たぶち まさふみ オフィシャルブログ

日本消化器内視鏡学会指導医 元東大医学部講師による、医療・政治ブログ

この10年のがんの罹患率増加、日本はワースト5入

2005-2015癌罹患率国際比較
この10年で
がんの罹患数が、20%以上増えたのは、フランス、
イタリア、グルジア、ベラルーシ、日本でした。
日本はワースト5入りです。
日本のがん対策がこの10年間違えてきた
結果が如実に現れている。
がん予防政策の促進が我が国にとっては急務である。 

あけましておめでとうございます

    あけましておめでとうございます🎍。皆様のご健康とご繁栄を心よりお祈り申し上げます。本年もよろしくお願い申し上げます。
   今年は、晴天の元日でした🌅。家族と浅草寺に初詣に行って来ました⛩。

参道の縁起のお飾りが日光に照らされて、とても綺麗でした。

大勢の参拝者で例年どおり混雑していました。 
   日本の平和と繁栄  国民の健康  公正な政治   そして、家族の安全と健康、心願成就をお祈りして来ました。
     今年もよろしくお願いいたします
たぶち正文

2016年を振り返って 医学医療編 進行胃がん(MP)の内視鏡治療に成功

 今年一年を振り返ると、医学医療の分野では、今年も「がん」と闘った一年だった。内視鏡による普通のポリープ切除以外にも、EMRやESD、その他FTR(消化管全層切除術)を行った。緊急出血の止血や、異物除去、術後狭窄の拡張、ステント挿入なども行った。他の医療機関では治療出来ないといわれて紹介されてきた難しい症例もあり、ぎりぎりの内視鏡手術を行ったこともあったが、なんとか重篤な合併症を起こさずに、患者さんを救い続けられたことを神様に感謝したい。
 なかでもとりわけ、今年もっとも印象的だったのは、MP(固有筋層)まで浸潤した胃癌を内視鏡で治療した症例だ。姑息的内視鏡治療が奏効したのである。ちょうど、京都3区の衆議院議員補選、選挙運動開始の直前だったので、なおさら、印象深い。
 症例は、70歳代の男性で、他に重篤な疾患があり、本来なら、開腹手術するところだったが、それができない。しかし、癌からは血がにじみ出続けていて、貧血が進行している。なんとかしなければならない。幸い、PETとEUSで転移がなさそうだったので、迷った挙句、ESD+αで進行癌の内視鏡的局所切除を試みて、幸いにも成功した。

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治療前

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治療後6カ月

 進行胃がんを内視鏡で治療することなど、原則適応外であるが、本例のような合併症がある症例については、サルベージ治療の選択肢の一つとして、ありうると考える。
 今年9月の東大医学部の同期会で、ある同期生が「がん撲滅」なんて出来るわけがないと言った。確かに、ある意味その通りであるが、今の科学技術を適用すれば減らすことはできる。本例もピロリ菌陽性、10年前にピロリ菌を退治していれば、こんな苦労はしなかったでしょう。
 来年も、自分やスタッフの健康に留意して、最先端の科学技術を情熱をもって提供し続けたい。

ところで、今年の中盤から、地方自治体が運営する国民保険の査定が尋常でなく、大変厳しいものになっている。赤字であるからといって、調べもせずに医学的不適当ということで無茶な査定を続けるのは、法の支配する国の公的機関の所業としては大変遺憾なものである。おおいに懸念している。(ちなみに会社が運営する社会保険の査定は変わっていない)
 


