たぶち まさふみ オフィシャルブログ

日本消化器内視鏡学会指導医 元東大医学部講師による、医療・政治ブログ

東京比例区

希望の党は完敗?失敗は成功の種、次回は勝ちましょう

#kibounotou #希望の党 #日本に希望を #東京比例区 #たぶち正文
    今回の衆議院選挙で 希望の党は 思っていたほど伸びませんでした。残念です。57議席が49議席となりました。当初の「天下を取る」勢いからいえば、完敗といえます。しかし、得票数を見ていると 「情報隠し」の安倍政治を否定する勢力は、首都圏では過半数を超えていました。希望の党と立憲民主の党に割れてなかったら、勝っていたと思います。選挙準備期間も短すぎたので、なかなかうまくいかなかったのだと思います。選挙は今回で終わりではありません。正しく反省して、普段から準備をしておけば、次回は勝てるでしょう。日本を良くするためには、立派な影の内閣が必要です。東京都の行政で善政を積み重ねては、いかがでしょうか。
 今回、私は東京比例区の単独立候補でした。いろいろと勉強をさせてもらいました。
   今後も、臨床の現場で目の前の患者さんを救うと同時に、「がん撲滅」の運動を続けていきたいと思います。
      

私が実現したい医療関連政策 その3 医療を守る

1)国民の健康を守っている医療を守る 


    現状では、医師の無賃金勤務が実態として存在しています。 また一方で、大病院でも日進月歩の医療機器が必ずしも使用できていません。 このような問題に対処するために診療報酬の切上げによる医療体制の整備をおこないます。医師の無賃金勤務を解消して、医療機器の最新化を図ります。
    その一環として、高度な医療機器を取り扱う「医学物理士」を国家資格化します。また、不当な経済審査により、医師や医療機関は被害を受けていま す。
   安倍内閣が続き、医療費抑制の観点から、政策的に不当な経済審査がますます増えています。このままでは医師は良心的な医療ができなくなり、粗悪な医療が横行して、医療は崩壊します。

    少なくとも、情報公開により、保険審査の公平性を確保して、不公正な経済審査を解消したいと思います。

    情報公開は不正をただすために必要です。都合の悪いことは、黒く塗りつぶしたり、知っている役人を海外へ転勤させたりして 、権力者が自分に不都合なことを隠すのはよくありません。
   小池百合子代表の主張する「情報公開」に賛成します。 

東京5区福田候補とたぶち



私が実現したい医療関連政策 その2 タバコ政策の国際標準化

1)タバコ政策の国際標準化 


タバコ税は、国の一般財源になるのではなく、財務省の特別会計に 入るのをご存じだったでしょうか。
財務官僚は、タバコ関係の企業に天下りしています。
このような「しがらみ政治」のために、タバコ政策は、国際基準と は大きくかけ離れて遅れているのが日本の現状です。  これを、国民ファーストの制度に改めます。
まず、受動喫煙防止法案を国会で可決成立して、受動喫煙を日本から追放 します。
タバコによる健康被害は、医療費の約15%(日本では約6兆円) です。
今は、これを国民がみんなで負担していますが、これをタバコを吸った人が負担する制度に改革します。
たとえば、タバコ税を上げて1箱1200円にして、増えた増収分 (年間約5兆円の試算)を、赤字を抱える地方自治体の国保会計に配る制度を作って、地方自治体の国保財政の改善をはかります。

10月4日都議会では、都民ファースト 公明党などの賛成により、受動喫煙防止条例が可決されました。
都民ファーストの会荒木代表とたぶち

私が実現したい医療関連政策 その1 がん撲滅


1)がん撲滅

   皆さん ご存じでしょうか?今、日本では、年間100万人もの人々が新たに癌を患い、年間37万 人もの方が癌で死んでいっています。そして、その数は益々増えています。それは、老人が増えているからだけでなく、小林真央さんが若くして乳癌でお亡くなりになったように、若い人も癌で死んでいるのです。がん死亡の平均年齢は66歳です。
   国民が元気でいきいきと、癌で死なずに暮らしていけるように、「がん撲滅」政策をとることこそ、国民の緊急な課題の一つではないでしょうか!

