たぶち まさふみ オフィシャルブログ

日本消化器内視鏡学会指導医 元東大医学部講師による、医療・政治ブログ

ビッグデータと医療

本日、NHKでビッグデータと医療という番組をしていた。
「患者を救う大革命」と銘打って以下の題材を紹介していた。

#1 新生児の感染兆候を酸素飽和度と脈拍で知るーアメリカ 
#2 インフルエンザの流行をyahooの検索ワードで知るー日本
#3 前立腺手術と在院日数は「痛み」の解決がポイントー日本
#4 病棟の転倒予防対策:病棟ごとに危険時間帯のちがいがあり、職員の配置の工夫を ー日本
#5 喘息と発作の場所と原因チェック:吸引器を使用した場所と時間ーアメリカ
#6 P53制御たんぱくnek2の発見(プログラムによる論文検索による)-アメリカ

正確なデータがたくさん集まるという点で、評価できる。
#1、#5は特によい成果と言える。
#6も よい。
#3も 悪くない。
しかし、#4はいまいち。転倒しない対策が、ベッドを離れたのを、手すりに設置した感知器で察知して
ナースステーションのベルが鳴って、看護士が部屋に走り、倒れるのを防ぐというシステムだ。
それが、消化器病棟と脳卒中病棟で違いがあるから・・・・・人の配置をかえればよい。
ちょっと、いまいち。
工夫と知恵、たくさんあるからわかるんだということだけではない。



第22回JDDW2014神戸に参加・・・・胃がん検診はバリウムか内視鏡か?

 ヨーロッパの学会から、とんぼ返りして、木曜日からjddw2014神戸に参加。
胃がん検診に興味を持っているメディアが、私の本「私は<ガンで亡くなる方の2人に1人は救える!>と考えています」を読んで、共鳴して、学会場に私を取材に来た。
jddw2014-10-24interview

胃がん検診について、厚労省は「胃2重造影レントゲン検査」が標準検査と言っているが、
それに疑問に思っている専門家の医師は多い。私だけではない。

 いくつかの理由がある。
第一は、内視鏡検査は「胃2重造影レントゲンバリウム検査」の5倍くらい胃癌が発見できる。
第二は、レントゲン被曝により、20年ぐらいすると、被験者の2%ぐらいが癌になる。
第三は、胃癌の原因はピロリ菌と判明しているので、早期発見に努めるよりも、原因の除去をした方がよい。
第四は、バリウム検査で飲んだバリウムが腸でかたまって、腸閉塞となり、毎年約20名くらいの人が緊急手術を受けている。さらに毎年約2名は固まったバリウムで腸が破れて死んでいる。

 これに対して、行政側(国立がん研究センターの検診担当者)は、
第一に、内視鏡による胃がん検診には、胃がんを減らすという研究結果がない。研究結果がないのに内視鏡検査を胃癌検診の方法として採用できない。
第二に、内視鏡検診の行うには、それを行う医師が必要で、医師を確保するのは大変だ。
第三に、今の検診の主役の放射線技師の仕事がなくなる!
などなど・・・・・・

 しかし、いくつもの研究で、早期胃がんの発見率は、胃2重造影レントゲンバリウム検査に比べて、内視鏡検査のほうが数倍高い。(ちなみに、この学会の発表でPL検診センターからは両者は同等であるという発表が唯一あった。PL検診センターの内視鏡担当のアルバイトの先生方は東京で一番安い時給で働かされていて、モチベーションが低いという内情があるらしい。保険組合から検診を取るために検診単価ダンピングをしている・・・・)

 だから、今更、バリウムか内視鏡かどちらが人助けになるか?RCTしましょうというのは、倫理委員会を通るような内容ではないのである。

 バリウム検診で2%の人が癌になっているということは、WHOが1994年にすでに指摘されている。被曝の害は決して軽いものではない。日本人の大衆には知らされていないが、日本以外で胃がん検診を行っている国はないのである。
 お城のような立派なお部屋に座って、「死亡診断書を書いたことがない」人には、現場のことが分からないのだ。早期発見に失敗すれば、文字通り、胃がなくなり、ときには命がなくなる。そして本人も家族もほんとに悩み悲しむ。それを、日々目の当たりにしている我々は、「内視鏡検査をしているとき戦争しているのだ」という実感がある。しかし、お城の中にいる方には、それがないらしい。あるいは、よくわかっているのだが、新しいことをするのは面倒というお役人根性・・・・・?