2016年を振り返って 政治編

 今年一年、薬を飲みながらも、健康に恵まれて、活動できたことを感謝しています。
 今年の一番出来事は、今春、京都3区の衆議院議員補欠選挙に立候補したことでした。負けて残念でしたが、いろいろと不利な条件のなかでの戦いでしたので、それなりに善戦したと思っています。たとえば、無所属の立候補者はテレビでの演説の機会が与えられません。私の「がん撲滅」「健康を国家戦略に」のスローガンは、良くよく説明しないと、社会にとってどのくらい大事かわかりにくいものです。
 オプジーボをはじめとした高額な分子標的薬剤が、各種疾患治療の柱として数多くつかわれるようになって、今年、医療費は年間四十兆円をこえて、四十四兆円に跳ね上がっています。今年の後半、オプジーボの高価格が社会問題としてマスコミに取り上げられました。そのときでしたら、私の主張ももっと浸透していたかもしれません。
 「がん」や「健康」はお年寄りだけでなく、若い人たちにも本当は切実な問題なのです。政治が間違えば、助かる「命」も助からず、失わなくていい「健康」も失ってしまします。しかし、そればかりではありません。払わなくてもいい「お金」も支払うはめになるのです。地方自治体は、国民健康保険の運営をしてますが、今年は、医療費の増加で相当苦しんでいます。
  国民の健康と経済、生活を考えれば、いまこそ、効果のある健康政策が求められている・・・・・来年も頑張ります。
 
がん撲滅ロゴマーク

広島訪問

今日は、内科学会のウィルス講演会で 広島まで出かけて来ました。エイズをはじめ SFTSV、エボラ、ジカ、MERS、新型インフルエンザなどなど。ほんとに 嫌なウィルスが、何種類もあるものです。昼休みに平和公園にいって、原爆に倒れた方々の慰霊と鎮魂 そして 恒久平和をお祈りして来ました。

UEGWレポート パンは腸に悪い?!

去年の欧州消化器病週間では 乳化剤が 腸の表面のぬるぬるシールドを 壊して 腸に慢性の炎症を引き起こすことが話題になっていました。乳化剤は 加工食品のほとんどに入って、中でもパンにも結構入っていて 乳化剤の入ったパンをやめて ご飯にしましょうと ちょっと前のブログに書きました。
  今年の注目セッションでも、小麦(パン)が話題に上っていました。小麦には、グルテンが入っていて、白人の数パーセントの人たちには、グルテンに対して遅延型のアレルギーがあることは、よく知られています。(日本人には遅延型のグルテンアレルギーはありません) 
今回の注目セッションで言われていたのは、このグルテンではなくて、パンに含まれているATI(アミラーゼ-トリプシン阻害物質)です。このATIは食べたものの分解を妨げて、食物アレルギーを起こしやすくするのだそうです。このATIは煮ても焼いても失活しないのだそうです。
   やっぱり、腸にはお米がいいんですね〜


UEGW2016に参加

UEGWに参加するため、はるばるオーストリアのウィーンまでやって来ました。アメリカでは 売れない フジフィルムのBLI (blue laser imaging)が ヨーロッパでは 販売されています。アメリカではblue laser の生体への影響に関して 基礎的データがないとの理由で販売許可が出なかったそうです。
今年は、どんな潮流があるか?明日から サイエンスセッションに参加します。

エジプトで 日本人は人気あり

  何十回も海外旅行してきたが、今回のカイロでは特別のことがあった。観光でカイロ市内を回っていると 見知らぬエジプト人が、英語は話せるかと聞いてくる。話せるよと答えると 次には国籍は?と聞いてくる。日本と答えると、じゃあ一緒に写真を撮ってくれと頼んでくるのだ。一人だけでなく4人も別々の場所で。どういう意味か最初は面食らったが、彼らは日本人と一緒に写真が撮りたいということだった。びっくりした。
   また、町を馬車で走っていると学校帰りの30人くらいの子供達から英語でこんにちはと一斉に声をかけられた。アッサラーム アライクム(アラビア語でこんにちはの意味)と答えるとわーと歓声が上がった。エジプト人は親日的で、うれしい限りだ。
   観光立国 エジプトは治安が悪いとのことで観光が激減しているが、実際に来てみると観光地には、多くの警備員がいて、大丈夫だった。

