たぶち まさふみ オフィシャルブログ

日本消化器内視鏡学会指導医 元東大医学部講師による、医療・政治ブログ

田淵正文

早期胃がん研究会に参加

   今日は 早期胃がん研究会。今年は今のところ 皆勤だ。この会の特徴は、画像が出て診断を当てて行くのだが、有名な先生でも、大きく間違うこともあり、結構厳しい会である。ただ、間違うポイントがわかるので、為になる。
  1例目は、空腸の小腸粘膜下腫瘍NET-G2。2例目は十二指腸のカルチノイド。9月は白壁賞と村上賞の発表月。今年は 愛媛がんセンターの 小腸狭窄における小腸造影の有効性 と 九州の 家族性大腸腺腫症における十二指腸腫瘍について、だった。それぞれの論文のショート講演があった。内容は症例蓄積の手堅いものだった。
    3例目は、胃底腺ポリープの多発する胃に出た胃底腺ポリープから出た早期胃がん。(普通 胃底腺ポリープがあると胃がんは出にくいとされているので、珍しい症例)。4例目は、サルコイドーシスの胃病変。5例目は、40歳代同性愛者「男」の胃梅毒。
   佐久の小山先生が司会。できる先生なので、「サクサク」とこぎみよく会が進行して、今日は大変おもしろかった。

ニューヨーク 行政府の強力 禁煙広告

 タバコの健康被害は 強烈だ。私も長年 内科医として タバコにやられた多くの患者を見て来た。つい先日もタバコと酒で、50才で進行食道がんになった患者さんが、やって来た。物が詰まって、食べられない。内視鏡で拡げて ステント入れてなんとか 食べられるようになった。タバコを吸わなければ、こんなことにはならなかった。

 今回のアメリカ旅行で、一番びっくりしたのは、地下鉄にあったこの広告
行政府のこの姿勢を日本も見習いたい

ニューヨークの禁煙ポスター2



Smoking is an addiction that is eating away at your brain
タバコは、あなたの脳に侵食する中毒です

Medicaid and your health care provider can help you quit
地方自治体や保険組合は、あなたの禁煙を助けます

New York State Department of Health
ニューヨーク州厚生局

  タバコはさきの食道癌だけでなく、肺がん、喉頭がん、咽頭癌、口腔癌、胃癌、膵臓がんなどなどの各種癌の原因となる。また、肺気腫、慢性気管支炎など呼吸器系にも深刻な障害を引き起こす。さらに、心臓にも悪影響があり、心筋梗塞や動脈硬化の増悪因子でもある。タバコなくなれば、医療費が15%下がるという推計もある。
  今、日本は2020年問題を抱えている。団塊の世代の後期高齢世代突入で、2020年から、健康を維持するお金が足らなくなる。

  タバコに今よりも多く課税して、価格を3倍にして、年間約6兆円の財源を生んで、赤字で苦しんでいる保険組合や自治体に分け与えるべきだ。アメリカや中国、それに多くのヨーロッパ諸国はすでにこのような政策をとっている。日本も、この政策を実行してこそ、先進国というものでしょう。

 日本の政治家の中にはタバコを吸っている人が多い。特に、ストレスを抱える出来る政治家はタバコを吸う傾向がある。今、厚労省は塩崎大臣のもと、オリンピックを控えて、分煙活動に一生懸命になっている。素晴らしいことだが、一部の愛煙政治家は反対して、厚労省は苦戦しているようだ。残念なことである。

 日本の行政府もタバコの害とタバコのやめ方をしっかりと国民に伝えるために、地下鉄やバス、鉄道など公共機関に広告を出すべきではないでしょうか?!






シカゴDDW2017に参加

 シカゴで開かれているアメリカ消化器病週間に来て 日本では聴けないような技術や研究を勉強しています。今回は内視鏡を始めた長男と一緒に来ています。アメリカでもESDが広く始まっているようですが、時代はESDからEFTR(内視鏡的全層切除術)と動いているようです。

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 アフリカやアジアの開発と途上国では、B型肝炎が、かつての日本のように蔓延しています。B型肝炎ワクチンは織田敏次教授が40年前に開発しました。開発に成功した時の先生の高揚した講義を思い出しました。
 これらの国々のB型肝炎の撲滅に貢献することは日本の責務だと思います。



また、lumen-apposing-stentを用いた、胆のうと小腸、小腸と胃の吻合術はすごいと思いました。

ラジオNIKKEI医学講座の収録をして来ました

昨日 日本医師会の依頼で、ラジオNIKKEI医学講座の収録をして来ました
テーマは 「大腸内視鏡による前がん病変からの治療」でした。今月27日の午後8:40-9:00 にラジオNIKKEIで放映されます。ぜひお聞きください。
 ところで、スタジオは 虎ノ門の交差点を南へ少し下ったところにありました。
 収録後、担当のプロデューサー大宮杜喜子さんから ご自身が事務局長を務めるNPO法人 医師と団塊シニアの会への入会を勧められました。
 医学会の錚々たる面々の名簿を見せられて、生き生きとした超高齢化社会を築くという趣旨にも賛同して 2000円払って入会しました。同期の江藤先生、大江先生の名前もありました。
 
 
 会員登録と会費納入のお願いの一文の中に「二人に一人が癌になりそのうち三人に一人が亡くなると言われている現在、このことは癌の専門家でも如何ともしがたいことです。」とありましたが、「そんなことはない」と思います。がん予防の正しい方策を取れば、がんの発生は、半分以下になると思います。拙書「ガンでしなないために」を差し上げておきました。

2016年を振り返って 医学医療編 進行胃がん(MP)の内視鏡治療に成功

 今年一年を振り返ると、医学医療の分野では、今年も「がん」と闘った一年だった。内視鏡による普通のポリープ切除以外にも、EMRやESD、その他FTR(消化管全層切除術)を行った。緊急出血の止血や、異物除去、術後狭窄の拡張、ステント挿入なども行った。他の医療機関では治療出来ないといわれて紹介されてきた難しい症例もあり、ぎりぎりの内視鏡手術を行ったこともあったが、なんとか重篤な合併症を起こさずに、患者さんを救い続けられたことを神様に感謝したい。
 なかでもとりわけ、今年もっとも印象的だったのは、MP(固有筋層)まで浸潤した胃癌を内視鏡で治療した症例だ。姑息的内視鏡治療が奏効したのである。ちょうど、京都3区の衆議院議員補選、選挙運動開始の直前だったので、なおさら、印象深い。
 症例は、70歳代の男性で、他に重篤な疾患があり、本来なら、開腹手術するところだったが、それができない。しかし、癌からは血がにじみ出続けていて、貧血が進行している。なんとかしなければならない。幸い、PETとEUSで転移がなさそうだったので、迷った挙句、ESD+αで進行癌の内視鏡的局所切除を試みて、幸いにも成功した。

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治療前

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治療後6カ月

 進行胃がんを内視鏡で治療することなど、原則適応外であるが、本例のような合併症がある症例については、サルベージ治療の選択肢の一つとして、ありうると考える。
 今年9月の東大医学部の同期会で、ある同期生が「がん撲滅」なんて出来るわけがないと言った。確かに、ある意味その通りであるが、今の科学技術を適用すれば減らすことはできる。本例もピロリ菌陽性、10年前にピロリ菌を退治していれば、こんな苦労はしなかったでしょう。
 来年も、自分やスタッフの健康に留意して、最先端の科学技術を情熱をもって提供し続けたい。

ところで、今年の中盤から、地方自治体が運営する国民保険の査定が尋常でなく、大変厳しいものになっている。赤字であるからといって、調べもせずに医学的不適当ということで無茶な査定を続けるのは、法の支配する国の公的機関の所業としては大変遺憾なものである。おおいに懸念している。(ちなみに会社が運営する社会保険の査定は変わっていない)
 


2016年を振り返って 政治編

 今年一年、薬を飲みながらも、健康に恵まれて、活動できたことを感謝しています。
 今年の一番出来事は、今春、京都3区の衆議院議員補欠選挙に立候補したことでした。負けて残念でしたが、いろいろと不利な条件のなかでの戦いでしたので、それなりに善戦したと思っています。たとえば、無所属の立候補者はテレビでの演説の機会が与えられません。私の「がん撲滅」「健康を国家戦略に」のスローガンは、良くよく説明しないと、社会にとってどのくらい大事かわかりにくいものです。
 オプジーボをはじめとした高額な分子標的薬剤が、各種疾患治療の柱として数多くつかわれるようになって、今年、医療費は年間四十兆円をこえて、四十四兆円に跳ね上がっています。今年の後半、オプジーボの高価格が社会問題としてマスコミに取り上げられました。そのときでしたら、私の主張ももっと浸透していたかもしれません。
 「がん」や「健康」はお年寄りだけでなく、若い人たちにも本当は切実な問題なのです。政治が間違えば、助かる「命」も助からず、失わなくていい「健康」も失ってしまします。しかし、そればかりではありません。払わなくてもいい「お金」も支払うはめになるのです。地方自治体は、国民健康保険の運営をしてますが、今年は、医療費の増加で相当苦しんでいます。
  国民の健康と経済、生活を考えれば、いまこそ、効果のある健康政策が求められている・・・・・来年も頑張ります。
 
がん撲滅ロゴマーク

オリンピック・パラリンピック成功に向けて~国と都の連携、その方策と課題

東京オリンピック・パラリンピック成功とは何か、考えてみたい。なぜなら、成功の意味を明確にしないまま、国と都の連携について語ることはできない。理念を統一することが、連携の基本である。