 この30年の学問の成果から、わたしが考える胃癌対策は、「国民総ピロリ菌除菌」。そして、既往や家族歴そしてペプシノーゲンによってハイリスク集団の絞り込みをしたうえで、内視鏡検診をするという策である。

uegwに参加、ヨーロッパの大腸がん検診ーチェコの大腸がん死亡者率が減少した

ヨーロッパ諸国でも大腸がん検診が行政レベルで行われている。
お国柄によって、少しずつ異なるところがおもしろい。

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ところで、チェコのデータをみていると、検診行ったことで12.4%の大腸がん患者が救われたと報告していた。これにより大腸がん死亡率の点でチェコはヨーロッパ第3位から第9位まで改善していた。
実は2003年に、チェコのオストラバという行政区から、平坦陥凹型大腸がんと大腸内視鏡検査の講演に招かれたことがあり、それ以降、チョコの大腸内視鏡レベルはかなり改善して今回の数字に結びついたと、チェコの内視鏡学会長のオンドレイさんに感謝された。

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UEGW2014に参加

1998年以来毎年、UEGWに参加している。今回は17回目の参加。ウィーンは3回か4回目。
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日本発のESDはヨーロッパの国々でも定着しつつあるようで、日本以外からのESDのポスター展示も多い。
日本も、うかうかしてはいられない。ただ拡大観察・超拡大観察は日本人しかやっていなかった。アメリカやドイツではコンフォーカルレーザー内視鏡による拡大観察が主流。
富士フィルムがCMOSを搭載した600シリーズをヨーロッパで発売したとか、武田製薬がIBDに対する新しい分子標的薬剤をヨーロッパ先行で発売したとか。海外に出なければ聞こえてこない情報も多い。
ところで、スペインの先生が進行膵臓がんの治療で、3年生存率が50%ぐらいという治療法を紹介していた?!
夕方の富士フィルムのサテライトシンポで、オランダとフランスの先生からBLIによる早期バレット癌のいい写真を多数見せてもらった。さすが、バレット癌の本場、ヨーロッパ。

アブダビ訪問(2)

 エミレーツパレスホテルに宿泊。総大理石張りの宮殿作りである。6年半前にきたときは日本設計の方に案内されてきたのであるが、その時見た様子となにかちがっていた。部屋に入って、ホテル紹介のビデオを見ていて気がついた。照明が落とされているのである。だから、天井の模様が暗くくすんでしか見えないのだ。6年半前はホテル名に「ケンピンスキー」などとはいっていなかったのに、今は「ケンピンスキー」とはいっている。どうも、経営方針が変わったらしい。
 昔は7つ星といっていたが、今は5つ星 

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 プライベートの砂浜は広大約3-4kmある。ラクダに乗れたり、クルーザーで海遊びもできる。ただ、ヨーロッパとアラブの人以外はあまりお呼びではないらしく、ホテルのプロモーションバングの最後に「ヨーロッパとアラブの方々のために・・」とのコメントが数秒流れる。その経営方針に沿ってかどうかわからないが、139個あるテレビ番組には日本語の番組はなかった。(ちなみに中国語番組と韓国語はあった。)。

 また、テレビ(サムスン)のコントローラー(サードパーティ製?)が粗悪品で、すぐに、バグる。ハウスキーピングを呼ぶとふたを開けて、電池を抜いて初めから、指令2-3回でまたバグる・・・・。また電池を入れなおす。ハウスキーパーによると新しいものに順次変換している最中とのこと・・・・。やっぱり日本人は悪い部屋へか・・・・。

 ただ、この日はアブダビの王族とヨルダンの王族の結婚式のため、イーストウイングがすべて貸切であったとか。運の悪い日にきたものだ。エミレーツパレスホテルはヨーロッパの人が海遊びにくるための海辺の豪華なホテルといったところか、

 プライベートビーチと広い庭だけは、他のホテルには真似のできない素晴らしさがあった。

アブダビ訪問(1)

 レンタカーでアブダビからドバイまで約130km砂漠の道を走った。6年半前に比べて、砂漠の中にぽつぽつと建物が多くなっていた。39度の炎天下で、シェイクザイードビンスルタンモスク(別名シェイクザイードグランドモスク)に立ち寄る。

