たぶち まさふみ オフィシャルブログ

日本消化器内視鏡学会指導医 元東大医学部講師による、医療・政治ブログ

新年あけましておめでとうございます

新年のお慶びを申し上げます

 旧年中は大変お世話になりました 新春にあたり皆様のご健康と益々のご繁栄をお祈り申し上げます
さて、がんの罹患者数は、うなぎ上りで、3年前は年間86万人でしたが、今は90万人です。特に私の専門の大腸がんの伸びが著しくなっています。まわりに大腸内視鏡検査を受けていない人がいたら、受けるように勧めてください。昨年「がんの予防の心得」を下記のごとく11カ条にまとめました。

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  タバコなしで きれいな空気を吸えば肺癌は1/25に、アルコールをやめれば、膵、肝、胆嚢、胃、食道、大腸の癌は1/3になります 本年もがん撲滅に ご支援ご協力よろしくお願いいたします


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西暦2016年 平成28年丙申元旦
たぶち正文





おおみそか 今年一年を振り返って

 今日はついに大みそか。今年一年、家族一同、薬の力を借りつつも、おおむね健康で過ごせたことが何よりもありがたいことでした。
 私は、「臨床」と「がん撲滅の講演」で大変忙しく過ごした一年でした。とくに、年後半は毎週の講演会で、最近の医学の進歩により、がんの発生抑制が可能になっていることを、一般の方々にお話しし続けました。始めのころは下手でしたが、何回も話しているうちに、だいぶこなれてきました。最近は、理論とpassionをなんとか伝えられるようになってきたようです。
 今年日本国では、一日2500人が癌になり、一日1000人が癌で死んでいます。年間に直すと、90万人がガンになり、36万人がガンで死んでいます。この3年で、癌患者数は4万人増えました。患者・ご家族の不安・悲しみ・苦しみはもちろんですが、相互扶助の国、日本では社会に与える影響も大変大きなものがあります。
 治す方法があるのに、このままでいいわけはありません。この現況を少しでも改善し、日本に立ち込めている暗雲を振り払うために、来年も微力を尽くしていきたいと思います。みなさま ご支援、ご協力よろしくお願い申し上げます。

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 年末に岡山の倉敷市に行ってきました。故郷の偉人、大山康晴先生の記念館にいって、勝ち続けた無敵の名人・大山先生の在りし日の姿を思いうかべながら、先生の「忍」扇子を買いました。

 
 

がん撲滅の会 会報誌

先日、クリスマスの日に、がん撲滅の会 会報誌 創刊号ができた。「胃癌のリスクを劇的に減らす方法」を寄稿した。素人の方にもわかりやすく書いたつもりであったが、なかなか難しくなってしまったかもしれない。がん予防の最新知識を広めて、がんになる人ができるだけ減るように、今後も努力していきます。

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医政局が進めている衝撃の病床削減計画、10年後までに20%減、鹿児島では35%減!

本日、志帥会の医療勉強会で、現在、厚労省が進める病床数削減計画が、医政局の課長を講師に招いて議論された。
医政局の試算によると2025年の必要病床数は、現在の80%。全国で20%の病床削減を行うという。
東京・千葉・埼玉・大阪・神奈川では病床が足らなくて増やすべきだとされているが、
その他の地方では、軒並み削減すべきだとして、鹿児島ではなんと35%減、11000ベッドを減らせという内容。
私の生まれ故郷の岡山は22.6%減で、5900ベッド減らせとなっている。
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しかも、この数字をもとに、各県で地域医療計画を作るようにという指示が既にされているという。
数字は確定されていて、各県の間でバーターするぐらいはいいが、バーターもこの年末までに行えと・・・。

課長さんがいうには、地方では、医療が過剰で看護師や医師を取り合う消耗戦が展開されていて、地方の医療経営者の中には、この病床削減に理解を示す人たちも多いという。

宮崎先生からは、「算定の根拠になっている急性期医療の30%は介護系で大丈夫と試算しているのは、おかしい」と
また。鶴保先生からは、「和歌山と大阪でベッドバーターをするにも時間がなさすぎる」と
また、別の大物代議士からは、「こんな数字がまかり通れば、各地にむしろ旗が上がるのではないか」という意見もあった。