オリンピックは一八九六年、クーベルタン伯爵が提唱した、古代ギリシャで行われていた平和の祭典にちなんで、近代の世界平和を目的とした祭典である。争いがある中でも、「互いの命の輝きに接し、理解し、讃え、尊重し合って、平和を追求する。」まさに、世界平和の追求が本来の理念である。

今日の国際社会においても、北朝鮮の核、ISISのテロなど、平和を揺るがす大問題がある。日本においても、中国との尖閣問題、ロシアとの北方領土の問題など、対応次第によっては平和が崩れる事案がある。これらの問題は、「互いに人として接し合い、語り合い、競い合い、互いの命の輝きを見つめあって、理解すること」が解決の基礎となる。平和の祭典オリンピックは今日においても、大変意義深い。

また、このような伝統的な「平和な理念」に加えて、今日的な意義も大きい。オリンピックでは世界の人が日本に注目する。観光立国を目指す日本にとっては、その経済的効果は計り知れない。また、もう一つ、オリンピック東京誘致に成功したとき、国民が感じたのは「わくわく」感である。長い不況に苦しんだ閉塞感を打ち破るインパクトがあった。「明日への希望を国民の心に打ち込むこと」は、まさに、今の日本の政治に求められていることである。

以上のような意義を考えると、「利権汚職」とか「手抜き工事」とか、「盗作デザイン」などは絶対駄目である。国民の心が死んでしまう。不正を排除して、手順も結果もわくわくするような美しさで進めなければならない。世界平和と日本発揚の理念に燃え上がれば、国と都、必ずや一致団結するはずだ。以上

 ちなみに、7月末の都知事選挙で小池先生が当選して、東京10区の補選が行われる。10月11日告示、10月23日投票。自民党は公募を選んだ。若狭先生を候補に据えるための公募と予想されている。公募には論文があり、そのテーマは「~オリンピック・パラリンピック成功に向けて~国と都の連携、その方策と課題」というもの。

 私としては、東京都、政府、与党一丸となって、世界平和と日本発揚のために、素晴らしいオリンピックを開いてもらいたいと考えている。

 

たぶち正文講演会にご参加いただきありがとうございました。

本日の銀座の講演会には、約100名の方が集まってくださいました。講演では、がんの死亡率が他の疾患に比較して、ますます増えている日本の現況、大腸がんの問題、タバコの問題、高額抗がん剤(分子標的薬剤)の問題、いまの日本が直面している様々な医療問題について解説を加えて、日本人を守るための解決策とがん予防11カ条、タブチノミクスについて、約1時間、話しました。私がこれまで体験してきた苦悩と決断についても語りました。皆さんには賛同していただき、最後は、万歳三唱でお開きとなりました。
きょうは都知事選の投票日で、小池さんが290万票で、増田さんの178万票、鳥越さんの134万票を圧倒しました。新しい風が吹き始めたようです。
ピアニストの中村紘子さんが先日、大腸がんでお亡くなりになりましたが、また、今日、九重親方、千代の富士関が膵臓癌でお亡くなりになりました。膵臓癌は死亡率が高く、今後どう予防するか?これからの課題です。
中村紘子大腸がんの問題
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たぶち正文講演会を開催します

本日、7月31日午後6:00から、銀座で、「「がん」にならない生き方」というタイトルで講演します。
予定は、約1時間の講演の後に、立食の懇親会があります。
場所は 銀座ブロッサム 東京都中央区銀座2-15-6  03-3543-5677
会費は3000円です。 当日、直接ご参加歓迎します。
 

今年もDDWに参加します アメリカでもトランプさんの話題で持ちきりです

サンディエゴに来ました。明日から始まるアメリカ消化器病週間に参加します。サンディエゴは今回が4回目です。
大きな学会で、2万人ぐらい集まります。ホテルは、どこもいっぱいで、値段がこの期間だけ2倍ぐらいになっています。
 24時間空いているスーパーでタイムがトランプ共和党大統領候補の特集を出していたので、早速買ってざっと読んでみました。奥様は三人目ですが、始めの奥さんの時の三人の子供たちがいて幸せそうな家族写真が印象的でした。
なかなかのナイスガイパパです。
また、不動産屋の他にも、いろいろ手がける商売人なんですね。いろんなもの売っていました。大学も持っているようです。

ペットボトルに写真つけているのが、すごいですね〜これを配ると日本では選挙違反ですかね〜?
テレビでも、トランプとヒラリーのどちらに入れる?どっちの言うことも信じられないわ、なんて流れていました。
私は、トランプが勝ちそうに感じます。アメリカブランドを高く売りつけて来そうです。

支援してくださった皆さんありがとうございました

4599票でした。

政党も支持母体もない私を、わずか一カ月という短期間で、
大変多くの方が支えていただき、誠にありがとうございました。
今後も、最新科学で、がんを減らして、命救い、同時に、医療費も減らして
経済も救うタブチノミクスの普及に努めてまいりたいと思います。

ありがとうございました。

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さて、得票の分析で、特にご高齢の方からの支援が多かったのは、やはり、ガンで
死ぬ悲しみを経験した方が多かったせいだと思います。

タブチノミクスが若者のための経済政策でもあるのに、
その浸透がなかなか、行きわたらなかったのだと思います。
繰り返しますが、短期間で、政党支援もない現況では致し方ありません。

さて、今回の選挙は得票率が戦後最低の30%でした。
33万人中10万人にしか投票に行きませんでした。前回の選挙とは6万票近くも減りました。
前代未聞の政権与党の選挙放棄がその原因です。
盛り上がりませんでした。



最後の訴え 京都3区 衆議院議員補欠選挙

たぶち正文です
最新科学はがんを90%予防すること 小集団では成功しています。しかし、この最新科学、十数年前から確立されているのに皆さまのお手元に届いていません。ならなくてもすむガンで死んでいる。日本のこんな現況許せません。たぶち正文は 命を救う政治を実現します。

下は4月14日の記事です。ご参考にして下さい。

熊本地震 車中泊のエコノミー症候群の緊急対策 アスピリンや鎮痛剤の内服を! 

熊本では地震後の健康問題として、今、エコノミー症候群が社会問題化している。

地震で傷んだ家に住めなくなって、車中泊している方が、数多くいらっしゃいます。
車中では、ずっと同じ姿勢のため、エコノミー症候群が起きています。同じ姿勢のために
一部の血液が固まってしまうのです。固まった血液が、血管に詰まって、血流が途絶し、
心臓や、脳、肺などの重要臓器をおかして、症状が出ます。
ときには、死にいたることもあります。急に死んでしまいます。

アルコールを飲んでいると血液が固まりやすくなるので要注意です。
タバコも血管が細くなったり傷んだりするのでやめたほうがいいです。

一般には、50代以降の方に多く出ますが、結構、若い30代後半の人にも
でるので要注意です。

緊急の対策としては、アスピリン100mgを一日一回飲むことです。
バッファリンという商品名です。
アスピリンは頭痛薬とか、鎮痛薬とか、生理痛の薬にも含まれています。
成分表示をみてアスピリンと書いてあれば、ミリ数を計算して、量を調整して飲んでください。


手元に、アスピリンが見当たらないときは、普通の鎮痛薬でも構いません。
鎮痛薬は、一般に血液をサラサラにする傾向がありますので、おおざっぱにいって、
とりあえず、鎮痛薬を指定量の半分を飲んでおいてください。緊急避難としての対策です。

薬をもらっている方は、かかりつけのお医者さんによく相談してください。
血液サラサラの薬をもらっている方は、加えて飲む必要はありません。
血液サラサラの薬をもらっていない場合は、緊急避難として、飲んでおいたほうがよいです。
薬の飲み合わせで禁忌になるものは少ないです。
あとで、かかりつけの先生によく相談してください。
血液をサラサラにする薬はさまざまありますので、
体調や生活スタイルに合わせた薬が処方してもらえるはずです。

副作用として、消化管の潰瘍があります。胃が痛くなったり、黒い便が出たりします。
ただ、アスピリンの100mg程度では、激烈な症状が出ることは極めて稀です。
消化性の潰瘍で急死することがほとんどありません。エコノミー症候群では急死することが
稀ならずありますので、車中泊する方は、緊急避難として、血が固まりにくくする薬を飲んだほうがよい
と思います。


緊急時の対策はやはり、普段からの知識の積み重ねが必要です。
私、たぶち正文は、今回の京都3区の補欠選挙に無所属として立候補していますが、
有権者の方々には、個人の資質も考慮して選んでもらいたいと思います。

熊本・阿蘇で大地震 大地震に備えた準備をします

熊本や大分で地震で大地震があり、今、余震が続いています。
大変な被害が出ていて、数十人がお亡くなりになり、自宅に帰れない方も
大勢いる模様。

被害をうけた方々に、こころよりお見舞い申し上げます。

1596年、この伏見桃山の地でも、大地震がありました。
豊臣秀吉の伏見城もつぶれて400人を超える人が死んだそうです。

直下型地震では、かわらの屋根や、ビルの一階、そして手抜き工事をしているところ
などなどが特に危ないので、
耐震診断して、必要なところにあらかじめ耐震補強をしておくこと、
当選すれば、すぐに実行したいと思います。

また、被災地では薬が手に入りにくくなるので、
避難場所での医療や健康維持について
現場の医師としての経験を生かして、整備して行きたいと思います。
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たぶち正文の外交政策:外交の目標は平和の維持。戦争絶対反対です。

街頭で演説をしたあと、一人の若者が質問に来ました
「タブチノミクス」はわかりました。
ところで、外交政策はどう考えているのですか?
ときかれました。、

以下が私の答えた内容です。


私は、戦争絶対反対です。

その信念は揺らぐことはありません。
300万人もの方の尊い命が犠牲になった
先の戦争は大変悲惨なものでした。

日本の外交は、戦争をせずに、我が国の利益を最大にするように、
他の国とどう折り合いをつけるか、これが大変大事です。

ところで、日本は、なかなか難しい場所に位置しています。
右を向けば、大国アメリカ、
左を向けば、これまた大国になってきた中国
そして上を向けば、ロシア。
世界の3大大国にはさまれています。

