休み期間に、アラブ首長国連邦のドバイとアブダビと中国の特別行政区の香港とマカオを訪問した。ドバイとマカオは建築ラッシュで、特にドバイはワッと驚くようなすごい建築が立ち並んでいた。1990年には小さなビルが2-3個あっただけの通りに、摩天楼が文字通り林立していた。いずれの都市も地震がないので、日本に比べて超高層建築物の背が高い。ドバイの超高層ビル群や香港のフィナンシャルビルにも、びっくりしたが、一番凄いと思ったのは、アブダビに建設中のシェイクザイードモスクであった。一点の隈もない白い大理石に、きれいな石がアラビア風に象嵌されていた。内部の飾りもすばらしいものであった。

 ちなみに、このモスクは地球の歩き方07-08版には載っていない。ドバイからアブダビに向かう道すがら、たまたま遠くに見えて、気がついた。そして、7つ星ホテル、エミレーツパレスを観光して、アブダビからドバイに帰る道すがら、偶然、ドンピシャの道を選んでいて、砂漠の神に誘われるように迷い込んだものである。現地のガイドもこれが何かを知らなかった。門番にきき名前がわかった。


 

 

 

 

 

 ドバイもアブダビも香港もマカオも町は禁煙で、町にはタバコが落ちていなかった。中目黒の駅前も、目黒区の条例で禁煙となっているのであるが、若者も中年も、平気でタバコをすって、道にポイっと捨てている。最も汚い町は、残念ながら東京の中目黒であった。香港の裏町のほうが、まだきれいであった。日本の人心は荒廃しているのだろう。

 「恒産なければ恒心なし」とは論語も一節だが、日本政府が、国際社会の中で生き残る、確固たる戦略を持たなければ、資産も人材も叡智も日本から逃げ出して、日本は大切な命もゴミくずのように扱う悲惨な国になってしまうだろう。いや、もうなってしまっているか・・・・・。

 

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