2014年03月
3月29
3月17
ちょっと前に、このブログでも取り上げたSTAP幹細胞に暗雲が立ち込めている。
ネイチャーにのった小保方さんの論文の通りにしても、STAP幹細胞ができないのだ。
(驚き!)STAPにSTOPがかかった。(冗談を言っている場合か!)
今日、別件であった同級の北山先生の考えでは、
体内の各所に残っている幹細胞を見ていただけでは
ないかとのこと。でも、NHKの番組で、OCT4が誘導されてくる、細胞培養の
ビデオを見せられると、ストレスで、細胞が幹細胞化しているようにも見える。
本当に、STAP幹細胞現象があるのかどうか、現段階では判然としない。
ただ、論文の通りにしても同じことが起こらないというのは、ネイチャーもコケにされたものだ。
ボードはカンカンだろう。
なぜ、こんなことになったのか?
一つは、理研は一定期間内に実験成果が出ないと、すぐに首切られてしまう組織。
実績のない若い研究者は、いつ首切られるかわからない、恐怖と同居しているらしい。
また、一つは、野心ある科学研究者はオリジナリティを重んじるため、真実の可能性がある
「画期的な概念」を思いついた時は、ちょっと無理して急いで論文にまとめたがる。
こんな背景から、裏を取らずに暴走してしまったのではないかと推測する。
しかし、論文に書いたことは、特許とならないので、この技術で、会社を興して儲けようと
考えているのなら、キーとなる内容を知っている研究者(共著者の誰か)は、
そのキーとなることを隠すため、今は耐えているのかもしれない。
3-4年もすれば、STAP幹細胞現象の真実が浮き出てくることだろう。
ネイチャーにのった小保方さんの論文の通りにしても、STAP幹細胞ができないのだ。
(驚き!)STAPにSTOPがかかった。(冗談を言っている場合か!)
今日、別件であった同級の北山先生の考えでは、
体内の各所に残っている幹細胞を見ていただけでは
ないかとのこと。でも、NHKの番組で、OCT4が誘導されてくる、細胞培養の
ビデオを見せられると、ストレスで、細胞が幹細胞化しているようにも見える。
本当に、STAP幹細胞現象があるのかどうか、現段階では判然としない。
ただ、論文の通りにしても同じことが起こらないというのは、ネイチャーもコケにされたものだ。
ボードはカンカンだろう。
なぜ、こんなことになったのか?
一つは、理研は一定期間内に実験成果が出ないと、すぐに首切られてしまう組織。
実績のない若い研究者は、いつ首切られるかわからない、恐怖と同居しているらしい。
また、一つは、野心ある科学研究者はオリジナリティを重んじるため、真実の可能性がある
「画期的な概念」を思いついた時は、ちょっと無理して急いで論文にまとめたがる。
こんな背景から、裏を取らずに暴走してしまったのではないかと推測する。
しかし、論文に書いたことは、特許とならないので、この技術で、会社を興して儲けようと
考えているのなら、キーとなる内容を知っている研究者(共著者の誰か)は、
そのキーとなることを隠すため、今は耐えているのかもしれない。
3-4年もすれば、STAP幹細胞現象の真実が浮き出てくることだろう。
去年の秋に、川崎医大で講演した内容と同じ講演を、某製薬会社の勉強会で講演してきました。
世界各地、とくにアメリカで有効な分子標的薬剤が多数開発されて、臨床的に高く評価されるものが多く、
それまで、なかなか治らなかったものが、簡単にコントロールできます。しかし、それらの薬は
一回数10万円の費用がかかり、日本全国で使うそれらの薬剤の総額は、年間1兆6000億円を超える段階までとなってきました。また、今後これらの薬がさらに増えてくると予想されています。
健康に暮らしたいという需要をカバーするこれらの高額薬剤を、1100兆円を超える累積赤字の国家財政の中でどう考えて、どうすればよいのか、自説を講演してきました。
経済は需要と供給で成り立っており、需要を満たす供給を大切にすることで、経済は拡大し、技術も進歩して、国民の生活をより生き生きさせながら、結果的には経済拡大で、財政内容も改善してくるという考え方です。