アメリカとの間には、日米安保条約があります。
日本の安定と平和のため、これは、今後も堅持する必要があります。

中国は、近年、海洋国家宣言をして、太平洋に乗り出してきました。
我が国との軋轢も生じています。
この問題をどう解決するか?
私は、互いによく話し合って解決すべきだと思います。
ほしいものは何か、譲れるものは何か、互いによく話し合うことが大切です。
中国とは、お隣同士ですので、武力による解決はいけません。
互いになかなか納得できる解決策がないとしても、武力を用いず、
話し合いを続けること、粘り強くしていくことが大切です。

ロシアとの関係も同様だと思います。

ただし、大国に挟まれた中くらいの国として、アメリカと連携して、
「くれば、たたくぞ 」との意気込みと準備は示さなければなりません。
ですから、自衛隊は必要です。
そして、
アメリカが望むなら、不本意ではありますが、仕方なく、地球の裏側に自衛隊を派遣しなければ
ならないこともあるでしょう。しかし、自衛隊の隊員を危険にさらすような
任務は、お断りしなければならないと思います。


外交の目的は平和です。平和を何としても維持しなければなりません。

写真は昨日の夜立ちです。頑張っています。
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私 たぶち正文の公約 「タブチノミックス」 が日本を救います

皆さん、ご存じだったでしょうか?

いま、日本では、年間90万人の方が、癌にかかり、年間37万人の方が癌でお亡くなりになっています。
そして、その数はウナギ登りに増えています。

一方、最新の「がん」の予防・がん治療の科学は大変な進歩をしています。
がんの原因がつきつめられて、がんの発生数を大きく減らすことに小集団では成功しているのです。
胃癌の原因はピロリ菌、大腸癌の原因は大腸ポリープ、肺癌の原因は大気汚染とたばこです。

私、たぶち正文は、これまで、20年弱東京大学医学部の講師として、東京大学医学部の学生諸君や
東京大学の先生方に、最先端のがん予防技術をがん治療の方法を教えてきました。
また、現場の医師として、内視鏡をにぎり、ガンやポリープを約十六万個とってきました。
天皇・皇后両陛下の内視鏡検査の担当もしたことがあります。

最先端の科学には大変な力があります。

胃がんは、ピロリ菌を退治すれば、発生率が5分の1に減ります。
大腸がんは、定期的に大腸ポリープをしっかり取れば、進行大腸がんは出てきません。
肺がんは空気のきれいなところで、タバコを吸わない方からは、ほとんど発生しません。

現在、胃癌の死亡者数 年間5.5万人、肺がんの死亡者数 年間9万人、
大腸がんの死亡者数 年間4.5万人です。これら3大がん、合わせて年間19万人もの方が
お亡くなりになっているのです。

先端科学を政策に取り入れれば、がんの数、がんの死亡数、大きく減らすことができます。
実際に海の向こうのアメリカでは、対象人口の7割もの方が大腸ポリープを取って、この20年で
大腸がんの発生数・死亡者数ともに半減しました。

私 たぶち正文は訴えます。
いまこそ、先端科学を政策にとりいれ、がんの数大きく減らしましょう。

若い方々は、「がん」ときくと、まだまだ先のこと、自分たちには関係ないと
お考えのかたも少なくないのでないでしょうか?

しかし、それは違います。がんにかかる治療費は、みなさんの健康保険料と税金のなかから出ているのです。

ひとりの進行がん患者の治療費は、年間一千万円を超えること、珍しくありません。
進行がんになると、一回何十万円もする高額な点滴を月に2~4回して、
やっと命をのばすことができるのです。

がんの数が減れば、医療費の負担も軽くなり、健康保険料がさがり、みなさんの可処分所得も増えます。
保険者の方々にとっても、健康保険料が下がって、会社や地方自治体の経営にゆとりが生まれます。

また、一方、病気の数を減らすだけでなく、がんの原因の所在を明らかにすることにより、医療費の確保をすることもできます。アメリカでは、タバコをがんや各種病気の原因と確定しており、タバコ会社はその健康被害を
弁償するために、年間13兆円もの金額を保険者に支払っています。(日本だと年間6兆円ぐらい)

いま、経営の苦しい地方自治体にとって、これらの方策、大変な恩恵があります。

すなわち、最新科学を用いて、効率よく、大幅に、がんの数・病気の数を減らすことによって、 
また、健康被害の原因の所在を明らかにすることによって、
医療費を少なくし、国民みなさまの可処分所得を増やし、消費を上向かせて、日本の経済に
潤いをもたらすことができます。先端科学は日本の希望の光なのです。

先端科学を政策に採用して、日本を闇に包む問題・がんや病気を効率よく解決して、
経済を上向かせる経済政策を私、タブチ正文は、「タブチノミックス」として提唱します。
タブチノミックスは消費を上向かせ、また、地方創生をかなえます。
タブチノミックスはアベ゙ノミックスを強力にサポートします。

さて、日本が科学技術を無視して、国難にあったこと、幾つかあります。

第二次世界大戦では、東京大学の先生がその原理を提唱したレーダー技術、日本軍は採用せず、
アメリカ軍が先に実戦配備して、ミッドウェイ海戦では日本は惨敗しました。それを境に、日本は
戦争に負けて、300万人もの貴い命が失われました。

また、5年前の福島原発事故です。東北大学の地質学の先生が、東北沿岸を襲う津波の高さは、
20mを超えるものであると指摘していたにも関わらず、福島原発の防波堤の高さは20mよりも
低いものでした。結果、津波はやすやすと防波堤を乗り越えて、ディーゼル発電機を襲い
福島第一原発は、全電源喪失に陥り、爆発しました。一方、女川原発では、高い防波堤を築いていたため、50cmの差で津波を押し返すことができました。

科学の力を無視すると、大変な国難が訪れるのです。

先端科学は明日の日本の希望です。日本の希望の光です。
いまこそ、先端科学を政策に、健康を国家戦略にしましょう。
国際的劣る日本のがん予防や医療体制を改革し、いまこそ、日本を救わなければなりません。

4月10日龍谷大学で開催された公開リンカンフォーラムで以上の内容を訴えてきました。
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高台寺参詣


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3月31日は高台寺を支援者とともに訪問しました。ご住職に京都のさまざまな事情について、2時間もお説教をしていただけました。大変為になりました。桜が咲き始めていて、お庭のしだれ桜はとくに濃い綺麗なピンク色でした。二百万人の戦没者を慰霊する霊山観音さんが温かい一日でした。戦争はいけません。

健康を国家戦略に


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ポスターができました。後援会事務所も立ち上がってきました。毎日遊説しています。
最新のがん事情の話、最新科学でがんが激減すること。今のがん検診に問題があること。
そして、科学を重んじる政治・政策が大事だと街頭演説で訴えています。
がんが減れば、健康保険の負担料が減り、可処分所得がふえて
国内消費の上昇、ひいては経済の改善が見込まれることなどとも訴えています。
街頭演説をしていると、けっこう、多くの方に頑張れと声援をもらっています。

京都3区衆議院議員補欠選挙 出馬表明

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3月14日午後2:00から、京都府庁記者クラブで、記者会見を開き、京都3区衆議院議員補欠選挙へ、出馬することを表明するとともに、以下のごとく立候補の所信を述べました。皆さん、がん撲滅、「健康を国家戦略にする」ために、是非ともご支援・ご協力くださるよう、お願い申しあげます。

 皆様のお知り合いや肉親で癌になった方がいらっしゃいますでしょうか?きっといらっしゃると思います。今の日本は、癌患者がどんどん増え続けていて年間
90万人もの人が「がん」になり、37万人もの人が「がん」で死ぬ事態となっています。日本は「がん戦争」の「まっただなか」なのです。

がんといえば、運の悪い人、年取った人がかかるものとお考えかもしれませんが、そうではありません。私は32年間、医療の最先端の現場に立ち続けて来ました。癌には、癌になりやすいハイリスクグループがあるのです。ハイリスクグループに入ると若くても癌になります。医学研究の進歩によって、がんの原因が分かってきました。胃癌はピロリ菌、大腸がんは大腸ポリープ、肺癌は主にたばこ等々。これらの原因にきちんと対処すれば、実は「がん」にはならないのです。最近のがん予防技術の発展には著しいものがあります。私は医師として最新の科学技術を用い、がん予防に成功して来ました。科学に基づいた最新のがん予防政策を実施して、がんで苦しむ人を激減させて、日本を救います。是非、ご支援ください。

さて、その他の政治課題についてですが、第1に、来年の消費税増税は延期すべきです。日本経済は昨今の中国経済減速を受けて悪化しています。政治はゆっくり動いてこそ、経済にいい効果が出ます。

第2に、リニア誘致です。京都は空港へのアクセスが悪く不便です。京都駅・関西空港間にリニアを敷いて10分でつなぎます。北陸新幹線は京都駅発着として交通の便をよくします。

第3に、子供政策の充実です。わたしは5人の子育てをしてきました。子供は国の宝、国の未来ですから、誰もが安心して子供を産み育てられるように、2006年のフランスの改革に準じた関連制度の改善と教育の充実を目指します。

