今回の学会に、台湾から参加していた先生が2名(台中にある秀伯記念医院の陳建華先生と台南にある台南市立病院の郭振源先生)、日本に来たついでにと、わざわざ東京まで足を伸ばして、当院の見学に訪れた。見学のテーマは内視鏡の入れ方と色素拡大内視鏡、核の観察、及び、FICEであった。小腸絨毛の中心の毛細血管のループの中を、血液がすばやく、流れるのを、はじめてみて、「オーッ」と驚きの喚声をあげていた。細胞の核の観察は、見慣れない絵なので、あまりよくわからなかったらしく、説明してやっと「フーン」といった感じの反応であった。