   癌予防政策の柱は、

1)がんに関する啓蒙活動

2)検診体制の合理的強化

3)進行がん治療方法の強化

です。

   健康に関する啓蒙活動をおこない、どういう生活スタイルが 癌になりにくいか広く啓蒙します。そして、がん検診体制の合理的な強化を行います。

   胃癌の原因はピロリ菌だとわかりましたが、今でも胃がん検診は、ピロリ菌を無視した旧態然たるバリウム胃癌検診体制が主流です。この改革をまず行います。

   次に、発癌パピローマウィルスに関する研究を 促進して、適切な子宮がん対策を打ち立てます。

   そして、患者さんが治る技術や新薬も、政府が認めなければ、医師は使えま せん。治る治療は素早く認めて、多くの国民が簡単にアクセスできるように制度改革します。

   最後に大腸がんについて

「ポリープは癌化しない、小さなポリープは癌化しないからほって おいてよい」というのは真実ではありません。この学説に従ってしまった日本では一向に大腸癌死が減りません。この20年で年間当たりの 大腸がん死数は35%増えています。 

一方、アメリカでは、「大腸ポリープは小さくても必ず取る」社会的体制ができているので、 この20年で大腸がん死は半分に減りました。もし、日本がアメリ カと同じような政策制度を取っていれば、 この20年で30‐40万人は死なずに済んだはずです。 

 日本のがん予防対策は 残念ながら もうすでに小池代表のいう 「茹でガエル」「世界のガラパゴス」状態なのです。科学を無視した政策をとり続ければ、日本人の無駄死には続くでしょう。

しがらみにとらわれて、真理を無視してはいけません。
しがらみ政治をなんとか 変えなければなりません。
日本国民を助けなければなりません。

皆さんの一票を国民ファーストの改革保守
「希望の党」にお願いします。

詳しいことは拙書「がんで死なないために」をお読みください。


衆議院選挙東京比例区 出馬への思い


私は、2013年、がん撲滅の志に燃えて、「自民党健康増進支部長」  兼 「自民党がん撲滅専門アドバイザー」に就任しました。それから3年間、二階派に参与として参加して、政治を学んできました。なぜ、そうしたかというと、医療は政治と密接に結びついているこ とを、長年、医療に携わるうちに、身にしみて思い知らされたから です。
この20年、ピロリ菌治療の保険採用が遅れたため、死なずにすん だ約60-70万人が胃癌で死にました。
また、徹底した大腸ポリープ切除方針が1996年から崩れたため、死なずに済ん だ約30-40万人が大腸癌で死にました。
科学的真実を無視した政治は、国民に大変な悲劇をもたらします。詳しくは拙書「がんで死なないために」をご一読ください
「しがらみ政治が日本を悪くしている。このままでは、日本は東洋 の小さな島国になってしまう。情報公開を行い、日本をリセットしましょう」という希望の党 小池百合子代 表の言葉は、私の心に響きました。
みなさん、国民ファーストの「希望の党」を応援してください。どうぞ、よろしくお願い します。



衆議院比例区(東京ブロック)に希望の党から立候補

  このたびの衆議院比例区(東京ブロック)に希望の党から、立候補しました。
2013年から、自民党の健康増進支部長として活動してまいりましたが、思うところあって、今回は希望の党から、立候補しました。
 わたしが政治を志した一番の目的は、「がんを減らすこと・国民の健康を守ること」でした。
   医学が進歩しても、政治的な制度が整わなければ、医師は国民を救うことができません。医学の進歩を国民が広く享受できるように、今の政治の仕組みを整えなければなりません。

  自民党の健康増進支部長として、3年努力してきました。高度な放射線治療を広く安全に行うために、医学物理士の国家資格化を努力しましたが、党内のしがらみに阻まれました。また、先の国会で受動喫煙防止法が可決されませんでした。「たばこ」を守りたい先生方が、国際標準のたばこ政策を阻んだのです。
  さらに、安倍首相が、今回の選挙にあったって、「子供を大切にする財源を老人福祉(医療や年金)の切り捨てに求める」を公言したのは、大変残念でした。子供を大切にするのは大賛成ですが、その財源を老人医療の切り捨てに求めることには、正直 落胆しました。
 「国家の財政は火の車だから、老人を切り捨てろ」というのは、問題があります。まず、第一に、老人は先の大戦から日本を復興した立役者なのです。感謝して大切にすることは人として当たり前のことで、切り捨てるなどという発想はどうかしています。
 また、今、日本の財政は、財務省がいうほど、火の車ではありません。統合政府(政府や日銀などをひとまとめにみる考え方)としてみると、この数年で債権は大きく減少していて、1100兆円から、300兆円ぐらいに減っています。世界の経済成長とリンクすることによって、日本は金融立国として成功しています。 

   ですから、老人を切り捨てる必要はないのです。

「元気になりたい、健康に暮らしたい」という人々の「希望」が少しでも多くかなえられるように、日本をリセットすべきだと思います。

  希望の党代表、小池百合子さんが言うように、しがらみ政治・お友達優先政治を打ち破るべきです。しがらみ政治やお友達優先政治では、日本は国際的に「東洋のちっちゃな島国」になってしまいます。そうならないように、ここでリセットすべきです。


  希望の党を応援してください。

どうぞ、よろしくお願いします。


希望の党 東京比例区候補26位 

たぶち正文

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