中国東北区の瀋陽軍総合病院の消化器内科の郭教授の主催する学会に招かれて、拡大内視鏡診断とくに「核パターン診断」の講演してきた。5月の北京の講演が好評であったので、呼ばれたようだ。聴衆は食い入るように話を聞いてくれた。新鮮な話であったらしい。

 

 

 しかし、このテーマの組み合わせは、いささか驚いた。消化器内視鏡と幹細胞治療はあまり関係のない分野であるからだ。ところが、なんと、来月開催されるヨーロッパのUEGWの学会のテーマもこれとそっくりなのである。郭教授は長年、スイスに留学して、幹細胞治療の研究もしていたらしい。「幹細胞を骨髄から取り出して、肝臓に入れると肝硬変が治る」とか言っていた。中国では幹細胞治療は、いままさに「地下から地上に出る」段階なのだそうだ。

 夜に歓迎交歓会が開かれたが、現役の看護婦さんたちが、14-15人ほど、素晴らしい表情で玄人はだしの踊りを踊ったのにはびっくり。通訳さんに言うには、患者さんに見せる最高の笑顔の練習なのだそうだ。

 

 

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