は、会長の慶応大学教授日比先生の「こんな時こそ科学的に勉強することは大切」という強い意向で開催された。他の学会が開始されなかった影響もあるのか、約8000人にも及ぶ参加者で、近年では一番の参加人数であったという。私は炎症性腸疾患のセッションを中心に参加したが、抗TNFα抗体が話題の中心であった。2005-6年ごろのアメリカDDWと同じような内容であった。アメリカに遅れること約6年、日本でも、クローン病のトップダウン治療が市民権を得たようだ。


 日比先生の意気に応じたなかなか良い学会であった。


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病気腎移植について

 病気の腎臓を移植して、腎不全透析患者を救った万波先生が、非難されている。患者を救うのが医師の使命であるから、私は、患者を救った万波先生を非難するのは間違いだと思う。

  病気の腎臓が、レシピー(移植された側の患者)にとって、どれほど有害なのか、関連学会は、今後しっかり検討してみる必要があろう。移植しなければ死んでしまう腎不全患者と、ゴミ箱に捨てられる腎臓を目の前にして、移植の達人が、社会的にも生物学的にも崩れていく患者を救おうとして、成功した医療行為を、手続違反という理由だけで、非難すべきではない。非難すれば、医師自らの使命と倫理の放棄になろう。病気腎でも人が助かることがあるという事実を重く受け止め、その適応と限界を研究することこそ、関連学会に、今、求められている課題ではないだろうか。

あるある大辞典 ねつ造 発覚

2007年1月7日放映のあるある大辞典「納豆ダイエット」がねつ造であったことが発覚した。本日の毎日新聞の朝刊を見ると、

「関西テレビ(大阪市北区)は20日、今月7日にフジテレビ系で全国放送したテレビ番組「発掘!あるある大事典2」で、事実とは異なる内容が含まれていたと発表した。「納豆を食べるとダイエットができる」との内容だったが、研究者のコメントや被験者の検査データをねつ造していた。同テレビは社内に調査委員会を設け、原因の究明を行うとともに過去の放送分についても検証を行い、番組を継続するかどうかを含めて検討する。また、21日に放送予定だった同番組は、テーマは納豆ではないが、別の番組に差し替え、冒頭で一連の経緯を説明する。」

とある。

 昨年2月、あるある大辞典の番組制作に協力を依頼されたときに、発表するにしては、症例数が少なすぎることを指摘していた。いい加減な取り組みの姿勢に、不快感を覚えたものである。クロロフィル投与で毒素が追い出されるという番組のテーマであった。私へのミッションは小腸組織の採取であった。小腸の内視鏡を行ってみると、クロロフィル投与した人の小腸のほうが、投与していない人の小腸よりも荒れていたのである。症例数がどちらも1例ずつで、実験の名に値しないものであったが、番組では、さも命題が証明されたかのように述べられていた。誇張し過ぎである。

 いま、マスコミに放映されている、健康補助食品の効果も、その多くは眉唾である。きっちりと科学的に実証されていないにもかかわらず、商品を売ろうとして、お題目を垂れ流す姿勢は、社会に大きな害悪をもたらす。黒酢やLG21の広告も怪しい。

木場のレインボーFMのラジオ番組に出演、トラサイ宣言を行った

 日本では、がんに対して適切な予防対策が取られていません。ここ25年間の医学の進歩が、日本においては、がんの予防・がん撲滅政策に反映されていません。ために、無駄に死んでいる人が年間十数万人もいます。これは、死んでいく人たちや家族の 苦しみや悲しみも勿論ですが、その経済的・社会的被害が日本を弱くしていることも見過ごせません。新たな医学の進歩を日本政府のがん予防・がん撲滅政策に反映させるため、政治の世界に参加して、「日本を取り戻す」決意をしました。科学の正しい知識を広め、議論して、政策に生かし、がん予防・がん撲滅を正しく行い、日本を明るく楽しい凛とした国にしようと思います。