4に、科学研究の支援です。科学者の立場から科学・技術の「勘どころの研究」を支援して、明日の日本産業の基盤を作ります。

第5に、国際平和です。近隣諸国とは武力による解決を行わず、相互交流により友好を発展させて、互いに利益と安心の生まれる平和外交を支持します。

以上の私の思いは、将来の日本にとってなくてはならない政策、そして私の信念として必ずや実現できるものと確信しています。保守の立場で今の思いを一瞬たりとも忘れずに、政治の道を頑張りたいと思います。

がん撲滅の会理事長・医師
 自由民主党健康増進支部支部長
 自由民主党がん撲滅専門アドバイザー
たぶち正文 


去年最大のサプライズ 週刊誌(週刊現代)に掲載されたこと 

「先生 載っていたねぇ」とずいぶん多くの方から声をかけられました。わたしは2頁くらいの記事かと思っていたら、なんと8ページもありました。取材料としてヨックモックをいただいたのに、またびっくり。アップしておきます。こんなになるとは知らなかったので、取材をほとんど徹夜明けに受けてしまった。顔も服もよたよたで残念やら恥ずかしいやら・・・・。
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おおみそか 今年一年を振り返って

 今日はついに大みそか。今年一年、家族一同、薬の力を借りつつも、おおむね健康で過ごせたことが何よりもありがたいことでした。
 私は、「臨床」と「がん撲滅の講演」で大変忙しく過ごした一年でした。とくに、年後半は毎週の講演会で、最近の医学の進歩により、がんの発生抑制が可能になっていることを、一般の方々にお話しし続けました。始めのころは下手でしたが、何回も話しているうちに、だいぶこなれてきました。最近は、理論とpassionをなんとか伝えられるようになってきたようです。
 今年日本国では、一日2500人が癌になり、一日1000人が癌で死んでいます。年間に直すと、90万人がガンになり、36万人がガンで死んでいます。この3年で、癌患者数は4万人増えました。患者・ご家族の不安・悲しみ・苦しみはもちろんですが、相互扶助の国、日本では社会に与える影響も大変大きなものがあります。
 治す方法があるのに、このままでいいわけはありません。この現況を少しでも改善し、日本に立ち込めている暗雲を振り払うために、来年も微力を尽くしていきたいと思います。みなさま ご支援、ご協力よろしくお願い申し上げます。

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 年末に岡山の倉敷市に行ってきました。故郷の偉人、大山康晴先生の記念館にいって、勝ち続けた無敵の名人・大山先生の在りし日の姿を思いうかべながら、先生の「忍」扇子を買いました。

 
 

がん撲滅の会 会報誌

先日、クリスマスの日に、がん撲滅の会 会報誌 創刊号ができた。「胃癌のリスクを劇的に減らす方法」を寄稿した。素人の方にもわかりやすく書いたつもりであったが、なかなか難しくなってしまったかもしれない。がん予防の最新知識を広めて、がんになる人ができるだけ減るように、今後も努力していきます。

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医政局が進めている衝撃の病床削減計画、10年後までに20%減、鹿児島では35%減!

本日、志帥会の医療勉強会で、現在、厚労省が進める病床数削減計画が、医政局の課長を講師に招いて議論された。
医政局の試算によると2025年の必要病床数は、現在の80%。全国で20%の病床削減を行うという。
東京・千葉・埼玉・大阪・神奈川では病床が足らなくて増やすべきだとされているが、
その他の地方では、軒並み削減すべきだとして、鹿児島ではなんと35%減、11000ベッドを減らせという内容。
私の生まれ故郷の岡山は22.6%減で、5900ベッド減らせとなっている。
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しかも、この数字をもとに、各県で地域医療計画を作るようにという指示が既にされているという。
数字は確定されていて、各県の間でバーターするぐらいはいいが、バーターもこの年末までに行えと・・・。

課長さんがいうには、地方では、医療が過剰で看護師や医師を取り合う消耗戦が展開されていて、地方の医療経営者の中には、この病床削減に理解を示す人たちも多いという。

宮崎先生からは、「算定の根拠になっている急性期医療の30%は介護系で大丈夫と試算しているのは、おかしい」と
また。鶴保先生からは、「和歌山と大阪でベッドバーターをするにも時間がなさすぎる」と
また、別の大物代議士からは、「こんな数字がまかり通れば、各地にむしろ旗が上がるのではないか」という意見もあった。

人々のニーズが経済発展の原動力。健康に生きていたいという人のニーズはこれからの10年ますます増えるばかりだと思う。GDP600兆円を目指すなら、この医療に対する切実なニーズを大切にして、GDPに取り込む必要があると思うのだが・・・。していることが、ちぐはぐに感じるのは私だけではあるまい。








パリでテロ。France vs IS in Paris

  日本時間土曜日の午前5時ごろ、現地時間の13日の金曜日深夜10時ごろ、ネットのニュースがパリのテロを伝えた。現地での報道規制がひかれて、国境が閉鎖され、外出するなという命令がでたらしい。ただ事ではない。2日たって、事態が沈静化し、報道規制が解かれて伝わってきたことは、パリに潜入していたISの組織が、20名~30名程度の部隊を動かして、パリ市内8か所で銃の乱射や自爆といった市民を対象にしたテロ行為を同時多発で行ったということである。132人が死亡して99名が重症、352人の方が負傷した。フランス大統領は、戦争だと宣言した。フランス政府機関は国内のIS組織を根絶するために、今も必死の捜査をしている。
  復讐の連鎖のもと、今回のテロでお亡くなりになったフランスの方々に心からお悔やみを申し上げたい。また一方、同じく復讐の連鎖のもと、祖国と生活を失った亡命難民の方々にも、同情を禁じ得ない。
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   さて、今後どうなるのか?毎日新聞の伝えるところによると、ISはNATO諸国とイスラエルとロシアの空爆で、劣勢となったようだ。弱まったISをクルドの陸軍が追い込んでいる。ISはシリアの国境の町とイラク内の根拠地モスルの隣町も放棄した。
 今トルコで開かれているG20では、イラクとシリアの今後について、アメリカ、ロシア、イギリスの間で、いろいろと話し合われているだろう。「平和への道筋は民族自決と刀狩りである。」 当面は、ISのような極端な集団は軍事的に排除することで一致するだろう。しかし、問題はそのあと。大国がほんとうに、アラブの和平を追求する気があるかどうかだ。
 和平を追求する気なら、テロ根絶・石油利権・アラブ分割・宗派対立・武器消費といったキーワードの中から、イラク分割論、シリア分割論が話題になってくると予想する。つまり、「穏健」スンニ派の国を許すかどうかだ。
 人が殺されるのは嫌いだ。暴力の前に、粘り強く話し合ってほしい。 

第31回 がん撲滅の会 講演会 in 京都

 がん撲滅の会の講演会は、今日で31回目。今回は晩秋の京都にやってきた。SODOHという竹内栖鳳画伯ゆかりのレストランは入り口から花崗岩の岩畳。大きな木の梁をむき出しにして風情のある館だ。お着物でいらっしゃった方も多くいて華やかな会となった。いつもの講演を1時間行った。「いまの日本は一日2500人の方が新たに、がんに罹り、一日1000人の方が癌が体内で爆発してお亡くなりになっている。しかも、罹患する方はうなぎのぼり。この癌爆弾の嵐を逃れるシェルターはあるのか?あるとすればどこにあるのか?・・・・・・」といった調子で、癌の予防策を述べてきた。「わかりやすかった」「知らなかったことがいっぱいあった」「大変勉強になった」と口々に言っていただいき、今回も講演は成功したようだ。
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潰瘍性大腸炎 日常生活の注意事項

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 写真は、潰瘍性大腸炎に使う薬たちです。プレドニゾロンは一錠9.6円、レミケードは1バイアル89536円、アサコールは一錠88.6円です。レミケードは一回に3-5バイアル、2か月に1週程度使います。

 潰瘍性大腸炎とは20歳のころから37年間、患者として、不本意ながらお付き合いしています。25歳からは、医師として、自分自身も含めて、ずいぶん多くの患者さんを診てきました。今日は、普段、潰瘍性大腸炎の患者さんに説明している日常生活の注意事項を紹介します。特に、はじめて発病した方は、「どんなふうに日常を過ごせばいいのか」 分からないかたも多いと思います。独断の事項もありますが、患者さんのご参考になればと思い、列挙します。

#1  からだを冷やさない、厚着をする。
#2  唐辛子をたべない 調味料には唐辛子が入っていないかどうか気をつける。
#3  だいこんとしょうがを食べる。
#4  お酒をのまない。とくにからだの冷えるビールはのまない。
#5  便秘に効くお茶は飲まない。ふつうのお茶をのむように。
#6  食べて悪くなるものは控えるように。食べたものを覚えておけないときは、写真に撮っておきましょう
#7  古くなったり、悪くなったりしたものを食べて、下痢することがないようにしましょう。
#8  風邪をひかないようにしましょう。かぜの治りかけに、潰瘍性大腸炎が悪化します。
#9  ワクチン接種は、いつも見てもらっているお医者さんと相談してきめましょう。
#10 病気が活動期のときは妊娠しにくい。
#11 妊娠すると悪くなるといわれていたが、必ずしもそうではない。
#12 運動は、活動期には激しい運動を控える。
#13 プールには入ってもよいが、ともかくからだを冷やさないように
#14 温泉は問題ない
#15 コーヒーは下痢になるのでやめた方がよい。
#16 なになにしなければならないと考えるのではなくて、なになにしようと考えて行動しよう。
#17 薬は忘れず、まめに飲もう。
#18 外食のカレーは要注意、食べないほうがよい。