乳化剤は 腸のバリアを破壊する

   今年も、秋の学会シーズンが巡って来ました。
  去年のヨーロッパ消化器病週間のメインセッションで話題になったのが、「乳化剤の腸への悪影響」である。
   乳化剤とは、親水性の部分と疎水性の部分を持つ分子で、水と油を混ぜ合わせる働きがある。簡単に言うと石鹸みたいなものである。加工食品をツルツルにして 見た目新しく見えるように使われている。加工食品の殆どに入っている。
   一方、腸の表面には、ぬるぬるとした薄い粘液層がある。生体はそこにIgAを用いて いい細菌をトラップして 腸の細胞を守っている。薄い粘液層は、いわば、地球を守るオゾン層とか SF映画のミサイルを防ぐシールド バリアみたいなものである。
   問題は、このバリアが、乳化剤で薄くなること。口に入れる乳化剤が多いと、この大切なぬるぬるバリアがなくなってしまう。結果、腸には潰瘍ができて、慢性炎症となる。
   学会では、以上のような内容の実験結果が丁寧に議論されていた。簡単に言うと加工食品を食べると腸の病気が増えるというわけだ。
    ウィキペディアで、乳化剤の含まれている食品を調べてみると パン クリーム アイスクリーム ホイップクリーム 乳製品  ちくわ かまぼこ 豆腐 ソーセージ うどん マヨネーズ などなど、何にどれくらい入って入れているかは、書いてなかったが、実際には、加工食品の殆どに 乳化剤の表示がある。
   内視鏡を長年していて、近年、 終末回腸に小さな潰瘍を見つける頻度が高くなってきて、どうしてだろうと思っていた。10人に一人ぐらい終末回腸に潰瘍があるのだ。これだったのかもしれない。またいま 日本では 潰瘍性大腸炎やクローン病などの慢性の腸の病気がうなぎのぼりに増えている。これもまた、乳化剤のせいなのかもしれない。
   テレビを見ていると 腸を守るには、いい腸内細菌をたくさん取れ取れと加工食品業者が宣伝しているが、本当に大事なのは、乳化剤を避けることのようだ。
ということで、私のお勧めは、パンではなくて、ごはん。加工食品ではなくて、原材料を買ってその場で調理したものを食べること。少ない人数の食事を毎日原材料から作り続けるのは大変だから、核家族よりも大家族。そういえば、子育ても核家族より大家族の方が楽だ。

健康格差 秋田の胃がんについて

健康格差という番組がいま放送されています。専門家の目から見るとハテナのところがありました。胃がんの原因は、塩分でなくピロリ菌です。秋田は年齢調整死亡率は41人/10万人だが、同じ塩分好きの東北の宮城は25人でした。青森 岩手 山形も高めですが、その他の地方とそんなに変わりません。この20年前後のピロリ菌への取り組みついて、比較データが欲しいところです。どの県でも胃がんはここ20年大きく減っています。

オリンピック・パラリンピック成功に向けて~国と都の連携、その方策と課題

東京オリンピック・パラリンピック成功とは何か、考えてみたい。なぜなら、成功の意味を明確にしないまま、国と都の連携について語ることはできない。理念を統一することが、連携の基本である。

オリンピックは一八九六年、クーベルタン伯爵が提唱した、古代ギリシャで行われていた平和の祭典にちなんで、近代の世界平和を目的とした祭典である。争いがある中でも、「互いの命の輝きに接し、理解し、讃え、尊重し合って、平和を追求する。」まさに、世界平和の追求が本来の理念である。

今日の国際社会においても、北朝鮮の核、ISISのテロなど、平和を揺るがす大問題がある。日本においても、中国との尖閣問題、ロシアとの北方領土の問題など、対応次第によっては平和が崩れる事案がある。これらの問題は、「互いに人として接し合い、語り合い、競い合い、互いの命の輝きを見つめあって、理解すること」が解決の基礎となる。平和の祭典オリンピックは今日においても、大変意義深い。

また、このような伝統的な「平和な理念」に加えて、今日的な意義も大きい。オリンピックでは世界の人が日本に注目する。観光立国を目指す日本にとっては、その経済的効果は計り知れない。また、もう一つ、オリンピック東京誘致に成功したとき、国民が感じたのは「わくわく」感である。長い不況に苦しんだ閉塞感を打ち破るインパクトがあった。「明日への希望を国民の心に打ち込むこと」は、まさに、今の日本の政治に求められていることである。