ラジオ番組を撮影した動画は下記をクリックしてご覧いただけます




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娘の指摘 強力ステロイド剤の使い方

 私の長女は去年から、医師をしていて、今は研修の2年目である。昨夜、久しぶりに一緒に食事をしたとき、ステロイド軟膏の話になり、唇にでているアトピーに対して、私がまずは初めに強力な「デルモベート」を塗るのがいいのではないかといったところ、娘曰く「唇や脇の下、粘膜はステロイドの吸収が普通の皮膚の場所よりも10倍おおいので、最強のステロイド剤はよくない!」と反論された。それもそーかなとその場ではそれ以上言わなかったが、一般に炎症が起こっているときは、粘膜でも皮膚でも、腸管でも、薬剤の吸収は悪くなる。やはり、短期間の強力ステロイド軟膏からでいいように思いますが、いかかでしょうか。

 

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2例続いたランブル鞭毛虫症(ジアルジア症) 

 本年に入って、2例のランブル鞭毛虫症を経験した。いずれも、主訴は慢性の下痢。下痢の顕微鏡観察にて診断した。両者とも海外渡航歴はなく、30歳代の男性である。これまで30年間の臨床経験でも、一例も経験しなかったのに、なぜか、今年になり2例も経験した。どうしてだろうか?


 ものの本によると、ランブル鞭毛虫症は、水系感染するという。最近、群馬のある地域で水系感染があったらしい。保健所に電話で問い合わせたら、都庁まで話が広がり、都庁の水道局から電話がきた。上水では、虫なしとのこと。途中で混入しているのであろうか?2011年3月の大地震でインフラが弱っているのかもしれない。


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安倍首相 成長戦略 Medical Excellence Japan メディカル・エクセレンス・ジャパンに中目黒消化器クリニックが載った!  

 昨年の12月に安倍内閣が発足した。安倍首相は安定感のある政治手法と思いきった経済運営で、高い支持率が続いている。4月12日から4月14日までの内閣支持率は読売新聞74%、NNN 65%、時事 63% 朝日新聞 60%で、安倍内閣は高い支持率が続いている。その安倍首相は4月19日に3本の矢の最後、成長戦略の第1段について、日本記者クラブで講演した。


首相、成長戦略「経済外交スタートさせる」
2013/4/19 15:43


 安倍晋三首相は19日午後の日本記者クラブでの講演で、成長戦略に関して海外展開の重要性を挙げ「アジア・太平洋、欧州などとの経済連携交渉を積極的に進めていく」と強調した。「インフラや制度に関わるビジネスは首脳外交がものをいう世界だ。いよいよ経済外交をスタートさせる」との考えを示した。そのうえで「近くロシアと中東を訪問し、食文化、エネルギー、医療システムなど幅広い分野で、トップセールスで海外展開の動きを本格化させる」と述べた。

 特に医療分野については「新興諸国では生活水準が上がるにつれて感染症からガンや脳卒中などの生活習慣病へと疾病傾向が変化している。日本の高い技術の出番だ」と説明。医療機器メーカーや医療機関と連携し、新たな体制「メディカル・エクセレンス・ジャパン」を立ち上げると明らかにした。〔日経QUICKニュース(NQN)〕


 このメディカル・エクセレンス・ジャパンは、海外に「日本のお勧め医療」を紹介して行くことを目的としている。そこに私の無痛拡大内視鏡・核診断が載っている。我がクリニックの食道がん・胃がん・大腸がんの検診システムが、「日本のお勧め医療の一つ」として、評価されたのである。海外の方たちだけでなく、日本の方々も、どうか、この内視鏡診療(検診システム)のサービスをお受けになって、消化管のがんを予防してください。


メディカル・エクセレンス・ジャパンのホームページはこちら


中目黒消化器クリニックの紹介ページは 英語版 中国語版 ロシア語版 日本語訳

 

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女優 坂口良子さん(57歳)大腸癌で逝く

 女優、坂口良子さんが27日午前3時40分に横行結腸がん(大腸がん)による肺炎のため、死去した。57歳だった。美人で明るい女優さんであったが、大腸癌で死ぬとは、何ともかわいそうである。症状のないうちに、内視鏡検査さえ受けていれば、こんなことにはならなかった。大腸がんの予防には、大腸内視鏡によるポリープ切除が効果抜群である。国をあげての検診体制の拡充が求められている。


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