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 旅行ガイドにはシェイクザイードグランドモスクと書いてあるが、現地のカーナビには前者の名前ではいっているので要注意です。おかげでカーナビのセットに丸1時間もかかってしまいました。セットできた時はモスクまであと10km。シェイクザイードビンスルタンモスクは、大変大きく、世界一の広さを誇るモスクです。6年半前は周りの造りが一部工事中でしたが、今回はもう完全に出来上がっていました。真っ白の大きなモスクが雲ひとつない青い空に突き立っています。
 39度の炎天下に駐車して、黒いアバヤをかぶりモスクの中へ、中央広場を突っ切って靴を履き替え、冷房の利いたモスクへはいる、同行した家族は内装のすばらしさに感動して、「世界でこんなきれいで美しいなところ見たことがない」と何度もコメント。世界一大きな絨毯ペルシャ絨毯、真っ白な天然大理石に施した螺鈿細工、直径10m、高さ15mぐらいのシャンデリア・・・・。

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 6年半を経て、モスクの外は少し埃の付いているところもありました。柱の金が少し彩度を落としている点や螺鈿細工の朱色がやや暗い色になっていました。しかし、モスクの中は、もう何十万回も踏まれているはずの絨毯を始め、すべてが6年半の前と同じでした。

ドバイ訪問

今回、ドバイは3回目。2008年2012年そして今回。
2008年のときは、ブルジュハリファもヘルスケアシティも建設中であった。
ヘルスケアシティの医療モールはあまり伸びていないように見受けられたが、病院は夜、最上階以外の病室のどの窓も明かりがついていて、ほぼ満床の様子。地元に根付いて発展している。
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2012年、ブルジュハリファは出来立てのピカピカだった。今回もピカピカでさらに細かいところまで成熟している。タワーの周りには、建設用のクレーンも林立しさらに発展している。
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北見、網走、知床を見学、武部新先生を表敬訪問。

 研修医をしている長男が、ローテートの一環として、北見の病院にこの一カ月勤務している。その激励も兼ねて、連休を利用して北見を訪問。北見といえば「武部新先生」。後援会事務所を訪問して、情報交換をした。親と子の関係のはなしや、ピロリ菌や大腸がんの話について大いに盛り上がった。(先生は今夜、お通夜に行く予定、お亡くなりになったのは、50歳前後の女性の方・・・)今年は大腸がんに罹患する人は約18万ないし20万人、大腸がんでお亡くなりになる人は約4万ないし4万5千人。(年間の総死亡者数は約120万人・・・)症状の出ないうちに内視鏡検査を受けてポリープを取っておけば、死なずに済んだのに・・・・DSCF7821

大きな胃がんの内視鏡的切除(ESD)に成功!

 7月に福島県から71歳の胃がん患者が来た。地元の医療機関では胃癌病変が大きく、内視鏡では取りきれないと判断されて、開腹手術を勧められた。しかし「どうしてもおなかは開けたくない。胃は取りたくない。」といって、知り合いのつてで、中目黒消化器クリニックの評判をきいて、受診してきた。内視鏡検査と超音波内視鏡検査をした結果、病変は胃体部にあり、直径約12-13cm、2か所潰瘍があって、その箇所でsm層は淡くて不明瞭。広汎Ⅱb+Ⅱc+Ⅲ、mmとmpが面を形成してひっついている。大きさ深さともにESDの適応かどうかは微妙であった。CT-PETでは遠隔転移も、所属リンパ節の腫れも認められなかった。

 「病変が大変大きいので、一回のESD手術では取りきれない可能性が強いです。4-5回の内視鏡手術が必要かもしれません。また、病変の一部に深そうに見えるところがあるので、その部分がうまくはがせるかどうか、技術的にはかなり困難そうです。また仮に内視鏡的には取りきれても、癌の脈管浸潤などの遠隔転移やリンパ管転移の兆候が組織標本にあれば、追加で胃切除が必要です。また、これだけ大きいとESDのときに、穿孔もありえて、その場合は東大病院に緊急で引き受けてもらいます。(瀬戸教授に事前連絡)、それでよろしければ、同意書にサインしてください。」

