今年(2004年)の初めに、5年ぶりに内視鏡検査を受けに来た60歳ぐらい社長がいらっしゃいました。5年前にピロリ菌がいるので、退治しましょうとアドバイスしておいたのですが、彼は仕事が忙しくて、しばらく、来院できなかったといっていました。内視鏡検査をしてみるとスキルス胃癌(進行の早く、胃癌の中でも最も悪性度の高い癌)が見つかりました。スキルス胃癌は内視鏡では治療できないので、東大病院に紹介しました。そこで、いろいろ治療を受けたのですが、結局、先日お亡くなりになりました。ご冥福をお祈りすると共に、5年前に、なぜもっと熱心にピロリ菌退治をお勧めしておかなかったか、毎年、なぜ内視鏡検査をお勧めしなかったのか、と大変後悔させられました。胃癌の発生はピロリ菌退治で抑制できます。(詳細)ピロリ菌を退治しましょう。