10月25,26,27とバルセロナでUEGWが開催されている。バルセロナは2003年に観光で訪れてから、7年ぶりである。

 

 

 今回の学会でも、ビデオセッションやライブをはじめとして各分野での日本勢の活躍は目覚ましい。26日に行われた矢作先生や井上先生のESDのライブデモでは、太い血管からの出血をうまく止めるたびに、会場は拍手で包まれた。EMRやEMR-cで簡単に取れるのに、出血させては止めてというマッチポンプのようなESDで、そこまで難しく しなくてもいいのではと思うのは、少々冷笑的に過ぎるかとも思うが、2人とも時間内に病変をとれなかった。会場の拍手とは裏腹に冷たい視点がヨーロッパにもあるように感じた。しかし、12年前を考えると日本人の活躍は素晴らしい。

 

 さて、今回の発表の中で最も感心したのは、USAのAkerman先生の内視鏡を自動的に挿入するスパイラルドライブであった。今後の展開が大いに期待される。

 

 ところで、スペインは荒っぽい。2003年、私と別れた千葉先生ご夫妻が、マドリードの王立美術館(ピカソのゲルニカのある美術館)の前の地下鉄に降りる階段で襲われて身ぐるみはがれたことがあった。私は、ゴヤの絵のある美術館の近くの広場ですりの集団に襲われた。さて、今回も問題が発生した。バルセロナの街をレンタカーで走っているとバイクに囲まれて、道脇に止めるように言われた。怪しいので無視してパーキングに車を入れたところ、なんとタイヤがドライバーのようなものでパンクさせられていた。道脇に止めたら、きっと、パンクしているとか言って、直してあげるとか言って、法外な金額を巻き上げられていただろう。やっぱり、スペインは少々怖い。

 

 

クリニックの案内・地図(ポリープ切除付)無痛内視鏡消化管ドック田渕正文院長の履歴

田淵正文院長の業績消化器疾患について超音波による前立腺がん治療 | E-mail |

中目黒消化器クリニックの第2ホームページ| 職員募集