拡大内視鏡のレベルは、さまざまな技術革新にともなって益々進んでいる。20年前に臨床で使える電子拡大内視鏡をフジノンと協力して世界で始めて開発してから、内視鏡的に対象の病理や生理を探求し続けてきた。拡大内視鏡で核が観察できる時代になり、内視鏡的診断学は、内視鏡的病理学というべき領域まで、進展している。食道と大腸では、色素を撒いたりしての手間を少しかければ、病理診断に用いる解像度と同等の画像情報を得ることができる。従来の病理学とは観察する角度が違うので、病変が表層に出ていれば、拡大内視鏡的診断が、旧来の病理学を凌ぐ。内視鏡的病理学という言葉を新たに提唱できる時代となった。

 

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田淵正文院長の業績消化器疾患について超音波による前立腺がん治療:HIFU | E-mail |

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