以上のような意義を考えると、「利権汚職」とか「手抜き工事」とか、「盗作デザイン」などは絶対駄目である。国民の心が死んでしまう。不正を排除して、手順も結果もわくわくするような美しさで進めなければならない。世界平和と日本発揚の理念に燃え上がれば、国と都、必ずや一致団結するはずだ。以上

 ちなみに、7月末の都知事選挙で小池先生が当選して、東京10区の補選が行われる。10月11日告示、10月23日投票。自民党は公募を選んだ。若狭先生を候補に据えるための公募と予想されている。公募には論文があり、そのテーマは「~オリンピック・パラリンピック成功に向けて~国と都の連携、その方策と課題」というもの。

 私としては、東京都、政府、与党一丸となって、世界平和と日本発揚のために、素晴らしいオリンピックを開いてもらいたいと考えている。

 

NHK杯戦 船江5段対千田5段を観戦 5六桂では1五歩の攻め合いで先手有利だったのでは?

途中まで激戦だったが、1六歩を無駄手にした先手が負けた。こんちゃんと検討してみた結果、1五歩の攻め合いが有力でした。

大きくなった杉の宿、東大将棋部OB会に参加

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20日21日と東大将棋部のOB会に参加。OB15-16名、現役生15-16名参加。2勝2敗でまあまあでした

場所は湯河原、杉の宿。「杉の宿」・・・?!そんなみすぼらしいところでするの?。私の記憶では、杉の宿は、バラック風の宿で、100平米ぐらいの対局場兼食堂と100平米くらいの簡易宿泊施設に部員が雑魚寝という大変みすぼらしいところ・・・。

しかし、昨日、到着してみると、杉の宿は、「鉄筋4階建ての大きなビル」であった。しかも、鉄筋4階建てエレベーター付きの新館と一回り小さい鉄筋4階建ての旧館と大昔のみすぼらしい一階建ての旧旧館。私が記憶していたのは、そのみすぼらしい旧旧館だった。きくと、平成6-8年頃と平成13-14年頃に鉄筋建てを建築したそうだ。
平成の世、いろんなものが、すたれたり、起こったりする中で、杉の宿はまさに興っていたのである。
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将棋部・囲碁部。麻雀、チェスなどの合宿に特化した、旅館を作ることで、ニッチな需要を掘り起こし、厳しい平成の旅館生き残り競争に勝利をおさめていたのである。杉の宿では、多くの高校や大学の将棋部や囲碁部の合宿が行われていた。

しきりに感心していたところ、一層広くなった一階の食堂兼道場の壁に、張られていた色紙に驚いた。
27年前の東大将棋部の合宿の寄せ書きが飾られていたのである。
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確かに、27年前、みすぼらしい旧旧館に来ていたのである。

地方創成のヒントがここにもあるとおもう。ニッチな需要を掘り起こして、効率のよいサービスを提供する。
地方創成予算1000億円のうち、まだ800億の来年度予算がまだ募集中らしい。


たぶち正文講演会にご参加いただきありがとうございました。

本日の銀座の講演会には、約100名の方が集まってくださいました。講演では、がんの死亡率が他の疾患に比較して、ますます増えている日本の現況、大腸がんの問題、タバコの問題、高額抗がん剤(分子標的薬剤)の問題、いまの日本が直面している様々な医療問題について解説を加えて、日本人を守るための解決策とがん予防11カ条、タブチノミクスについて、約1時間、話しました。私がこれまで体験してきた苦悩と決断についても語りました。皆さんには賛同していただき、最後は、万歳三唱でお開きとなりました。
きょうは都知事選の投票日で、小池さんが290万票で、増田さんの178万票、鳥越さんの134万票を圧倒しました。新しい風が吹き始めたようです。
ピアニストの中村紘子さんが先日、大腸がんでお亡くなりになりましたが、また、今日、九重親方、千代の富士関が膵臓癌でお亡くなりになりました。膵臓癌は死亡率が高く、今後どう予防するか?これからの課題です。
中村紘子大腸がんの問題
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たぶち正文講演会を開催します