人々のニーズが経済発展の原動力。健康に生きていたいという人のニーズはこれからの10年ますます増えるばかりだと思う。GDP600兆円を目指すなら、この医療に対する切実なニーズを大切にして、GDPに取り込む必要があると思うのだが・・・。していることが、ちぐはぐに感じるのは私だけではあるまい。








パリでテロ。France vs IS in Paris

  日本時間土曜日の午前5時ごろ、現地時間の13日の金曜日深夜10時ごろ、ネットのニュースがパリのテロを伝えた。現地での報道規制がひかれて、国境が閉鎖され、外出するなという命令がでたらしい。ただ事ではない。2日たって、事態が沈静化し、報道規制が解かれて伝わってきたことは、パリに潜入していたISの組織が、20名~30名程度の部隊を動かして、パリ市内8か所で銃の乱射や自爆といった市民を対象にしたテロ行為を同時多発で行ったということである。132人が死亡して99名が重症、352人の方が負傷した。フランス大統領は、戦争だと宣言した。フランス政府機関は国内のIS組織を根絶するために、今も必死の捜査をしている。
  復讐の連鎖のもと、今回のテロでお亡くなりになったフランスの方々に心からお悔やみを申し上げたい。また一方、同じく復讐の連鎖のもと、祖国と生活を失った亡命難民の方々にも、同情を禁じ得ない。
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   さて、今後どうなるのか?毎日新聞の伝えるところによると、ISはNATO諸国とイスラエルとロシアの空爆で、劣勢となったようだ。弱まったISをクルドの陸軍が追い込んでいる。ISはシリアの国境の町とイラク内の根拠地モスルの隣町も放棄した。
 今トルコで開かれているG20では、イラクとシリアの今後について、アメリカ、ロシア、イギリスの間で、いろいろと話し合われているだろう。「平和への道筋は民族自決と刀狩りである。」 当面は、ISのような極端な集団は軍事的に排除することで一致するだろう。しかし、問題はそのあと。大国がほんとうに、アラブの和平を追求する気があるかどうかだ。
 和平を追求する気なら、テロ根絶・石油利権・アラブ分割・宗派対立・武器消費といったキーワードの中から、イラク分割論、シリア分割論が話題になってくると予想する。つまり、「穏健」スンニ派の国を許すかどうかだ。
 人が殺されるのは嫌いだ。暴力の前に、粘り強く話し合ってほしい。 

第31回 がん撲滅の会 講演会 in 京都

 がん撲滅の会の講演会は、今日で31回目。今回は晩秋の京都にやってきた。SODOHという竹内栖鳳画伯ゆかりのレストランは入り口から花崗岩の岩畳。大きな木の梁をむき出しにして風情のある館だ。お着物でいらっしゃった方も多くいて華やかな会となった。いつもの講演を1時間行った。「いまの日本は一日2500人の方が新たに、がんに罹り、一日1000人の方が癌が体内で爆発してお亡くなりになっている。しかも、罹患する方はうなぎのぼり。この癌爆弾の嵐を逃れるシェルターはあるのか?あるとすればどこにあるのか?・・・・・・」といった調子で、癌の予防策を述べてきた。「わかりやすかった」「知らなかったことがいっぱいあった」「大変勉強になった」と口々に言っていただいき、今回も講演は成功したようだ。
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潰瘍性大腸炎 日常生活の注意事項

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 写真は、潰瘍性大腸炎に使う薬たちです。プレドニゾロンは一錠9.6円、レミケードは1バイアル89536円、アサコールは一錠88.6円です。レミケードは一回に3-5バイアル、2か月に1週程度使います。

