2018年05月
5月20
写真のようなお手紙が送られて来た。
医療法の改定に基づき、「無痛」という表現は 誇大なものなので 今後 使ってはいけない、使えば、医療機関をとりつぶすと書いてある。
当院のウェブページには 無痛内視鏡と記載していて、まさに、今回の改定に該当。
そこで昨日 当院で内視鏡を受けている患者さん30人に、私が行った内視鏡検査で痛みを感じたかどうか 尋ねたところ 全員 痛みが無かったと回答。
真実を語ることは、誇大とは違う。
しかし、よく読むと、省令は発布が遅れているとのこと。厚労省のお役人の中にも、良識のある人は多いはず。真実を誇大と言って 言葉狩りすることは、医療の発展 医療レベルの均てん化の方針に反し 国民のためにならないと思う。
良識に反するヘンテコな省令を発布して 日本の医療レベルを下げないで欲しいものだ。
今年の4月にレセプトの改定があった。 全く中身は 同じなのに 初診を初診料に 再診を再診料に呼び換えた。しかし、診療行為なのに 初診料と 「料」がつくのは ちょっとおかしい。
その他、長期投薬加算を 特定疾患処方管理加算料2に 入院患者初回加算が 入院時初回加算に、中身は同じまま 呼び名だけ変わった。おかげで、レセプトコンピュータプログラムの ちまちました、書き換えで、せっかくの連休前半が潰れてしまった。内容が同じなら、名称は変えないで欲しい。プログラム書き直すのは大変なんです。
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