インドネシア新幹線受注、日本、中国に負けた。敵も知らず己も知らず、100戦危うし日本政府

 先日、内閣官房にいる方と話す機会があった。インドネシア新幹線の受注に関して、日本は中国に敗れた。このことについて、安倍総理が「個人的関係を築いてもだめなのか?」と、ため息をついたという。真偽のほどは不明だが、「日本政府が受注に失敗したことに落胆している」とは想像に難くない。とくに安倍首相はアセアン重視の姿勢を鮮明にしているから、そのショックもうかがい知れる。
 私は2度中国の新幹線に乗ったことがある。一度は、杭州・上海間、今一度は、大連・瀋陽間である。また、私の故郷は岡山だから、日本の新幹線乗車回数は、200回をこえる。

 「中国の新幹線にのったことがありますか?内閣の方の中に中国の新幹線に乗ったことがある人がいましたか?」
 「そういえば、乗ったことがあるといった人はいなかったなあーーー」

「私は、この間、上海杭州間にのったのですが、50mの高架橋の上を、時速364kmの巡航速度で、ほとんど揺れずにすっとんで走ったのでびっくりしました。まるで、離陸する飛行機みたいな感じでした。」

「へえ、そうなんですか?すごいですね。ドイツでは車輪で500kmの高速列車のうわさを聞いたことがありますが・・・。」

「それに比べて、日本の新幹線は揺れてます。最近はコンピューターによるサスペンションの調節できる車両がでてから、速度も乗りごごちも改善していますが、せいぜい時速300kmです。」

新幹線という商品そのものが、負けているのだから、いくら、個人的な関係が築かれていても勝てない。
敵を知り己を知れば100戦危うからずという孫氏の兵法の言葉があるが、
「敵も知らず、己も知らず」 これでは、勝てるわけがない。

数年前、開業したての中国新幹線事故を、マスコミは大きく取り上げていた。「ぼろだ」とか「ひどい」とか。しかし、新幹線のスピードや揺れ具合などその機能の実情を正しく伝えていなかった。日本には油断があったと思う。



 
 

レオナルド イン 日本 Leonardo in  Japan

ACミランなど名だたるチームの監督を務めてきたレオナルドさんは、治らない病気の人たちのために、レオナルド基金を運営しています。「がん撲滅の会」はその趣旨に賛同して、レオナルドさんを日本にお招きし、「がん予防・撲滅の知識の普及」のために レオナルドさんと通訳の鈴木國弘さんと3人でトークショーを行っています。

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10月12日は、東京の全日空ホテルで開催しました。
大勢のサッカーファンの方々がお集まりになりました。ご寄付ありがとうございました。
10月14日は、岡山のカルチャーホテルで開催しました。
大変大勢の若い方々がお集まりになりました。ご寄付大変ありがとうございました。
10月17日は、鹿島アントラーズの本拠地茨城県鹿島で開催します。
詳しくは次のページをご覧ください。
http://www.so-net.ne.jp/antlers/news/club_info/51151

また、本日15日は、レオナルドさんのご希望で、日本3大お稲荷さんのひとつ、佐賀県鹿島の祐徳稲荷神社に午前中お参りします。トークショーでも話題になった、「次期日本代表監督」のうわさは、お稲荷様の力でなんとなく実現しそうな予感がします。

世界のレオナルドが、日本のがん撲滅の応援に来ます!

J1鹿島アントラーズ

元ブラジル代表MF(ワールドカップ優勝)

ACmilan背番号10   元インテル・ミラノ監督

そして・・Jクロニクルベストゴール受賞

レ オ ナ ル ド


田淵正文(たぶち まさふみ)

レオナルド顔写真たぶち正文ポスター写真


来 日 共 同 会 見 ・ トークショー の お 知 ら せ

ブラジル代表、J1鹿島アントラーズなどでプレーし、ACミラン、インテル・ミラノで監督も務めた「レオナルド・ナシメント・ジ・アラウージョ」氏が12日、がん撲滅の応援のために来日します。レオナルド自身が展開している「レオナルド基金」と私たち「がん撲滅の会」(理事長 田淵正文)がコラボして、東京都、岡山県、そして第二の故郷でもある茨城県鹿嶋市で、チャリティトークショーなどを展開、「難病克服、がん撲滅」への協力を呼びかけます。レオ自身の近況やサッカーに関する質問も受け付けますので、みなさま、おいでください。



【 記 】

会見日時   10月12日(月)午後2時~ 約30分の予定

         ※会見受付は、午後1時半ごろ~

トークショー日時  10月12日(月)午後3時~午後5時 約2時間の予定

         ※会見受付は、午後1時半ごろ~

お問合せ       一般社団法人「がん撲滅の会」

         東京都目黒区青葉台1-27-10アーベイン青葉台ビル3F

   TEL03-6303-3357  FAX03-6303-3344  Mailinfo@ganbokumetsu.com

担当 はらだ・わたなべ

※会見に参加ご希望をされる報道機関さまは、10日(土)までに ①御社名 ②会見参加人数 ③ご連絡先(TELFAX) ④ご希望、ご要望 などを明記し、FAXにてご連絡ください。




 

会場      ANAインターコンチネンタルホテル東京 
         地下1階プロミネンス No3  東京都港区赤坂1-12-33

会 見 人         レオナルド & 田淵正文(たぶち・まさふみ)

がん予防 第4カ条 大腸ポリープをとろう

今年の厚労省の発表によると、大腸癌にかかる方はうなぎ上りに増えていて、年間何と20万人もいるそうです。つい、3-4年前は15-16万人と言っていたのですから、大変な上昇率です。死亡者数は約5万人程度だそうです。女性の死因のトップは大腸癌です。

 ところで、大腸ポリープ・大腸癌は、私の専門分野です。これまで、約
16万個もの大腸ポリープ・大腸癌をとってきました。端的にいって、大腸ポリープ(大腸異型細胞)をすべて取り続けると「大腸がん」は出て来ません。ちまたでは、大腸癌が増えているというのに私のところに通い続けている人からは大腸がんは1例も出てこないのです。
 

私の大腸内視鏡検査を受けている人を対象に2009年に調査してみたところ、私の指示どおりに内視鏡検査を受けて、クリーンコロンを目指して、大腸ポリープを取り続けている人からは、1例として、大腸がん患者は出てきませんでした。クリーンコロンとは大腸ポリープが一つもないことのことです。

専門的に言うと、3万人年みていても、進行大腸がんは1例として出てこなかったのです。3万人年とは、たとえば1500人なら、平均20年見続けたということです。たとえば、2000人なら平均15年見続けたということです。大腸ポリープをきちんと取っていれば、大腸がんはほぼ完全に予防できるのです。

アメリカでは大腸がんは「self-dependent disease」と呼ばれています。直訳すると「自分に依存している病気」です。すなわち、自分で気をつけてポリープをとっていればかからなくても済む病気ということです。現にアメリカでは、加入している保険会社から、保険の継続にあたって、大腸内視鏡検査をうけて大腸ポリープをとるように勧められます。その結果、この30年間で、アメリカでは大腸がんの発生数・死亡者数ともに半減しました。これは対策も手薄な貧困層も含めての数字ですから、大腸ポリープをとることがいかに大腸がん発生を抑えるか、如実に示しています。

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がん撲滅11カ条のちょっと詳しい説明 その1

がん撲滅11箇条

1〜3 カ条について

がん撲滅
第1カ条
たばこをやめよう

大気汚染のない環境では、たばこを吸う人は 吸わない人の25倍 肺がんになります。大気汚染をなくし たばこを止めて 肺がんを予防しましょう。
日本では、肺がんで 毎年8万人あまりの方々がお亡くなりになっています。タバコをやめて大気汚染もなくなれば、肺がん死亡者は8万人からわずか毎年3200人へ?!

第2カ条
ピロリ菌を退治しよう

胃がんになった方で、ピロリ菌の感染(既往も含む)のない方は、ほとんどいません。つまり、ピロリ菌に感染しなけばほぼ胃がんにはならないのです。
また、ピロリ菌に感染している人は、人生のうちで約12パーセントの人が胃がんになります。ピロリ菌を退治すると 退治後 3年目から 胃がんの発生率は約5分の1に減ります。国を挙げてピロリ菌を退治したら、胃癌死亡者数5万人から1万人へ?!

第三カ条
アルコールを控えよう

 アルコールと大腸腫瘍の関係を15年くらい前に私の患者を対象に解析したところ、日本酒を5合毎日飲むと 大腸がんは飲まない人の2倍でした。ビール毎日1.5リットル飲んだ人は、大腸ポリープの発生が2倍になっていました。大腸がんのほかにも、咽頭がんや食道がん 胃がんや膵臓がん 肝臓がんなども、アルコールで発生しやすくなります。

 ところで、意外なことに、アルコール自体には発がん性がありません。が、代謝産物のアセトアルデヒドに発がん性があります。アセトアルデヒドは吐き気を催す酔っ払いの吐物の嫌な臭いの物質です。この物質が体に残ると「がん」が出やすくなります。

 ちなみに、アセトアルデヒドの代謝は、日本人では、一様ではありません。日本人の約45パーセントの方は白人や黒人と同じく、アセトアルデヒドを立ち所に分解します。この人たちにとっては、お酒はジュースと同じです。また、10パーセントの人はアセトアルデヒドが代謝できません。この人たちは、お酒を飲むとアセトアルデヒドの毒で倒れてしまいます。そして、残りの45パーセントの人たちは、アセトアルデヒドをゆっくりとしか代謝できません。倒れて全く飲めないというわけでないが、二日酔いするというわけです。

この最後に述べた方々がアセトアルデヒドが身体に溜まり、アルコールによる「がん発生」リスクが一番増加します。お酒を無理に惰性で飲んでいる方は特に要注意です。

大連出張

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今日は大連に出張です。
富士山に雲が襟巻きしていました。