本日、7月31日午後6:00から、銀座で、「「がん」にならない生き方」というタイトルで講演します。
予定は、約1時間の講演の後に、立食の懇親会があります。
場所は 銀座ブロッサム 東京都中央区銀座2-15-6  03-3543-5677
会費は3000円です。 当日、直接ご参加歓迎します。
 

進行性のがんとは?小林真央さん進行性の乳がんで闘病中 なんとか治ってください

「進行性がん」という言葉の説明で、テレ朝のワイドスクランブルに行ってきました。3:00からの海老蔵さんの会見で、小林真央さん(33)は乳がんだったそうです。一年8ヶ月前に検診でみつかって闘病を続けていて、1ヶ月以上の入院も何回か、しているとのことです。会見を聞くと遠隔転移もありそうなコメントがあって、大変だと思いました。子供さんたちも幼いし なんとか治って元気になって欲しいと思います。いろいろな薬が開発されていますので、保険診療だけに縛られないようにして欲しいところです。
ちなみに 一般的には、ステージ2以上が進行がんです。

消費税増税延期は妥当。 たばこ課税を重くして、健康と財政を健全化の同時達成を!

  G7で「世界景気に暗雲が立ち込めている」との宣言をうけて、消費税増税を延期すべきだと安倍首相が昨夜述べた。マスコミでは、「それは実態とは違う、認識間違いだ、演技だ」などと批判しているが、新興国のうちブラジル、中国、ロシアの経済状況は内政の失敗や経済循環の流れにより、明らかに悪くなっており、安倍首相の認識は、正しいと思う。
 とくに、日本の投資はそれらの国々に向かっていたから、金融立国などと言っていた数年前のころを考えると、この状況の暗転で、日本はさらに厳しい状況にあることは明らかなのである。簡単に言うと、投資の失敗で資産の減った日本人は少なくない。
 日本の消費を日本経済の上昇の原動力にする基本的政策の流れの中で、消費税増税延期は、妥当な政策だ。今、戦われているのは、大蔵省畑の方々と経済界畑の方々の綱引きである。報道によれば、増税延期に反対が麻生財務大臣と、大蔵省出身の谷垣幹事長であるという。旧大蔵省一派は反対なのだ。
 さて、消費税が上がらなくなって、不足する5兆円どうするかというマスコミの論調があるが、GDPは約400兆円ぐらいであり、この消費税増税延期で、景気が2%上向けば、歳入の不足は半分カバーできるだろう。何よりマイナス金利的政策で、国債の利払いが減っているのが大きい。

 ところで、諸外国の制度では、たばこの健康被害は、医療にかかる費用の15%と言われていて、その健康被害は、吸う人があらかじめ、払うようになっている。だから、アメリカも中国もタバコの価格は高いのである。
 わたしは、日本もこれに倣うべきだと思う。医療費40兆円の15%は6兆円。今、地方自治体は増大する医療費のもと国民健康保険の負担で、財政が赤くなっている。日本たばこ産業は、地方自治体にこの金額を毎年配るべきである。毎年6兆円支払う、これが国際的な常識であり、本来、3党合意の「自助」の具体的な意味であると私は思う。 市長さん、区長さんたちの待ち望んでいる政策だ。
 みなさん、もうお気づきと思うが、タバコの税金は、財務省の省益。「省益あって国益なし」のようなこと、あってはなりません。国民の健康と国の行く末を考えるなら、財務省のお歴々もきっとわかるはずだ。 