 潰瘍性大腸炎とは20歳のころから37年間、患者として、不本意ながらお付き合いしています。25歳からは、医師として、自分自身も含めて、ずいぶん多くの患者さんを診てきました。今日は、普段、潰瘍性大腸炎の患者さんに説明している日常生活の注意事項を紹介します。特に、はじめて発病した方は、「どんなふうに日常を過ごせばいいのか」 分からないかたも多いと思います。独断の事項もありますが、患者さんのご参考になればと思い、列挙します。

#1  からだを冷やさない、厚着をする。
#2  唐辛子をたべない 調味料には唐辛子が入っていないかどうか気をつける。
#3  だいこんとしょうがを食べる。
#4  お酒をのまない。とくにからだの冷えるビールはのまない。
#5  便秘に効くお茶は飲まない。ふつうのお茶をのむように。
#6  食べて悪くなるものは控えるように。食べたものを覚えておけないときは、写真に撮っておきましょう
#7  古くなったり、悪くなったりしたものを食べて、下痢することがないようにしましょう。
#8  風邪をひかないようにしましょう。かぜの治りかけに、潰瘍性大腸炎が悪化します。
#9  ワクチン接種は、いつも見てもらっているお医者さんと相談してきめましょう。
#10 病気が活動期のときは妊娠しにくい。
#11 妊娠すると悪くなるといわれていたが、必ずしもそうではない。
#12 運動は、活動期には激しい運動を控える。
#13 プールには入ってもよいが、ともかくからだを冷やさないように
#14 温泉は問題ない
#15 コーヒーは下痢になるのでやめた方がよい。
#16 なになにしなければならないと考えるのではなくて、なになにしようと考えて行動しよう。
#17 薬は忘れず、まめに飲もう。
#18 外食のカレーは要注意、食べないほうがよい。

インドネシア新幹線受注、日本、中国に負けた。敵も知らず己も知らず、100戦危うし日本政府

 先日、内閣官房にいる方と話す機会があった。インドネシア新幹線の受注に関して、日本は中国に敗れた。このことについて、安倍総理が「個人的関係を築いてもだめなのか?」と、ため息をついたという。真偽のほどは不明だが、「日本政府が受注に失敗したことに落胆している」とは想像に難くない。とくに安倍首相はアセアン重視の姿勢を鮮明にしているから、そのショックもうかがい知れる。
 私は2度中国の新幹線に乗ったことがある。一度は、杭州・上海間、今一度は、大連・瀋陽間である。また、私の故郷は岡山だから、日本の新幹線乗車回数は、200回をこえる。

 「中国の新幹線にのったことがありますか?内閣の方の中に中国の新幹線に乗ったことがある人がいましたか?」
 「そういえば、乗ったことがあるといった人はいなかったなあーーー」

「私は、この間、上海杭州間にのったのですが、50mの高架橋の上を、時速364kmの巡航速度で、ほとんど揺れずにすっとんで走ったのでびっくりしました。まるで、離陸する飛行機みたいな感じでした。」

「へえ、そうなんですか?すごいですね。ドイツでは車輪で500kmの高速列車のうわさを聞いたことがありますが・・・。」

「それに比べて、日本の新幹線は揺れてます。最近はコンピューターによるサスペンションの調節できる車両がでてから、速度も乗りごごちも改善していますが、せいぜい時速300kmです。」

新幹線という商品そのものが、負けているのだから、いくら、個人的な関係が築かれていても勝てない。
敵を知り己を知れば100戦危うからずという孫氏の兵法の言葉があるが、
「敵も知らず、己も知らず」 これでは、勝てるわけがない。

数年前、開業したての中国新幹線事故を、マスコミは大きく取り上げていた。「ぼろだ」とか「ひどい」とか。しかし、新幹線のスピードや揺れ具合などその機能の実情を正しく伝えていなかった。日本には油断があったと思う。



 
 

レオナルド イン 日本 Leonardo in  Japan

ACミランなど名だたるチームの監督を務めてきたレオナルドさんは、治らない病気の人たちのために、レオナルド基金を運営しています。「がん撲滅の会」はその趣旨に賛同して、レオナルドさんを日本にお招きし、「がん予防・撲滅の知識の普及」のために レオナルドさんと通訳の鈴木國弘さんと3人でトークショーを行っています。