 厳しい説明にもかかわらず、患者はすらすらと同意書にサイン。

 8月末から内視鏡によるminimum invasive な治療が始まった。ESD手術は延べ4回、延べ17時間かかった。潰瘍のあるⅢの治癒過程の部分、すなわちmmとpmのついている部分はフックナイフで綺麗に剥がれた。激しい出血や一時的な穿孔による腹膜炎も起こしたが、ともに内視鏡的な処置で乗り切って、なんとか病変は取りきれた。また、術後の合併症はこれだけの大きさであるから、予想通り何回が下血があった。そのたびに夜中でも緊急止血処置。文字通り、大変な症例であった。
 開腹手術では、3時間ぐらいで終わるようなものであるが、胃を切除すれば、おいしいご飯もこれまでのようには食べられない。術後のQOL(quality of lif)を考えると、17時間の粘りと深夜の出血との戦いは決して無駄ではない。(ついでに、文字通り寝食を忘れて治療していたので、患者ばかりでなく、術者の私も3kgほど痩せた。)
 病理標本の結果は、癌は粘膜内にとどまり、切除後潰瘍の辺縁からの組織検査でも癌は出てこなかった。
つまりは、うまくいったらしいのである。(分割切除であるから、組織標本の価値が少し低いため、らしいという判断)
 さて、現行の保険診療の手術点数規定によれば、何回もの内視鏡手術に比べて一回の開腹手術のほうが安上がりである。保険医診療担当心得の中には、病気はできるだけ安く治すようにと書いている。だから、保険医なら、開腹手術を選ぶべきであったと判断して、今回のような治療内容を過剰医療や保険適応外ときめつけ、診療報酬を与えないとする考え方がある。   

 しかし、本当に過剰医療や保険適応外であろうか?

 開腹手術は内視鏡手術とは違って、月日がたつと一定の割合で術後のイレウスを起こす。何回も入院を繰り返す症例が少なからずある。したがって、「開腹手術が数度の内視鏡治療に対して安い」と本当にいえるかどうか疑問である。また、そもそも、術後に思うようにおいしいご飯を食べられなくなるのは、それを克服する内視鏡治療がある現状を考慮したとき、「開腹手術が病気をほんとうに治したかどうか?」の疑問もある。審査担当の先生方は不当な保険診療とレッテルを張る前に、このあたりの事情をよくよく考慮していただきたい。

西川公也先生 農林水産大臣就任おめでとうございます。

 いろいろとご指導していただいている西川公也先生が、9月3日の内閣改造で、念願の農林水産大臣にご就任なさった。ご就任本当におめでとうございます。
 一週間前の8月27日には、TPPの仕事があって大臣にはなれないとおっしゃっていたが、人事は下駄をはくまでわからないもののようだ。就任2週目にしてやっと10分、時間を取っていただき、後援会の幹部3人と一緒に、大臣室でお会してお祝を述べることができた。きょうも夜の11時まで予定がびっしりで、近く有明湾のギロチンの問題で九州に飛ぶとのこと。この難しい問題の解決策もすらすらと述べておられた。
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ピロリ菌の感染ルートは?

9月3日に市村正親さんの胃がん手術からの復帰会見をうけて、胃がんの予防についてテレビで説明してきましたのは前にも述べたとおりです。その後、見逃してしまったという声が寄せられましたので、先週して非公開の形でyoutubeにアップしました。これまで3000例を越える症例をピロリ菌退治してきましたが、とくに感染ルートについては、なるほどといえる目新しいものです。是非ご覧ください。 http://youtu.be/HCiwBPvDynM 

今日は敬老の日

本日は敬老の日です。常日頃、医師としてご老人の健康管理に努力しているので、私にとっては毎日が敬老の日みたいなものですが、休みをいただいたので一言申し述べたいと思います。「国際的には長寿を実現している日本です。しかし、個別にみると若くして癌で死んだり、身体が不自由になるようなかわいそうな方々も多数いらっしゃいます。医学はこの30年かなり向上しました。癌予防のテクニックも向上しています。あとは、政治が動けば癌の発生数は半減するでしょう。今年、癌になる人は86万人、癌でお亡くなりになる方は36万人と予想されています。癌の治療には毎年10数兆円の費用がかかっています。若い人には比較的縁遠くても、老人にとっては癌は身近な問題です。増大する社会保障費については宮崎謙介先生のおっしゃる通りです。ですから、政治が動いて、医学の成果を社会に還元して癌を減らすことは、国民の福祉の向上には勿論、社会保障費減額のためにも大切ではないでしょうか!」