ミッドウェイ海戦の反省を

 サンディエゴに来たのは、4回目、サンディエゴ港には、使わなくなった空母ミッドウェイが人寄せのために浮かんでいる。これまで、ミッドウェイにきた時には、飛行機を乗せているだけで、とくにこれといったアトラクションもなかった。ところが、今回やってきたら、150m×40mある広い格納庫でなんと、ミッドウェイ海戦の詳細な解説と映画が展示されていた。日本の運命を暗転させた戦いについて、これまで、映像を見たことがなかったのであるが、さすがに日本の空母が爆裂する映像を見せつけられると、胸がつぶれた。この戦いに負けなければ、第二次世界大戦で300万人もの日本人が死なずに済んだのである。悔しい。
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 負けた理由は、当時の日本軍の幹部が慢心して科学を無視したことにある。料亭では、極秘作戦をペラペラしゃべり、そして、無線を傍受されているのも知らずに無線を使いまくり、最新のレーダー技術をアメリカ軍が持っていることも知らず、日本軍は、敵の待ちうける海域に、のこのこと、ミッドウェイ島を取りに行ったのである。
 ミッドウェイ海戦のつらい映像を日本でもしっかりと公開して、反省して、明日の日本の糧にしなければならない。慢心して科学を無視すると、負けて死ぬということをしっかりと記憶に残すべきだ。
 最新科学は今の日本でもなかなか採用されない、そのため、多くの日本人の命が危機に瀕しているのは、いまも同じだ。なにを言っているのかわからない人も多いだろう。今の日本には、がんを予防する技術があるのに、政策として採用されてない。あと2-3年で、年間100万人もの方がガンになり、年間40万人もの方がお亡くなりになるのに、がんを予防する最新科学を日本政府は軽んじている。なんとかしたい。

バイオシミラー

 
様々な抗体製剤が開発されて すでに 15年ほどが経ち 特許が切れ始めている。2020までには売れ筋の薬剤のほとんどで特許がなくなる。抗体製剤のほとんどは輸入製品で年間約2兆円弱の輸入量となっている。医薬品の売り上げは日本全体で年間約8兆円だから、抗体製剤の問題は大きな問題なのである。
特許が切れれば、ジェネリックを安く作ればいいと考えてしまうが、抗体製剤は分子が大きく、作り方が微妙で難しい。同じ分子と言っても大きすぎて本当に同じかどうか、簡単には調べられない。
 そこで、バイオシミラーという仕組みが、ヨーロッパで生まれた。新規薬品とジェネリックの間のような仕組みだ。薬の効果も副作用も同等だという臨床試験が要求される。
アメリカの消化器病週間で、バイオシミラーのセッションに参加した。
座長の1人にきくと、フランスでは、バイオシミラーの価格は30パーセント引きで、保険はバイオシミラーだけ?!だそうだ。

抗体製剤の価格の高さが社会問題になっているのは、世界中同様だ。日本もヨーロッパにならって、抗体製剤のバイオシミラーや抗体製剤のそれ自身の製作と販売を考えるべきだろう。今のところ、日本の製薬会社はバイオシミラーを売っていない。フランスと同じ30パーセント引きなら、年間5000億円が浮いてくる。日本でもバイオシミラーの製作を考えるべきだろう。

ちなみに、日本では小野薬品が新規抗体製剤のオプジーボを開発して世界へ売り出している。オプジーボの適応疾患の広がりと 価格と売れ行きも気にかかるところだ。

今年もDDWに参加します アメリカでもトランプさんの話題で持ちきりです

サンディエゴに来ました。明日から始まるアメリカ消化器病週間に参加します。サンディエゴは今回が4回目です。
大きな学会で、2万人ぐらい集まります。ホテルは、どこもいっぱいで、値段がこの期間だけ2倍ぐらいになっています。
 24時間空いているスーパーでタイムがトランプ共和党大統領候補の特集を出していたので、早速買ってざっと読んでみました。奥様は三人目ですが、始めの奥さんの時の三人の子供たちがいて幸せそうな家族写真が印象的でした。
なかなかのナイスガイパパです。
また、不動産屋の他にも、いろいろ手がける商売人なんですね。いろんなもの売っていました。大学も持っているようです。

ペットボトルに写真つけているのが、すごいですね〜これを配ると日本では選挙違反ですかね〜?
テレビでも、トランプとヒラリーのどちらに入れる?どっちの言うことも信じられないわ、なんて流れていました。
私は、トランプが勝ちそうに感じます。アメリカブランドを高く売りつけて来そうです。
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