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10月12日は、東京の全日空ホテルで開催しました。
大勢のサッカーファンの方々がお集まりになりました。ご寄付ありがとうございました。
10月14日は、岡山のカルチャーホテルで開催しました。
大変大勢の若い方々がお集まりになりました。ご寄付大変ありがとうございました。
10月17日は、鹿島アントラーズの本拠地茨城県鹿島で開催します。
詳しくは次のページをご覧ください。
http://www.so-net.ne.jp/antlers/news/club_info/51151

また、本日15日は、レオナルドさんのご希望で、日本3大お稲荷さんのひとつ、佐賀県鹿島の祐徳稲荷神社に午前中お参りします。トークショーでも話題になった、「次期日本代表監督」のうわさは、お稲荷様の力でなんとなく実現しそうな予感がします。

世界のレオナルドが、日本のがん撲滅の応援に来ます!

J1鹿島アントラーズ

元ブラジル代表MF(ワールドカップ優勝)

ACmilan背番号10   元インテル・ミラノ監督

そして・・Jクロニクルベストゴール受賞

レ オ ナ ル ド


田淵正文(たぶち まさふみ)

レオナルド顔写真たぶち正文ポスター写真


来 日 共 同 会 見 ・ トークショー の お 知 ら せ

ブラジル代表、J1鹿島アントラーズなどでプレーし、ACミラン、インテル・ミラノで監督も務めた「レオナルド・ナシメント・ジ・アラウージョ」氏が12日、がん撲滅の応援のために来日します。レオナルド自身が展開している「レオナルド基金」と私たち「がん撲滅の会」(理事長 田淵正文)がコラボして、東京都、岡山県、そして第二の故郷でもある茨城県鹿嶋市で、チャリティトークショーなどを展開、「難病克服、がん撲滅」への協力を呼びかけます。レオ自身の近況やサッカーに関する質問も受け付けますので、みなさま、おいでください。



【 記 】

会見日時   10月12日(月)午後2時~ 約30分の予定

         ※会見受付は、午後1時半ごろ~

トークショー日時  10月12日(月)午後3時~午後5時 約2時間の予定

         ※会見受付は、午後1時半ごろ~

お問合せ       一般社団法人「がん撲滅の会」

         東京都目黒区青葉台1-27-10アーベイン青葉台ビル3F

   TEL03-6303-3357  FAX03-6303-3344  Mailinfo@ganbokumetsu.com

担当 はらだ・わたなべ

※会見に参加ご希望をされる報道機関さまは、10日(土)までに ①御社名 ②会見参加人数 ③ご連絡先(TELFAX) ④ご希望、ご要望 などを明記し、FAXにてご連絡ください。




 

会場      ANAインターコンチネンタルホテル東京 
         地下1階プロミネンス No3  東京都港区赤坂1-12-33

会 見 人         レオナルド & 田淵正文(たぶち・まさふみ)

がん予防 第4カ条 大腸ポリープをとろう

今年の厚労省の発表によると、大腸癌にかかる方はうなぎ上りに増えていて、年間何と20万人もいるそうです。つい、3-4年前は15-16万人と言っていたのですから、大変な上昇率です。死亡者数は約5万人程度だそうです。女性の死因のトップは大腸癌です。

 ところで、大腸ポリープ・大腸癌は、私の専門分野です。これまで、約
16万個もの大腸ポリープ・大腸癌をとってきました。端的にいって、大腸ポリープ(大腸異型細胞)をすべて取り続けると「大腸がん」は出て来ません。ちまたでは、大腸癌が増えているというのに私のところに通い続けている人からは大腸がんは1例も出てこないのです。
 

私の大腸内視鏡検査を受けている人を対象に2009年に調査してみたところ、私の指示どおりに内視鏡検査を受けて、クリーンコロンを目指して、大腸ポリープを取り続けている人からは、1例として、大腸がん患者は出てきませんでした。クリーンコロンとは大腸ポリープが一つもないことのことです。