テレ朝のワイドスクランブルに出演。市村正親さんの胃がんからの復帰会見をうけて、胃がんの予防策について語る。

 今年の日本では、年間13万ないし14万人くらいが胃がんに罹患して、約5万ないし5万5千人が胃がんでお亡くなりになっている。昨日6月3日、有名な俳優、市村正親さん65(篠原涼子さん41のご主人)が胃がん手術からの復帰会見にあたり、胃がんの予防について、話をしてほしいということで、テレ朝のワイドスクランブル(生番組)で胃がん予防の説明をしてきた。キャスタは橋本大二郎さんと局アナの大下さん、秦さん、川村さん。
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 ポイントは、胃がんの原因はピロリ菌であり、ピロリ菌に感染している人は、人生で約12%の確率で胃がんが発生、ピロリ菌に感染していない、もしくは感染したこともない人は、胃がんがほとんど発生しない(0.5%未満)。したがって、ピロリ菌に感染しないことが胃がん予防の決め手。日本人のピロリ菌罹患率は、大まかに言って、(年齢-10)%。
 また、ピロリ菌に感染している人も、ピロリ菌を退治すると、退治して3年後から、胃がんの発生率が、5分の1にへります。ちなみに、お酒を飲んでいるきは3分の1、飲まない時は、10分の1くらいです。ピロリ菌を退治することが、一昨年から健康保険で認められました。
 ピロリ菌は、便の中に出てくると、コッコイド型という形に変形して、半永久的にじっとしています。つまり、種のような状態です。これが胃の中に入ると、再び、ヘリコプターのような形の栄養型に変わって、増殖します。ですから、間違えて、土を口に入れないようにすることが、感染予防のポイントです。
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 感染しているかどうかは、呼気や便、血液検査など胃いろんな方法でわかりますが、内視鏡検査をしてピロリ菌が引き起こす慢性胃炎の程度も判定すれば、保険でピロリ菌退治ができる制度となっています。
 ピロリ菌がご心配な方は、最寄りの内視鏡の上手な消化器内科にご相談ください。もちろん、当院でも対応できます。ご予約は03-3714-0422まで。
 

志帥会夏期研修会に参加 その1 身延山久遠寺

 25日26日と志帥会の夏期研修会に参加。参加者は議員・秘書・事務方・マスコミ、総勢62人。身延山は、東京から結構遠く、バスでまるまる3時間かかった。久遠寺到着とともに望月仁司身延町長に、出迎えてもらった。自民党政権に戻ってから、甲府と清水を結ぶ、中部横断自動車道の予算が年間50億から300億ぐらいに増えて、開通が大幅に早まったことに謝辞を述べておられた。中部横断自動車道はH29に開通する予定だ。開通すれば、地域の観光業や防災(災害時の物資の輸送)に、大いに役立つだろう。
 日蓮宗の総本山久遠寺では、まず、祖師堂に参拝して、日蓮上人ご本尊の御開帳をしていただいた。初めてご拝観させていただいたのであるが、上人様は、大きな頭で、両眼は大きく少し離れ、三日月眉、大きな座りの良いお鼻で、鼻と口の間はやや狭く、口幅は、鼻の幅と同じである。両唇はやや厚い。鎌倉幕府や禅宗の迫害(法難)を受けながらも、元寇を予言し「立正」の信念を貫き通した。参拝後、境内でおみくじを引いたのだが、9月3日の内閣・党改造人事で、幹事長候補と噂されている河村健夫先生にマスコミの注目が集まっていた。夜のTBSのニュースで、河村健夫先生がおみくじを開く様子が放映されていた。
 祖師堂に掲げられている写真の「立正」の文字は、昭和天皇が丘がおしるしになったものだそうだ。がん対策を正すこと、政治を正すこと、「立正」は昔も今も大切だ。 
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内閣府 日本医療研究開発機構担当室 客員調査員任命で懇親会を開きました

8月1日に内閣府独立行政法人 日本医療研究開発機構担当室 客員調査員に任命されて、懇親会を開きました。癌撲滅の会の仲間を中心に12名が忙しいなか、集まってくださいました。寺野彰先輩から、アメリカではNIHに10兆円越えの予算が付いている。日本でもせめて5兆円の予算をだして、医療・健康のための研究・開発を行うべきだ。という意見がありました。ちなみに、今年は、1200億円の予算だったそうです。医療・健康のための研究・開発は次世代のためのよりよい医療と直結しているばかりでなく、産業の一つの柱でもあり、その基盤を整えることは、日本再生のため大変大切だと思います。
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内閣府独立行政法人 日本医療研究開発機構担当室 客員調査員に任命される