DDW2015 Washington 2日目

成田から2回乗り換えて 早朝に無事 ワシントンに到着。早速 学会場へ。以前も 一度来ているはずなのに何故か初めてのよう。今回は 発表なしで、学会2日目から参加。着いて早々朝一から、ひたすら聴講。
色々と新しい事があるが、家族性大腸腺腫症のpolypが スリンダック150mg/dayとエルロチニブ75mg/day3ヶ月ですっかり消失していたのには、感動。きっと標準療法になるだろう。
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便潜血検査と便中ピロリ菌抗原検査の結果解釈

4月5日の岡山ドームで開催された岡山健康フェスタで、便による簡易がん検診を行いました。
その結果の解釈の仕方と今後どうすればよいかについて解説します。

便潜血反応 

陽性者 → 経験豊富な先生のところで必ず大腸内視鏡検査を受けてください。
陰性者 →  便潜血一回法による大腸進行がんの拾い上げの確率は70%ぐらいしかありません。 陽性よりも陰性の方がリスクが低いのは事実ですが、便潜血反応が陰性だからといって、進行がんはないと考えるのは危険です。大腸がんのリスクを「零」にしたい方は経験豊富な内視鏡医で内視鏡による精密検査を受けるようにお勧めします。

便中ピロリ菌抗原 

陽性者→ ピロリ菌がいます。経験豊富な先生のところで内視鏡検査を受けて、薬を飲んでピロリ菌を退治しましょう。
陰性者→ ピロリ菌がいない可能性が高いです。検査も繰り返してください。ただし、100%の胃がん予防を目指すのであれば、経験豊富な先生に内視鏡検査をやってもらいましょう。




 

おかやま健康フェスタ 4月5日 岡山ドーム

来る4月5日に「おかやま健康フェスタ」をあおそらの会、山陽新聞や岡山放送、岡山サッカー協会、岡山赤十字センターなどなど、岡山の人たちと一緒に、岡山ドームで開催します。楽しいイベントや企画がありますので、お時間のある方は是非ご参集ください。
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がん予防十一箇条 がん予防の勧め

今の日本でガンを予防するのに、重要なポイントを
近年の医学上の成果をふまえて、11カ条にまとめてみました。
話せば簡単なようですが、実際に実行するとなると難しいものです。
しかし、実行できれば、がんの発生リスクは半分以下になるでしょう。

がん予防十一箇条

一、 タバコをやめよう
二、 ピロリ菌を退治しよう
三、 アルコールを控えよう
四、 大腸ポリープをとろう
五、 脂ものを控えよう
六、 空気と水をきれいにしよう
七、 肝炎ウィルスを退治しよう
八、 放射線被曝を避けよう
九、 がんウィルスに気をつけよう
十、 がん検診を受けよう
十一、 よく寝て、よく笑おう

第3回がん撲滅の会でがん半減の方策を語る

第3回がん撲滅の会が、2月26日 ホテルニューオータニ 鶴の間で開催されました。
412名の方にご参集いただきまして、誠にありがとうございました。
ビデオができましたので、是非ご覧ください。
1)ダイジェスト版 約3分


1)唐澤克之先生 最新の放射線治療 約30分

2)田淵正文 がん半減をめざして 約90分
知って得する「がん予防知識」が素人の方にもわかりやすく
解説されたと大変好評でした。
お時間のあるときにじっくりとごらんください。



 

第3回がん撲滅の会 ご案内

来る2月26日木曜日の午後6:00から、東京赤坂見附のホテルニューオータニで、第3回がん撲滅の会を開催します。今年、86万人の日本人がガンになり、36万人がガンで死ぬと予想されています。がんは身近な問題です。がんの基本から、がんにならない生き方、注目のがん新薬、最新の放射線治療、がんをめぐるお金の問題について、お話したいと思います。がんに関心のある方は、ぜひとも、ご参集ください。入場無料です。皆様のご参加をお待ちしています。いらっしゃる場合は、FAX(03-6303-3344)かメールinfo@ganbokumetsu.comにて、あらかじめのご連絡をお願いします。
第3回がん撲滅の会パンフレット1
第3回がん撲滅の会パンフレット2

夕刊フジのブラックジャックを探せに載った。

夕刊フジのブラックジャックを探せに載った。2月15日の日曜日に取材に来ていたのであるが、あっという間に記事になるんですね・・・・。ところで、間違いあり。まだ誕生日が来ていないのでまだ56歳です・・・・・・
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胃癌のリスクを劇的に減らす方法

胃癌のリスクを劇的に減らす方法

<副題 バリウム検診に代わる胃癌撲滅の最新理論と技術>


田淵正文


 近年の日本では、胃がんの発生数は減少してきたとは言え、以前、多くのお方が胃癌でお亡くなりになっている。先日もNさんという53才の女性が胃の痛みで、来院された。上部内視鏡とエコー検査で転移をともなう進行胃癌と判明。手を尽くす暇も体力もなく、わずか3カ月であっという間にお亡くなりになった。内視鏡で見ると、Nさんの胃にはピロリ菌がうようよしていた。ピロリ菌が胃がんの原因と分かった今でも、ピロリ菌退治の体制確立が遅れている。そのため、このような悲劇が毎日約150人、日本の各所で起こっていると思うと、おもわず、涙が出てくる。

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 胃癌のリスクを劇的に減らす方法が開発されている。それは、ピロリ菌退治だ。ピロリ菌退治をすると、退治して3年以上たつと、胃癌の発生率が約8割も減少するという臨床実験結果が、10数年前から全国の多数の研究施設から報告されているのだ。一方、ピロリ菌に一度も感染したことがない人には胃癌が発生しないという衝撃的な研究結果も複数の施設から報告されている。日本全国で毎年約5万人~5万5千人の死亡者がでる胃癌、その罹患者数を激減させる道筋が明らかになってきた。


 さて、ピロリ菌とは何か?どういう生態なのか?


ピロリ菌は胃の中で繁殖する細菌である。胃の中というと、胃酸がある。胃は塩酸を分泌し。その酸の濃度はPH1~2ときわめて強酸である。したがって、胃の中ではどんな細菌も死滅するだろうと考えられてきた。事実、大腸菌、ビフィズス菌など、ほとんどの細菌は、強酸の分泌する胃のなかで生きてはいけない。


ところが、1983年、胃の中で繁殖し、胃炎を引き起こす細菌がオーストラリアで発見された。発見者はマーシャル先生とウォーレン先生(後の2005年この功績でお二人はノーベル賞を受賞)。胃の出口のことを、ラテン語でピロリということから、この細菌は「ピロリ菌」と命名された。調べてみると、このピロリ菌、ウレアーゼという酵素を持っていて自らアンモニアを産生して、胃酸を中和するという特殊能力をもっていた。そのため、強酸の胃の中で生きて繁殖していけるのだ。逆に、酸性の環境以外では、自ら産生するアンモニアのため、繁殖できない。生物にとって、アンモニアは猛毒だからだ。


ピロリ菌の生態や感染経路は、どうなっているのか?胃の中で繁殖したピロリ菌は、消化管の動きに沿って、便の中に出てくる。注意深く観察すると、ピロリ菌は酸のないところでは、栄養型の竹トンボのような形から、球形のコッコイド型に変態する。調べてみると、このコッコイド型のピロリ菌は増殖せず、じっとしていて、半永久的に感染力を持っていた。いわば、ピロリ菌の卵状態であった。


日本では人糞を長年肥料として土にばらまいてきた歴史がある。つまり、日本の土の中には、卵状態のピロリ菌がいる。この卵状態のピロリ菌が何かの拍子に間違えて口から胃に入ると、人はピロリ菌に感染するのだ。ピロリ菌の感染源は土である。


意識的に土を食べる人はいない。だが、土と接するハエやゴキブリのからだの表面には、ピロリ菌が証明されている。だから、ハエやゴキブリが触れた食材を知らず知らずに食べるとピロリ菌に感染する。土のついた野菜などの食材をそのまま口にすると、これまた、ピロリ菌に感染する。土と接する井戸水などもあやしい。ただ、ありがたいことに、このピロリ菌、熱に弱く煮沸すると感染力はなくなる。

ピロリ菌がガンを引き起こすメカニズムの解明も進んでいる。ピロリ菌の持続性の感染により、慢性胃炎がおこり、炎症の持続によって、胃の細胞に遺伝子異常が蓄積されて、ガンが発生しやすくなる。さらに、ピロリ菌には、D因子という膜に孔をあける4量体の蛋白を合成する遺伝子があり、この遺伝子のコピー数が多いピロリ菌ほど、がんを惹起させることも報告されている。

今、このピロリ菌にどのくらいの人が感染しているのか?ピロリ菌の感染率は年代によってちがう。土に接触する機会の多かったお年寄りの方ほど、感染率は高い。おおざっぱにいって、年齢マイナス10%くらいの感染率だ。たとえば、30歳なら20%ぐらい、40歳なら30%ぐらい、50歳なら40%ぐらいだ。

では、ピロリ菌に感染しているのかいないのか、どうやって調べるのか?血液テスト、便テスト、呼気テスト、内視鏡検査などで診断できる。2013年2月からは、内視鏡検査で陽性と認められた場合、社会保険でピロリ菌退治もできるようになったので、治療も考えれば、現時点では、内視鏡検査が妥当かもしれない。

それでは、ピロリ菌、どうやって退治するか? PPIという胃酸を強力に抑制する薬と酸の環境でも活性のある抗生剤2種類を1週間飲むことで、ピロリ菌は約90%除菌できる。それで、退治できない人でも、別の抗生剤の組み合わせで、ほとんどが退治できる。しかし、先に述べたように、ピロリ菌のいる食材を食べていると、すぐに再感染するので、見掛け上なかなか退治できないので、要注意だ。