専門的に言うと、3万人年みていても、進行大腸がんは1例として出てこなかったのです。3万人年とは、たとえば1500人なら、平均20年見続けたということです。たとえば、2000人なら平均15年見続けたということです。大腸ポリープをきちんと取っていれば、大腸がんはほぼ完全に予防できるのです。

アメリカでは大腸がんは「self-dependent disease」と呼ばれています。直訳すると「自分に依存している病気」です。すなわち、自分で気をつけてポリープをとっていればかからなくても済む病気ということです。現にアメリカでは、加入している保険会社から、保険の継続にあたって、大腸内視鏡検査をうけて大腸ポリープをとるように勧められます。その結果、この30年間で、アメリカでは大腸がんの発生数・死亡者数ともに半減しました。これは対策も手薄な貧困層も含めての数字ですから、大腸ポリープをとることがいかに大腸がん発生を抑えるか、如実に示しています。

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がん撲滅11カ条のちょっと詳しい説明 その1

がん撲滅11箇条

1〜3 カ条について

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第1カ条
たばこをやめよう

大気汚染のない環境では、たばこを吸う人は 吸わない人の25倍 肺がんになります。大気汚染をなくし たばこを止めて 肺がんを予防しましょう。
日本では、肺がんで 毎年8万人あまりの方々がお亡くなりになっています。タバコをやめて大気汚染もなくなれば、肺がん死亡者は8万人からわずか毎年3200人へ?!

第2カ条
ピロリ菌を退治しよう

胃がんになった方で、ピロリ菌の感染(既往も含む)のない方は、ほとんどいません。つまり、ピロリ菌に感染しなけばほぼ胃がんにはならないのです。
また、ピロリ菌に感染している人は、人生のうちで約12パーセントの人が胃がんになります。ピロリ菌を退治すると 退治後 3年目から 胃がんの発生率は約5分の1に減ります。国を挙げてピロリ菌を退治したら、胃癌死亡者数5万人から1万人へ?!

第三カ条
アルコールを控えよう

 アルコールと大腸腫瘍の関係を15年くらい前に私の患者を対象に解析したところ、日本酒を5合毎日飲むと 大腸がんは飲まない人の2倍でした。ビール毎日1.5リットル飲んだ人は、大腸ポリープの発生が2倍になっていました。大腸がんのほかにも、咽頭がんや食道がん 胃がんや膵臓がん 肝臓がんなども、アルコールで発生しやすくなります。

 ところで、意外なことに、アルコール自体には発がん性がありません。が、代謝産物のアセトアルデヒドに発がん性があります。アセトアルデヒドは吐き気を催す酔っ払いの吐物の嫌な臭いの物質です。この物質が体に残ると「がん」が出やすくなります。

 ちなみに、アセトアルデヒドの代謝は、日本人では、一様ではありません。日本人の約45パーセントの方は白人や黒人と同じく、アセトアルデヒドを立ち所に分解します。この人たちにとっては、お酒はジュースと同じです。また、10パーセントの人はアセトアルデヒドが代謝できません。この人たちは、お酒を飲むとアセトアルデヒドの毒で倒れてしまいます。そして、残りの45パーセントの人たちは、アセトアルデヒドをゆっくりとしか代謝できません。倒れて全く飲めないというわけでないが、二日酔いするというわけです。

この最後に述べた方々がアセトアルデヒドが身体に溜まり、アルコールによる「がん発生」リスクが一番増加します。お酒を無理に惰性で飲んでいる方は特に要注意です。

大連出張

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今日は大連に出張です。
富士山に雲が襟巻きしていました。

平和を守る硬軟外交

あの国のあの賢い政府と付き合うには 全力で知恵を絞って 硬軟織り交ぜた対応が必要。軍事技術や国際環境の変化に応じて防衛作戦が変化するのは当然のこと。硬の次は軟だ。