 すこし遅くなりましたが、8月1日に内閣府独立行政法人 日本医療研究開発機構担当室 客員調査員に任命されました。拡大内視鏡の開発などが評価されての任命でした。これまでの経験や知識、知恵をいかして、天啓の妙薬や斬新な術式の開発などなどに貢献したいと思います。微力ながら、皆様のお役に立ちたいと思います。どうぞ、ご支援ご協力ご提案のほど、よろしくお願い申し上げます。
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ちなみに 安倍晋三総理大臣が外遊で留守でしたので、菅官房長官の名前での任命でした。

本日放映のNHK杯戦、阿久津八段、増田六段の勝負手に受け違えて、頓死

 問題の局面は以下の図面である。6六の歩を突き出して、王手をしたところだ。さて、後手の最善手は?

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 実戦は同桂と間違えたために、7五角、同玉、7六歩、6四玉、7五金、5四玉、5二竜まで、後手玉は頓死して、先手の勝ちとなった。
 局後の感想戦で、阿久津八段は「ここで玉がよっていれば勝っていた」とつぶやいていたが、それは、8五角、同桂、7二竜、7三歩、7五歩、8四玉、7四金、同歩、同竜、9五玉、9六歩で詰みだ。その他の変化もあるが、すべてきれいに詰み上がる。阿久津八段は感想戦でも間違えていた。
 正解は6五同飛車。同桂なら、7八銀成、同玉、7七金、同玉、6五桂から先手玉が詰む。8六角と王手しながら、7七の地点を守っても、7五銀と合駒して、6五桂に8六銀で後手の手勝。増田六段の勝負手ラッシュに阿久津八段の思考回路が破壊されたようである。
 阿久津八段は大酒飲みとのうわさだが、酒を飲みすぎるとガンになりやすくなるだけでなく、脳も弱くなります。体調管理は勝負の基本・・・・。ちなみに、コンピューター将棋(激指)は、6五飛車と正解でした。

6月15日の講演会「ガンで死なないために」をyou-tubeにアップしました

6月15日の講演会「ガンで死なないために」のビデオを
you-tubeにアップしました。ご興味のある方は、
お時間があるときに、ご覧ください。

はじめの52分
https://www.youtube.com/watch?v=MbA854sf-kw
次の52分

https://www.youtube.com/watch?v=-Ew4FMCARTI
最後の16分
https://www.youtube.com/watch?v=s3LtDgHzAwc

岡山コンベンションセンターで講演会を開催 みっちり2時間ガン撲滅の話をしました

   昨日の岡山コンベンションセンターで開催した「ガンで死なないために」という講演会に、250名もの多くの皆様に集まっていただき、心より御礼申し上げます。
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 今後とも、がん撲滅に向けて、ご支援ご協力お願い申し上げます。みっちり二時間話し続けましたが、ほぼ全員の方が最後まで熱心に聞いてくださいました。テーマの重みを改めて認識しました。拙書「私は「ガンで亡くなる方の2人に1人は救えた!」と考えています」も随分売れました。
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 今後もガンで死ぬ人を一人でも少なくするように頑張ります。

明日の講演会の内容を紹介します。

  明日 午後2:00から 岡山コンベンションセンターで「ガンで死なないために」という題目で
講演会を開きます。日本のガンの現況を踏まえて、政府や個人はそれぞれの立場で
いかなる対策を取るべきかについて、お話をしたいと思います。
入場無料です。
参加ご希望の方は、
info@tabuchimasafumi.com まで、氏名、住所、電話番号、託児希望の有無をかいて
お申し込みください。

みなさま、空席が70席ほどありますのでぜひお越しください。当日受付もしています。

講演内容

1)自己紹介
2)日本における癌の現況
3)がんの本態
4)がん発生の原因
 (生活習慣(飲酒、喫煙)、感染症(ピロリ菌、肝炎ウィルス、パピローマウィルス)、化学物質、放射線被曝・・)
5)がん検診の限界と問題点
 (バリウム検診、便潜血反応、CT検診、PET-CT検診・・・)
6)がん治療の最近の進歩。
  (新規抗がん剤(対悪性黒色腫)や、新しい手術法(HIFU対前立腺癌)、放射線療法(3D,4D)などについて)
7)癌予防策と癌予防法の進歩 
 (ピロリ菌除菌、大腸ポリープ切除、膵臓癌予防薬・・・)
8)癌と社会(国家財政、日本経済、国民保険、家計とのかかわりについて)
9)これからの日本政府のがん対策

講演会20140615チラシ
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