現段階では、よく勉強して最新知識をもっている、内視鏡検査の上手な消化器内科の先生に相談してみるのが、ピロリ菌退治の最短コースだ。


さて、一方、現行の胃癌検診といえばバリウム検査だ。実は、このバリウム検診、1994年にWHOが全世界に向けて「禁止勧告」を出していて、現況では、胃癌のバリウム検診は、日本以外では1カ国も実施されていない。それは、放射線被曝により受診者の約2%に遅発性のがんが発生するからである。現に、この検査をずっと続けているわが国では、近年、悪性リンパ腫などの血液系のがん発生数は、ウナギ登りで、40年前は年間7500人程度であったものが、今や年間約4万人と激増しているのである。

1994年、WHOは「人口の約8%前後が胃癌に罹患する日本では、かりに2%ぐらいの人が遅発性に発癌したとしても、他に方法がない現状では、日本に限り、バリウム検診は容認される。」としていた。

しかし、「ピロリ菌退治をすると、胃癌の発生率が約8割減少」し、「ピロリ菌に一度も感染したことがない人には胃癌が発生しない」という研究結果が医学界の常識となった現在、WHOの勧告は一層重いものとなっている。もはや、従来のごとく、バリウム検診が続くとは考えられない。現行の胃癌のバリウム検診体制は早晩廃止され、ピロリ菌除菌を中心とした検診予防体制が確立されるであろう。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あけましておめでとうございます


 あけましておめでとうございます。新春に当たり皆様の益々のご繁栄とご健康をお祈り申し上げます。年間86万人前後が「がん」になり、36万人が「がん」で死ぬ時代です。今年も「がん」退治で、日本国民に尽くしあげる所存です。どうぞ、ご協力ご支援をお願い申し上げます。
 第3回がん撲滅の会を2月26日(木)午後6:00から午後9:00まで東京のホテルニューオータニで開催します。最先端のガン予防やガン治療について、一流の講師陣がお話します。入場無料ですので、どうぞご参加ください。

甘利明 健康・医療戦略大臣に 胃がん検診の改革とピロリ菌予防法の策定を進言

 11月初旬、相模台病院の山上松義会長のお計らいで、甘利明先生との会食の機会があり、1時間半にわたり、胃がん検診の改革とピロリ菌予防法の策定の重要性を進言した。来年度の胃がん検診は、バリウム検診からハイリスク検診へ、学問的によりまともなものに改革されるだろう。
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荒川区長、西川太一郎先生の医療費適正化の御講演を聴く

 東京のここ2-3日は寒くて12月中旬の寒さだが、暖かい部屋で食べるアイスクリームはまた格別。

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 今週は11月13日の木曜日、定例の志帥会で、医療費適正化に関しての荒川区の取り組みとその成果について、西川太一郎荒川区長のご講演があった。

#1 ジェネリックの医薬の促進(区から患者へ電話や手紙で勧誘)
#2 糖尿病患者への栄養士・保健士による直接の生活食事指導(糖尿病から透析となり、医療費が増える)
#3 複数の同系統・医療機関の掛け持ち受診者へ、保健士の派遣して、受信先をひとつにするように勧める。

 レセプトが電子化されて、患者データが簡単に手に入り集計できるようになったことで、個別に
これらの取りくみがどれくらい効果があるかすぐにわかるそうだ。誰がどういう治療を受けているか、
簡単にわかるからである。

#2、#3については、病気を減らして医療費適正化ということで、異論のないところである。

さて #1についてであるが、
荒川区の実績から、#1を全国に広めると、年間1600億円の医療費が浮くという。「国会議員の皆さんも、それぞれの選挙区での財政再建のためには、これらの策を参考にしてください」とおっしゃった。

#1について、ご講演の中でも述べておられたが、医薬品業界を中心に若干の異論もある。講演は15分と時間の制約があったので、そのあたりの事情を詳しく述べておられなかった。その辺を少し補足したいと思う。

 近年の薬の開発は国際競争が大変熾烈で、いまや日本勢は劣勢である。ここ10数年、抗体医薬品の開発に遅れて、今年の抗体医薬品の輸入額は約1.8兆円前後になっている。節約した1600億円が研究開発費の元手だったとしたら・・・・・。見掛け上の成功が、長期的には自分たちの経済を弱めている可能性がある。「収縮均衡」つまりは「デフレ」。この10数年日本経済が直面してきた問題だ。

 区の予算だけ見ていると「医療費適正化」は議論の余地のない「錦の御旗」だが、国全体からみると景気、経済の点でなかなか微妙な問題がある。区の赤字は、東京都からの支援もある。(東京都は黒字団体)
ジェネリック化の徹底をあまり激しくやらないことにも、次世代への投資としての「理あり」というわけである。

 TPP交渉では、フローマン(アメリカ交渉代表)は特許期間25年を主張して譲らない。日本の医薬品特許は15年。つまりジェネリック薬は日本では15年目から作れる。しかも、医薬品の値段は厚労省が決めている。すべては政治問題・・・・。病気が治るように、経済が冷え込まないようにしたいものだ。

 高齢化社会の日本で、医療はGDPの15%程度。今後ますます増加すると予想される。医療は単に医療というだけでなく、成長戦略の一環としての4本目の矢なのですから・・・・。

西川荒川区長志帥会講演資料20141113
 




食道がん術後、難治性食道狭窄患者 治療費の強烈な査定で、クリニックは医療崩壊寸前

 以前のこのブログで、食道がん手術の後、吻合部が離開して、線維性狭窄をきたした症例を2例 紹介した。
http://tabuchimasafumi.doorblog.jp/tag/%E9%9B%A3%E6%B2%BB%E6%80%A7%E9%A3%9F%E9%81%93%E7%99%8C 後輩が勤務する大病院で手術したあと、胃と頚部食道の吻合部がかい離、線維性狭窄をきたした2例である。
  
 バルーン治療でも一切治らず、食事がまったくできなくなってIVH管理。再手術など癒着が厳しくてとてもできない。すっかり困り果て、後輩は、私なら何とかしてくれるのではないかということで2人の患者を送り込んできた。1人は6cm、1人は2cmの完全線維化狭窄。私の得意の内視鏡で何とかならないかというわけだ。

 ともに、周囲の大動脈などの重要血管に当たらないように注意深く、APCで食道トンネルをほった。そして、カバーステントを留置して、なんとか治療に成功。ふたりとも、飲めもするし食べることもできるようになった。2人とも多いに感謝してくれた。(ここらあたりまでは、以前のブログに書いた。)


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2回目に駆け込んできたときの深夜の緊急内視鏡像。狭窄部は直径約1mm-1.5mmで水もほとんど飲めない状態。



 しかし、吻合部狭窄を起こすのは血流が十分回復して来ないことが主因と言われている。バルーンで十分拡張しても、留置ステントが脱落すればい10日で狭窄となった。しかし、他によい方法が報告されていなかったので、ステント脱落と留置を繰り返しながらも、上皮の張るのを根気強く待った。結果、6cmの方はかなり良くなった。一年弱、ステントなしでも食事が満足に通過するようになったのである。
 
 一方、2cmのほうは、ステントが簡単に落ちてしまうので、上皮がなかなか張ってこず治療が長引いていた。食道狭窄拡張とステント留置を何度も繰り返した。狭窄症状は食べ物が詰まったりすると急激に出現してしてくる。よって、緊急内視鏡検査を実施して、適応ありと判断して深夜の緊急の手術となることが多い。飲めない食べられないとなると、深夜でも、スタッフ集めて緊急内視鏡だ。

 2cmの狭窄だった人は本年4月に、2週間開けて、2度の狭窄発作をおこした。よって深夜に二連のバルーン拡張とステント留置術を行って規定通り約75万円を請求したのであるが、半年経って、昨日レセプト査定内容がかえってきた。深夜加算と2連目の拡張術はすべて認められず、約75万円の請求が50万円の減額処分をうけて約25万円しか認められなかった。がっくり。

 バルーン拡張は一連のものは1回しか請求できないというルールがあるので、それを適応したらしいが、査定には詳しい理由の記載はない。4月の場合は、一度改善して退院。その後再び悪くなっているので、この二つの手術は一連ではない。その辺の事情は請求書に書いたのに・・・・・・。バルーンは、一本12万円前後ステントは10万円ぐらいで、原則使い捨て。スタッフのことを考えると、はっきり赤字だ。

 うちの30年来のスタッフは、「こんなに苦労して、寝る間も削って治しているのに、こんな査定を受けるなんて、とんでもないわ、もうやってられない」と怒り心頭に達している。

「「詰まった。飲めない・食べれない。」と患者が駆け込んできても、もう、うちでは治せないと治療拒否しましょう。」

 彼女がいなくなると私も1人では内視鏡ができないので、「まあまあ」となだめているが、経済的にも精神的にも医療崩壊だ。国保の査定の先生の責任は重大だ。

 国保の審査委員に皆さん、担当者が目黒区医師会の方か、東京都本部の方かどなたかは存じ上げませんが、現場で必死で頑張っている医療スタッフの足を引っ張らないでください。

 ところで、ちなみに、今年の5月アメリカのDDWで、食道がん術後の難治性の食道狭窄の治療のセッションに参加。全世界でこの問題に直面している医師が集まっての会合た。ディスカッションの中で、ステント留置の秘法を聞いてきた。6月にその方法を行って以来、2cmの方のステントは簡単に落ちなくなった

 食道がん術後の難治性の食道狭窄にお困りの方は、保険の適否は別として、治せるかもしれませんので、ご相談ください。

 (学会参加の旅行がまるで紀行文みたいという影の声がありましたが、学会にもちゃんと出ていますよ、タケシさん)


 
 

 



ビッグデータと医療

本日、NHKでビッグデータと医療という番組をしていた。
「患者を救う大革命」と銘打って以下の題材を紹介していた。

#1 新生児の感染兆候を酸素飽和度と脈拍で知るーアメリカ 
#2 インフルエンザの流行をyahooの検索ワードで知るー日本
#3 前立腺手術と在院日数は「痛み」の解決がポイントー日本
#4 病棟の転倒予防対策:病棟ごとに危険時間帯のちがいがあり、職員の配置の工夫を ー日本
#5 喘息と発作の場所と原因チェック:吸引器を使用した場所と時間ーアメリカ
#6 P53制御たんぱくnek2の発見(プログラムによる論文検索による)-アメリカ

正確なデータがたくさん集まるという点で、評価できる。
#1、#5は特によい成果と言える。
#6も よい。
#3も 悪くない。
しかし、#4はいまいち。転倒しない対策が、ベッドを離れたのを、手すりに設置した感知器で察知して
ナースステーションのベルが鳴って、看護士が部屋に走り、倒れるのを防ぐというシステムだ。
それが、消化器病棟と脳卒中病棟で違いがあるから・・・・・人の配置をかえればよい。
ちょっと、いまいち。
工夫と知恵、たくさんあるからわかるんだということだけではない。



第22回JDDW2014神戸に参加・・・・胃がん検診はバリウムか内視鏡か?