具体的には、2008年のリーマンショックを乗り越えたアメリカの手法をさらに洗練させた形として、通貨発行権を日銀に売却する(年間60~100兆円程度、日本のGDPの約10~17%)という策を提案しました。
通貨を刷り増せば、ハイパーインフレが起こるという古典的な経済理論がありますが、現代では、ワンクリックで世界各地をお金がめぐる時代です。ですから、この程度の刷り増しで国内にハイパーインフレが起こることはありません。現に、アメリカでは毎月8兆円以上をここ6年間刷り続けていてもハイパーインフレは起こりませんでした。逆に通貨を刷り増すことで、世界の経済の進歩の一部を自国に取り込むことができたのです。
なぜ、医師である私が専門外に口出しするのか? それは、効果のある薬を「お金がない」からといって使わないのは、患者の苦しむ姿・患者が人生をなくしていく姿を目の当たりにする医師にとって、耐えられないことですから・・・・。
世界各地、とくにアメリカで有効な分子標的薬剤が多数開発されて、臨床的に高く評価されるものが多く、
それまで、なかなか治らなかったものが、簡単にコントロールできます。しかし、それらの薬は
一回数10万円の費用がかかり、日本全国で使うそれらの薬剤の総額は、年間1兆6000億円を超える段階までとなってきました。また、今後これらの薬がさらに増えてくると予想されています。
健康に暮らしたいという需要をカバーするこれらの高額薬剤を、1100兆円を超える累積赤字の国家財政の中でどう考えて、どうすればよいのか、自説を講演してきました。
経済は需要と供給で成り立っており、需要を満たす供給を大切にすることで、経済は拡大し、技術も進歩して、国民の生活をより生き生きさせながら、結果的には経済拡大で、財政内容も改善してくるという考え方です。
具体的には、2008年のリーマンショックを乗り越えたアメリカの手法をさらに洗練させた形として、通貨発行権を日銀に売却する(年間60~100兆円程度、日本のGDPの約10~17%)という策を提案しました。
通貨を刷り増せば、ハイパーインフレが起こるという古典的な経済理論がありますが、現代では、ワンクリックで世界各地をお金がめぐる時代です。ですから、この程度の刷り増しで国内にハイパーインフレが起こることはありません。現に、アメリカでは毎月8兆円以上をここ6年間刷り続けていてもハイパーインフレは起こりませんでした。逆に通貨を刷り増すことで、世界の経済の進歩の一部を自国に取り込むことができたのです。
なぜ、医師である私が専門外に口出しするのか? それは、効果のある薬を「お金がない」からといって使わないのは、患者の苦しむ姿・患者が人生をなくしていく姿を目の当たりにする医師にとって、耐えられないことですから・・・・。
3月3
シンガポールにいって、まず、驚いたのが、あまり暑くないということ。
これは、ここ数年来の37-38度に及ぶ東京の酷暑を経験しているせいだろう。28-30度ぐらいは
ちょっと暑いかなという程度にしか感じない。
次に驚いたのが、車の購入費。車を買うには10年の購入権を買ってそれから車本体を買う。狭い町に車があふれて、渋滞になるのを防ぐのが目的。で、購入権はセリできまるしくみ。で、ここ1-2年の購入権の値段は、なんと700万円ぐらいとか。200万円のカローラを買おうと思ったら、全部で900万円必要になるとか・・・・。
TPPに加入したら、この制度はどうなるのでしょうかね?
そして、最後に一番驚いたのが、西川TPP対策委員長の知力、胆力、気力、交渉力。保護主義、自由主義、自分主義がうずまく、今回のシンガポールTPP交渉、日米の間で合意できなかった関税分野。着地点を国益にかなうものとするための西川公也先生の知恵と気力と交渉術は、大変勉強になった。今は言えないが、いろいろと仕掛けている。成果やいかに?
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