DDW2015 Washington 2日目

成田から2回乗り換えて 早朝に無事 ワシントンに到着。早速 学会場へ。以前も 一度来ているはずなのに何故か初めてのよう。今回は 発表なしで、学会2日目から参加。着いて早々朝一から、ひたすら聴講。
色々と新しい事があるが、家族性大腸腺腫症のpolypが スリンダック150mg/dayとエルロチニブ75mg/day3ヶ月ですっかり消失していたのには、感動。きっと標準療法になるだろう。
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便潜血検査と便中ピロリ菌抗原検査の結果解釈

4月5日の岡山ドームで開催された岡山健康フェスタで、便による簡易がん検診を行いました。
その結果の解釈の仕方と今後どうすればよいかについて解説します。

便潜血反応 

陽性者 → 経験豊富な先生のところで必ず大腸内視鏡検査を受けてください。
陰性者 →  便潜血一回法による大腸進行がんの拾い上げの確率は70%ぐらいしかありません。 陽性よりも陰性の方がリスクが低いのは事実ですが、便潜血反応が陰性だからといって、進行がんはないと考えるのは危険です。大腸がんのリスクを「零」にしたい方は経験豊富な内視鏡医で内視鏡による精密検査を受けるようにお勧めします。

便中ピロリ菌抗原 

陽性者→ ピロリ菌がいます。経験豊富な先生のところで内視鏡検査を受けて、薬を飲んでピロリ菌を退治しましょう。
陰性者→ ピロリ菌がいない可能性が高いです。検査も繰り返してください。ただし、100%の胃がん予防を目指すのであれば、経験豊富な先生に内視鏡検査をやってもらいましょう。




 

おかやま健康フェスタ 4月5日 岡山ドーム

来る4月5日に「おかやま健康フェスタ」をあおそらの会、山陽新聞や岡山放送、岡山サッカー協会、岡山赤十字センターなどなど、岡山の人たちと一緒に、岡山ドームで開催します。楽しいイベントや企画がありますので、お時間のある方は是非ご参集ください。
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がん予防十一箇条 がん予防の勧め

今の日本でガンを予防するのに、重要なポイントを
近年の医学上の成果をふまえて、11カ条にまとめてみました。
話せば簡単なようですが、実際に実行するとなると難しいものです。
しかし、実行できれば、がんの発生リスクは半分以下になるでしょう。

がん予防十一箇条

一、 タバコをやめよう
二、 ピロリ菌を退治しよう
三、 アルコールを控えよう
四、 大腸ポリープをとろう
五、 脂ものを控えよう
六、 空気と水をきれいにしよう
七、 肝炎ウィルスを退治しよう
八、 放射線被曝を避けよう
九、 がんウィルスに気をつけよう
十、 がん検診を受けよう
十一、 よく寝て、よく笑おう

第3回がん撲滅の会でがん半減の方策を語る

第3回がん撲滅の会が、2月26日 ホテルニューオータニ 鶴の間で開催されました。
412名の方にご参集いただきまして、誠にありがとうございました。
ビデオができましたので、是非ご覧ください。
1)ダイジェスト版 約3分


1)唐澤克之先生 最新の放射線治療 約30分

2)田淵正文 がん半減をめざして 約90分
知って得する「がん予防知識」が素人の方にもわかりやすく
解説されたと大変好評でした。
お時間のあるときにじっくりとごらんください。



 

第3回がん撲滅の会 ご案内

来る2月26日木曜日の午後6:00から、東京赤坂見附のホテルニューオータニで、第3回がん撲滅の会を開催します。今年、86万人の日本人がガンになり、36万人がガンで死ぬと予想されています。がんは身近な問題です。がんの基本から、がんにならない生き方、注目のがん新薬、最新の放射線治療、がんをめぐるお金の問題について、お話したいと思います。がんに関心のある方は、ぜひとも、ご参集ください。入場無料です。皆様のご参加をお待ちしています。いらっしゃる場合は、FAX(03-6303-3344)かメールinfo@ganbokumetsu.comにて、あらかじめのご連絡をお願いします。
第3回がん撲滅の会パンフレット1
第3回がん撲滅の会パンフレット2
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