 ヨーロッパの学会から、とんぼ返りして、木曜日からjddw2014神戸に参加。
胃がん検診に興味を持っているメディアが、私の本「私は<ガンで亡くなる方の2人に1人は救える!>と考えています」を読んで、共鳴して、学会場に私を取材に来た。
jddw2014-10-24interview

胃がん検診について、厚労省は「胃2重造影レントゲン検査」が標準検査と言っているが、
それに疑問に思っている専門家の医師は多い。私だけではない。

 いくつかの理由がある。
第一は、内視鏡検査は「胃2重造影レントゲンバリウム検査」の5倍くらい胃癌が発見できる。
第二は、レントゲン被曝により、20年ぐらいすると、被験者の2%ぐらいが癌になる。
第三は、胃癌の原因はピロリ菌と判明しているので、早期発見に努めるよりも、原因の除去をした方がよい。
第四は、バリウム検査で飲んだバリウムが腸でかたまって、腸閉塞となり、毎年約20名くらいの人が緊急手術を受けている。さらに毎年約2名は固まったバリウムで腸が破れて死んでいる。

 これに対して、行政側(国立がん研究センターの検診担当者)は、
第一に、内視鏡による胃がん検診には、胃がんを減らすという研究結果がない。研究結果がないのに内視鏡検査を胃癌検診の方法として採用できない。
第二に、内視鏡検診の行うには、それを行う医師が必要で、医師を確保するのは大変だ。
第三に、今の検診の主役の放射線技師の仕事がなくなる!
などなど・・・・・・

 しかし、いくつもの研究で、早期胃がんの発見率は、胃2重造影レントゲンバリウム検査に比べて、内視鏡検査のほうが数倍高い。(ちなみに、この学会の発表でPL検診センターからは両者は同等であるという発表が唯一あった。PL検診センターの内視鏡担当のアルバイトの先生方は東京で一番安い時給で働かされていて、モチベーションが低いという内情があるらしい。保険組合から検診を取るために検診単価ダンピングをしている・・・・)

 だから、今更、バリウムか内視鏡かどちらが人助けになるか?RCTしましょうというのは、倫理委員会を通るような内容ではないのである。

 バリウム検診で2%の人が癌になっているということは、WHOが1994年にすでに指摘されている。被曝の害は決して軽いものではない。日本人の大衆には知らされていないが、日本以外で胃がん検診を行っている国はないのである。
 お城のような立派なお部屋に座って、「死亡診断書を書いたことがない」人には、現場のことが分からないのだ。早期発見に失敗すれば、文字通り、胃がなくなり、ときには命がなくなる。そして本人も家族もほんとに悩み悲しむ。それを、日々目の当たりにしている我々は、「内視鏡検査をしているとき戦争しているのだ」という実感がある。しかし、お城の中にいる方には、それがないらしい。あるいは、よくわかっているのだが、新しいことをするのは面倒というお役人根性・・・・・?

 この30年の学問の成果から、わたしが考える胃癌対策は、「国民総ピロリ菌除菌」。そして、既往や家族歴そしてペプシノーゲンによってハイリスク集団の絞り込みをしたうえで、内視鏡検診をするという策である。

uegwに参加、ヨーロッパの大腸がん検診ーチェコの大腸がん死亡者率が減少した

ヨーロッパ諸国でも大腸がん検診が行政レベルで行われている。
お国柄によって、少しずつ異なるところがおもしろい。

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ところで、チェコのデータをみていると、検診行ったことで12.4%の大腸がん患者が救われたと報告していた。これにより大腸がん死亡率の点でチェコはヨーロッパ第3位から第9位まで改善していた。
実は2003年に、チェコのオストラバという行政区から、平坦陥凹型大腸がんと大腸内視鏡検査の講演に招かれたことがあり、それ以降、チョコの大腸内視鏡レベルはかなり改善して今回の数字に結びついたと、チェコの内視鏡学会長のオンドレイさんに感謝された。

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UEGW2014に参加

1998年以来毎年、UEGWに参加している。今回は17回目の参加。ウィーンは3回か4回目。
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日本発のESDはヨーロッパの国々でも定着しつつあるようで、日本以外からのESDのポスター展示も多い。
日本も、うかうかしてはいられない。ただ拡大観察・超拡大観察は日本人しかやっていなかった。アメリカやドイツではコンフォーカルレーザー内視鏡による拡大観察が主流。
富士フィルムがCMOSを搭載した600シリーズをヨーロッパで発売したとか、武田製薬がIBDに対する新しい分子標的薬剤をヨーロッパ先行で発売したとか。海外に出なければ聞こえてこない情報も多い。
ところで、スペインの先生が進行膵臓がんの治療で、3年生存率が50%ぐらいという治療法を紹介していた?!
夕方の富士フィルムのサテライトシンポで、オランダとフランスの先生からBLIによる早期バレット癌のいい写真を多数見せてもらった。さすが、バレット癌の本場、ヨーロッパ。

アブダビ訪問(2)

 エミレーツパレスホテルに宿泊。総大理石張りの宮殿作りである。6年半前にきたときは日本設計の方に案内されてきたのであるが、その時見た様子となにかちがっていた。部屋に入って、ホテル紹介のビデオを見ていて気がついた。照明が落とされているのである。だから、天井の模様が暗くくすんでしか見えないのだ。6年半前はホテル名に「ケンピンスキー」などとはいっていなかったのに、今は「ケンピンスキー」とはいっている。どうも、経営方針が変わったらしい。
 昔は7つ星といっていたが、今は5つ星 

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 プライベートの砂浜は広大約3-4kmある。ラクダに乗れたり、クルーザーで海遊びもできる。ただ、ヨーロッパとアラブの人以外はあまりお呼びではないらしく、ホテルのプロモーションバングの最後に「ヨーロッパとアラブの方々のために・・」とのコメントが数秒流れる。その経営方針に沿ってかどうかわからないが、139個あるテレビ番組には日本語の番組はなかった。(ちなみに中国語番組と韓国語はあった。)。

 また、テレビ(サムスン)のコントローラー(サードパーティ製?)が粗悪品で、すぐに、バグる。ハウスキーピングを呼ぶとふたを開けて、電池を抜いて初めから、指令2-3回でまたバグる・・・・。また電池を入れなおす。ハウスキーパーによると新しいものに順次変換している最中とのこと・・・・。やっぱり日本人は悪い部屋へか・・・・。

 ただ、この日はアブダビの王族とヨルダンの王族の結婚式のため、イーストウイングがすべて貸切であったとか。運の悪い日にきたものだ。エミレーツパレスホテルはヨーロッパの人が海遊びにくるための海辺の豪華なホテルといったところか、

 プライベートビーチと広い庭だけは、他のホテルには真似のできない素晴らしさがあった。

アブダビ訪問(1)

 レンタカーでアブダビからドバイまで約130km砂漠の道を走った。6年半前に比べて、砂漠の中にぽつぽつと建物が多くなっていた。39度の炎天下で、シェイクザイードビンスルタンモスク(別名シェイクザイードグランドモスク)に立ち寄る。

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 旅行ガイドにはシェイクザイードグランドモスクと書いてあるが、現地のカーナビには前者の名前ではいっているので要注意です。おかげでカーナビのセットに丸1時間もかかってしまいました。セットできた時はモスクまであと10km。シェイクザイードビンスルタンモスクは、大変大きく、世界一の広さを誇るモスクです。6年半前は周りの造りが一部工事中でしたが、今回はもう完全に出来上がっていました。真っ白の大きなモスクが雲ひとつない青い空に突き立っています。
 39度の炎天下に駐車して、黒いアバヤをかぶりモスクの中へ、中央広場を突っ切って靴を履き替え、冷房の利いたモスクへはいる、同行した家族は内装のすばらしさに感動して、「世界でこんなきれいで美しいなところ見たことがない」と何度もコメント。世界一大きな絨毯ペルシャ絨毯、真っ白な天然大理石に施した螺鈿細工、直径10m、高さ15mぐらいのシャンデリア・・・・。

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 6年半を経て、モスクの外は少し埃の付いているところもありました。柱の金が少し彩度を落としている点や螺鈿細工の朱色がやや暗い色になっていました。しかし、モスクの中は、もう何十万回も踏まれているはずの絨毯を始め、すべてが6年半の前と同じでした。

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